DV(ドメスティック・バイオレンス)から逃れるため・大事な人をDVから守るために知っておきたいこと

DV(ドメスティック・バイオレンス)についてと、DV被害者の救済手段についてをまとめました。 一人でも多くの方がDVから逃れられますように。
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古明地なお @nao_komeiji

一般的に男性が、妻や恋人など親密な関係にある女性に暴力をふるうこと「ドメスティック・バイオレンス(DV)」と呼びます。 (DV被害者が男性の場合もあります)

2016-05-11 10:17:36
古明地なお @nao_komeiji

女性の20人に1人が、生命の危機を感じるほど夫から暴力を受けたことがあると答えたことから、2001年には「DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律・配偶者暴力防止法)」が施行され、警察が介入できるようになりました。

2016-05-11 10:18:24
古明地なお @nao_komeiji

「DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律・配偶者暴力防止法)」とは、 配偶者からの暴力に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図ることを目的とする法律です。

2016-05-11 10:19:27
古明地なお @nao_komeiji

被害者が男性の場合もこの法律の対象となりますが、被害者は、多くの場合女性であることから、女性被害者に配慮した内容の前文が置かれています。

2016-05-11 10:20:14

事例は少ないですが、「女性が男性に対して行うDV」も存在します。

古明地なお @nao_komeiji

DV支援センターやシェルターと呼ばれる緊急一時避難所などにも相談や避難ができます。

2016-05-11 10:21:15
古明地なお @nao_komeiji

暴力には主に次にあげるものがあります。 1.身体的暴力(殴る・蹴る) 2.精神的暴力(罵倒する・無視する) 3.社会的暴力(行動を監視する) 4.経済的暴力(生活費を入れない・働かない) 5.性的暴力(セックスや中絶の強要)

2016-05-11 10:22:10
古明地なお @nao_komeiji

加害者の男性(DV加害者)は家の外では比較的おとなしいのですが、親しい人に対しては支配的で嫉妬深く、女性を男性の所有物と考える傾向があります

2016-05-11 10:22:48
古明地なお @nao_komeiji

その暴力には一定の周期があります。 まずは、ストレスは蓄積されるものの暴力には至らない「緊張の蓄積期」があります。 そして、抑制の効かなくなる「暴力の爆発期」を経て、謝罪して極度に優しくなる「ハネムーン期」がやってくるのです。

2016-05-11 10:23:31
古明地なお @nao_komeiji

外部からの介入がない限り、このサイクルは同じように回り続けていきます。

2016-05-11 10:24:12
古明地なお @nao_komeiji

DVの被害女性は長年の精神的打撃により抑うつ状態になっているため、解決への糸口を見失いがちです。 また、単なる暴力や外傷の問題ではなく、「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」をも視野に入れた治療が不可欠となります。

2016-05-11 10:24:57
古明地なお @nao_komeiji

精神的な立ち直りを助けるための治療、そしてカウンセリングが求められています。

2016-05-11 10:25:43
古明地なお @nao_komeiji

「心的外傷性ストレス障害(PDSD)」とは、戦闘体験・自然災害・暴力・強姦・交通事故やビル火災などの重大事故などの強度の感情的ストレス刺激を体験した後に、覚醒時または夢でそれを再体験し、外傷と関連した刺激を持続的に回避したり、そのような刺激に対する麻痺が起こったりして、

2016-05-11 10:27:35
古明地なお @nao_komeiji

持続的な過覚醒状態に陥って機能が障害される、症状の持続時間が1ヶ月以上のストレス障害のことです。

2016-05-11 10:28:40
古明地なお @nao_komeiji

内閣府男女共同参画局(gender.go.jp)では、DV被害者の支援関係機関として次の機関をあげています。 (gender.go.jp/policy/no_viol…)

2016-05-11 10:29:21
古明地なお @nao_komeiji

1.警察(相談・被害申告・緊急の場合は通報) 被害者の保護と相談加害者の検挙ストーカー規制法に基づく警告など警察本部長などの援助

2016-05-11 10:30:43
古明地なお @nao_komeiji

(1)利用方法緊急の場合は110番に通報、または最寄りの警察署、交番等に駆け込みます。 (2)相手方の処罰を求める場合最寄りの警察署に行き、被害申告などを行います。

2016-05-11 10:31:41
古明地なお @nao_komeiji

(3)相談警視庁及び各道府県の警察本部では、「犯罪被害者の相談窓口」「警察総合相談電話」にてDV被害者の相談に対応しています。 (4)警察本部長などの援助配偶者からの暴力を自ら防止するための援助を受けたい場合、最寄りの警察本部または警察署に申し出が可能です。

2016-05-11 10:32:21
古明地なお @nao_komeiji

2.配偶者暴力相談支援センター(相談・避難)被害者の相談や相談機関の紹介カウンセリング被害者及び同伴者の緊急時における安全の確保及び一時保護 (一時保護については、婦人相談所が自ら行うか、婦人相談所から一定の基準を満たす者に委託して行うこととなります)

2016-05-11 10:33:57
古明地なお @nao_komeiji

自立して生活することを促進するための情報提供その他の援助被害者を居住させ保護する施設の利用についての情報提供その他の援助保護命令制度の利用についての情報提供その他の援助

2016-05-11 10:34:45
古明地なお @nao_komeiji

(1)利用方法都道府県によっては婦人相談所・女性センター・福祉事務所などを配偶者暴力相談支援センターに指定しているところもあります。 事前に電話で連絡した上で相談などに行くことをお勧めします。

2016-05-11 10:35:47
古明地なお @nao_komeiji

(2)配偶者暴力相談支援センター一覧 PDF形式です。 (gender.go.jp/policy/no_viol…)

2016-05-11 10:36:09
古明地なお @nao_komeiji

3.民間シェルターなど(相談・避難)民間団体によって運営されている暴力を受けた被害者が緊急一時的に避難できる施設配偶者暴力相談支援センターから一時保護が委託される場合あり

2016-05-11 10:37:06