軍事学暫定まとめ

部誌その他で使う予定の軍事学関連ツイートまとめ
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てすら @Teslamk2t

メモ:敵戦線・部隊に対する側面攻撃および背面攻撃は通例、勝敗の決定そのものよりも、むしろ「決定後」の成果にとって有利である。換言すれば戦線の立て直しのために派遣された援軍を本軍から分離するよりも、本軍と合体させるほうが有利である「戦争論中間p41

2010-03-08 09:24:50
てすら @Teslamk2t

しかして、戦闘を立て直すために増強された援軍が、敵の側面或いは背面を襲撃することによって生じる精神効果は絶大であり、しかも

2010-03-08 09:27:34
てすら @Teslamk2t

メモ:退却を完了するためには、絶えず後方から追撃する敵軍に対して大胆果敢に対抗することが必要である。(略)退却の最後衛は圧倒的劣性のまま敵の追撃先方軍と激烈な小戦闘を繰り広げることもあるだろう。(略)しかしこの犠牲による代価は十分なものである。p100-123

2010-03-11 18:26:41
てすら @Teslamk2t

メモ:優勢な敵に対し最後の一兵まで抵抗するというような極度の窮境において、およそ秩序ある退却は全く不可能である(例:イエナおよびベル・アリアンスの戦い)(略)分散した兵を集合し、こうして秩序と勇気、指揮官に対する信頼を回復するために退却時に軍を分割してはならない。p102

2010-03-11 18:34:24
てすら @Teslamk2t

メモ:突破(Penetration)とは一点に戦力を集中して敵の防御線を突き破ることである。突破後には必然的に敵に部隊両側を挟撃される恐れがあり、もし後続部隊が第一陣に続かなかったら補給の断絶により突破は失敗する

2010-03-13 02:37:52
てすら @Teslamk2t

包囲(Envelopment)とは敵が退却できないように取り囲んで攻撃することである。片側だけから包囲するのが「片翼包囲」、両側から包囲するのが「両翼包囲」、両翼包囲の外側に2重の包囲の態勢をとって敵を殲滅するのが「両翼二重包囲」である。

2010-03-13 02:38:08
てすら @Teslamk2t

兵力編成について:歩兵・工兵・・・分隊=約10名、小隊=数十名、中隊=約100名、大隊=数百名、連隊=約1000名、旅団=数千人、師団=1~2万人

2010-03-13 02:40:40
てすら @Teslamk2t

機甲兵力・・・小隊=3~4両、中隊=10数両、大隊=数十両、連隊=約70両~100両弱、師団=数百両。砲兵・・・中隊=数門、大隊=十数門、連隊=数十門~100門弱、師団=数百門

2010-03-13 02:41:49
てすら @Teslamk2t

渡河作戦を行う際には

2010-03-13 02:50:18
てすら @Teslamk2t

市街地戦とは往々にして消耗戦の様相を呈する。

2010-03-14 02:20:01
てすら @Teslamk2t

市街地攻略・・・市街地を迂回することが不可な場合は市街地包囲を行う。この場合次の手順を踏む。①小部隊による市街地への威力偵察②主力による郊外の敵部隊の撃破及び補給路の断絶による包囲③全兵力による市街地への突入

2010-03-14 02:23:46
てすら @Teslamk2t

市街地戦で忘れてはならぬのは②の段階の徹底である。もし、包囲が不完全な場合は敵増援によって包囲戦力が粉砕される恐れがある。

2010-03-14 02:26:21
てすら @Teslamk2t

砲撃戦・・・砲撃火力には以下の三種類が存在する。1.攻撃準備射撃:攻撃目標付近の敵を砲撃して弱らせる(攻撃前)2.突撃支援射撃:突撃を成功させるため、前面の敵に砲撃を集中する(攻撃時)3.突撃破砕射撃:前進してくる敵の戦車や歩兵を集中的に砲撃する(防御時) 。

2010-03-14 02:29:43
てすら @Teslamk2t

インターセプト・・・敵戦爆連合が我が市街地に熾烈な爆撃を加えようとするならば我が方は対空戦力をもってそれを防がなければならない。空対空戦闘では高度が高い方が有利なので、迎撃を上空に滞空させるために、レーダーなどで敵軍の接敵をあらかじめ察知することが重要である。

2010-03-14 02:40:19
てすら @Teslamk2t

砲兵が耕したあと歩兵が進むと言われた第一次世界大戦。面積当たり砲弾を何キロ撃ち込めば有効か計算して戦った第二次世界大戦。現代兵器は、両大戦の兵器を完全に陵駕し、信じられないぐらいの火力を瞬間的に精密に集中できる。

2010-03-15 01:18:20
てすら @Teslamk2t

古来の世界中の村落社会では、「女児のみを育児放棄」した。これは人口増減に関わるのが女のみであるからだ。そして戦争もまた人口調節の機能を有していた。

2010-03-15 01:23:49
てすら @Teslamk2t

戦争と女児殺しは、かろうじて食べて行くだけの状態まで生活水準が下がってしまうのを阻止するために行う人口調節に対して石器時代の祖先が支払わなければならなかった代償の一部である。

2010-03-15 01:24:40
てすら @Teslamk2t

男児の優遇を通して行われた人口増加規制は、文化が自然に対して収めた驚くべき「勝利」である。親がわが子をほったらかしにしたり殺したりするには、非常に強い文化的強制力が動機として不可欠である。そして、戦争は、こうした強制力や動機を与えた。

2010-03-15 01:25:59
てすら @Teslamk2t

@iiyamaline 他人の土地を奪うには戦闘力が必要だが、村が持つ農地や生産力は限界があるので、男児の養育を奨励し、男児の男らしさを戦闘力の育成として称賛する一方で、戦うことのない女児の価値を下げていった。よって女児の養育優先度は下がり、そのために人口制限が行われたのである。

2010-03-15 01:29:26
てすら @Teslamk2t

つまり、戦争を行うのは「食料・農地を得て人口を保持するため」であるが、古来の世界では人口を際限なく増大させることはできないので、どうにかして人口抑制策をとらざるを得なかった。それが戦闘に必要ない女児の育児放棄(=出生率の低下)だったのである

2010-03-15 01:33:03
てすら @Teslamk2t

注意点:国家ができ戦争が巨大化した時代では人口調整としての戦争は成立しない。男性数が戦争による大量死で減っても人口増加は女性の数で決まるためである。(WW1・WW2後の人口増大を鑑みよ

2010-03-15 01:34:27
てすら @Teslamk2t

だめだな、簡易な言葉にできない・・・。ようは「

2010-03-15 01:36:45
てすら @Teslamk2t

前衛・・・軍の大規模展開時に本隊の数十km前方に配置する軍。前衛の目的は敵の監視と敵部隊の侵攻を食い止め、時間稼ぎすることである。前衛は本隊と離れ過ぎてはならない。なぜならば迂回・包囲される恐れがあるからである。最終的に前衛は本隊が形成する戦線に収容されるべきである。

2010-03-16 15:54:00
てすら @Teslamk2t

前衛は追撃時には追撃軍の主力に、退却時には殿軍となる重要な軍である。前衛が強大であれば、敵は本隊迂回の意図を挫折せざるを得ない

2010-03-16 15:56:05
てすら @Teslamk2t

ロシア軍の防空ドクトリンは広大な領土を守護するために、Mig31のような高速・長距離戦闘機、いわゆる「空飛ぶSAM」と長射程SAMによって広く浅く守るといった具合である。更に重要拠点にはMig29などの前線戦闘機がおかれる前線戦闘機と

2010-03-16 16:08:08