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藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
『SFが読みたい! 2011年版』を送っていただきました。事前に聞いていたものの、『華竜の宮』が圧倒的に強すぎる。二位より2.5倍も点をとってるなんてちょっとありえなさすぎるw いや、作品を貶しているわけではありえません。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
『華竜の宮』は、内容や文体のレベルが、『魚船・獣船』より圧倒的に緊張感があって面白かった、と思う一方で、結末が一気に畳みすぎなんではないかという不満がある。この作品は、なかなか実現しない理想と行政的な問題に「焦れる」ことが魅力だったので、せめてこの二倍は書くべきだったと思う。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
「書くべき」というのは僕の好みではなくて、作品自体が要請している、と僕は思う(とするとやっぱり好みか?)。しかし、この作品の魅力はそのような「焦れる」ところにあったと思うので、僕はもっと長く読みたかったなぁと思わざるを得ない。
@Ued_S
その倍になる分の原稿、藤田さんが編集して出版して原稿料を出して下さるんですか。RT @naoya_fujita: せめてこの二倍は書くべきだったと思う。
@Ued_S
みんな、なんか根本的なところで、プロの小説家の仕事を誤解しているんじゃないかと思うことがある。私たちが仕事を始める際、まず決定されて、絶対に守らなければならないのは「原稿枚数」です。次に「締め切り」。RT @naoya_fujita:
@Ued_S
1000枚と言われたら、超えても200~300枚増までに収めるのが義務。新井素子さんが「30枚と言われていたけど書いたら300枚になっちゃいました(汗)」となって、でも、そのまま本を出してもらえたような幸せな時代はもう終わりました。RT @naoya_fujita:
@Ued_S
私が早川書房さんと契約したときに決められた枚数は1000枚。編集さんは、がんばってそれを300枚まで許容して下さいました。営業さんは、当初の予定よりも、がんばって発行部数を乗せてくれました。RT @naoya_fujita:
@Ued_S
それでも、この一冊の値段を「高い」と言って買わない読者は大勢いる。買わないのは構わない。それは読者の自由だから。図書館で読むのもいい。私は何も言わない。だが、批評家が作家に向かって「べき」というのは筋違いです。RT @naoya_fujita:
@Ued_S
ただ、作品自体が、倍の枚数を要請しているという藤田さんの「批評」自体は、大変納得できるものです。そして、それを可能にするためには、とにかく、本が売れてくれないと、どうしようもないのです。何度も言うけれども、私はマイナー作家なので。RT @naoya_fujita:
@Ued_S
残りの部分を書けるかどうかは、いま出ている本が、このまま売れ続けてくれるかどうかにかかっています。RT @naoya_fujita:
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
.@Ued_S 沢山のレス、ありがとうございます。そのような出版の事情については、作家ではありませんが、全く知らないわけではございません。その上で、まるで上からのように「べき」と言ったのは、大変失礼いたしました。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
.@Ued_S とはいえ、僕の「べき」は、「出版状況がそれを許さないこと自体が悔しいなぁ」というニュアンスと、「もっとこの作品世界にいたかったなぁ」という気持ちを両方込めたものと思っていただけたら、と思います。
@Ued_S
それは、元発言からよく理解しております。この本が出て以来、あちこちで、ずっと言われ続けているので。RT @naoya_fujita: とはいえ、僕の「べき」は、「出版状況がそれを許さないこと自体が悔しいなぁ」というニュアンスと、「もっとこの作品世界にいたかったなぁ」という気持ちを
@Ued_S
なので、それは批判ではなく、作家の背を押してくれる風として、充分に把握しております。RT @naoya_fujita:
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
.@Ued_S 作品自体の自立性の観点から見ればもっと長くある「べき」という「べき」は、どちらかというと作品に向けて言っています。すみません、テクスト論者の悪癖です。お許しください。
@Ued_S
.@naoya_fujita いえ、こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。藤田さんのSF評論には、期待しておりますので。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
.@Ued_S 出版を巡る商業的な条件や、作家さんたちの闘いについても、ある程度は理解しています。僕はマイナーもマイナーな評論家もどきでしかないのですが、そういう条件の中で「より良い作品」が生まれるために出来ることは何か常々考えております。評論の力は微力でしょうが
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
.@Ued_S こちらこそ、失礼いたしました。「残りの部分」が執筆できる条件が整って、そして無事読むことが出来るようになる日を、心から楽しみにしております。そして遅ればせながら、『読みたい!』の第一位、おめでとうございます。

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