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脇道まとめ。性別入れ替えファンタジーは、なぜ日本では哲学と呼ばれるのか?

ひょんなことで、パパムス(パパとムスメの7日間)という2009年のドラマを観たのだが、これはどうやらポスト転校生らしい。転校生というと永井均が哲学の源泉にするものなのだが、パパムスはおそらくポスト永井均的な何者かかもしれない。 普段は鋭意ハイデガー読解してるわけだが、先月ぐらいから、永井均が転校生だけが輪廻のような宗教じみたカント解釈に陥らない唯一の哲学だというのはなぜなのか?という話題を、それとなくしていたのだが、分かる人には分かってたと思うが(笑)。 結論から言うと、ポスト転校生的なパパムスでは、性別入れ替えファンタジーで、アンチ・ビルディングスロマンスが完成しているからだ。ムスメと入れ替わったパパだけがヒーローに成長してしまう、というポスト転校生が何を表象しているのかは明らかだ。 続きを読む
人文 転校生 永井均 パパムス ハイデガー パパとムスメの7日間
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
「脇道まとめ。性別入れ替えファンタジーは、なぜ日本では哲学と呼ばれるのか?」をトゥギャりました。 togetter.com/li/970123
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ひょんなことで、パパムス(パパとムスメの7日間)という2009のドラマを観たのだが、これはどうやらポスト転校生らしい。転校生というと永井均が哲学の源泉にするものなのだが、パパムスはおそらくポスト永井均的な何者かかもしれない。
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
結論から言うと、ポスト転校生的なパパムスでは、性別入れ替えファンタジーで、アンチビルディングスロマンスが完成しているからだ。ムスメと入れ替わったパパだけがヒーローに成長してしまう、というポスト転校生が何を表象しているのかは明らかだ。
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
普段はハイデガーの精読の最中だが、ちょっと脇道にそれたので、単元話題としてまとめておく。ハイデガー読解の関心からは、転校生を存在論とする永井氏は、性転換こそ輪廻に陥らない存在論だといっているようなものなのだが、ハイデガーからはそれが存在論といえるのか?
森岡正博 @Sukuitohananika
染色体起因のインターセックスの場合、偽になります。 twitter.com/ytb_at_twt/sta…
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
今丁度、永井が哲学(存在論)をトランスセックスと混同してるとまとめたばかりだが、ISとTSの話はTG界では古い論争。それに哲学的に注目するとは。タカ基地さんが、永井と森岡はハイデガーが読めていないと言っていたのを思い出した。 pic.twitter.com/xUpmtjKJTV
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
欧米では中絶と同性愛だけが正真正銘の政治論争だが、かねてより、日本では性同一性障害立法以来、右傾化しか政治論争にならない、という話題をしているのだが、哲学では性同一性の話以外、似非哲学だといっていることになるわけで、それもすごい話だなぁ。

以下、ソートは最新順


大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
演劇的というか、ストレートに漫画チックよね。コミカル。欧米人が絶対に発想しない話であるように思える、性別入れ替わりファンタジーって。西欧文明のタブーかもしれない。だからそれが全てを暴いてしまうほどインパクトが有るという。@Hachi_Astroboy
はち公 @Hachi_Astroboy
演劇畑から見ると、人格入替物は演技力アピールに向いている、とも言えます。が、何をやっても転校生と言われ、転校生の持つオリジナリティを越えられない。 @sunamajiri
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
サトウハチローは、うちの母のお父さんの弟が、サトウハチローの娘と結婚していて、最初旧文部省の役人で上司をぶん殴って電通のお偉いさんになった人だが、私が小さいころ、サトウハチローは私宛の手書きのメッセージを絵本に書き込んで送ってきてくださったのよ。@Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
それにしても、転校生の原形が、うちの親戚のサトウハチローのあべこべ物語とはしらなかった。児童文学の王道なのね。知らなかった。(^-^)/ 児童文学は性の越境をどう描いてきたか その1入れ替わり・性転換 d.hatena.ne.jp/yamada5/201108… @Hachi_Astroboy
はち公 @Hachi_Astroboy
親がTV漬けで実家のHDDレコーダーが連日唸ってましたから、真面目には見ていない(疲れて帰って来たら食事時に流れてる訳で)ですが、ある程度は知ってます(^_^;) @sunamajiri
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
私のTLで哲学ないし哲学学の話題になるときは、ほんとうにそれが非存在論でないといえるのか?というのをやっていることになる。つまり転校生は存在論なのか、という命題を研究していることになるらしい。@Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
なぜ、入れ替えファンタジーだけが、非輪廻的で哲学的か、というと、こういう対話が成立するから、というのが永井氏の転校生論なのだが。amazon.co.jp/review/R3B0HYG… @Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ちなみに、ポスト転校生としてのパパムスは、パパがムスメによって成長するのだが、欧米でたとえばトータル・リコールは、入れ替えられる前のアイデンティティーが悪人なので、入れ替えられた先のアイデンティティーで救世主になる物語なのよね。@Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
そうそう、それを日本では哲学者が、それこそ輪廻に落ち込むカント解釈から、哲学を真に導く唯一の道だと語るんですよ。それが永井均の主張のようで、彼はとりかへばや(性別入替りファンタジー)が原形とは語らないんだけどね。@Hachi_Astroboy
はち公 @Hachi_Astroboy
元来はファンタジーの分類ではないかと思います。人格(魂)と肉体が分離して入れ替わるというシチュエーションがサイエンスの延長としてある程度皆を納得させられるには、何を元に論理構成すれば良いか?という事かなと。 @sunamajiri
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
youtubeに英語字幕版とタイ語?字幕版で全話あるからみてみて(^-^)/ youtu.be/a5ppoq9to0E ムスメがパパを成長させるから(^-^)/ @Hachi_Astroboy
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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
ところで、転校生のようなとりかへばや譚が、パパムスはムスメと入れ替わったパパが、戻ったらパパだけが成長していた。ムスメはあまちゃんのように成長から自由でいられた、というポスト転校生の物語になっているのが瞠目なのだが。@Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
文庫新刊で今買ってきたが中島義道のカントの時間論 amazon.co.jp/product-review… だが、永井均が新刊書の前半で、中島義道は、とりかえばやがわからない、輪廻を語っている、とりかえばやが物自体だ、と繰り返すのが興味深いのだが。@Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
最近、私が哲学(学)ということで問題意識を持っていることを端的に言うと、この永井均がとりかへばや(性転換)こそ輪廻という仮象に打ち勝つ真の哲学現象だという主張が、なぜ欧米では不要なのか、という観点なのだけどね。そこを見ているのだ。@Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
未研究なのだが、欧米でこの入れ替え、乗り移り、とりかへばや、性転換というのはSFの原形になってない気がするのよね。ところがトータル・リコール以後だったか、アイデンティティーの入れ替えがSFになってきてるのが興味深いのだが。@Hachi_Astroboy
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri
それが転校生と原作でしょう。それよりWIKIみたら、そのジャンルの先駆は、うちの親戚のサトウハチローの児童文学だそうだ。このとりかへばや(性転換)譚こそ、輪廻ではなく哲学の真実の問いだ、と永井均が繰り返すんだけどね。SFというより児童文学のようだね。@Hachi_Astroboy
はち公 @Hachi_Astroboy
個人的には、転校生(※山中恒「俺があいつであいつが俺で」)がこのジャンルの唯一の代名詞として君臨し続けている事に興味あったりします(^^) RT @sunamajiri ちなみに、私の哲学(学?)的な最近の関心は、永井氏のような転校生(入れ替わりSF)が…
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