福島の甲状腺検査の先行調査結果の論文を福島県立医大が公表:年齢性別補正後の事故時18歳以下の甲状腺がん有病率に外部被ばく、甲状腺等価線量関連の地域差なし

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nao @parasite2006

@lr_ishy はい。実際は高線量地域に属する自治体がWHOの甲状腺等価線量番付と同じ浪江町と飯舘村になるように、外部被ばく線量の地域割りの線引き基準を考えたのかもと思っています。

2016-09-09 19:18:54
nao @parasite2006

@lr_ishy WHOの甲状腺等価線量番付では浪江町と飯舘村の2カ所の数字が飛び抜けていて、ここの甲状腺がん発見率が会津ほかと差がないとなれば、1巡目のデータには放射線量の違いに対応する地域差がなく、これから放射線の影響が出るかどうか時間変化を見ていくための出発点として使える

2016-09-09 19:23:29

(もし放射線の影響があるとすればこういう変化が予想されます)

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

@reemayufu 対照群(会津など)の低年齢で増えず、暴露群の低年齢で増えて、その2群で有意差がでれば、それは被曝の影響といえるでしょう。

2016-09-12 20:40:19
泉代表㌠智紀 @jsdfq43wtr

原理的にもともと0のものが1例出ると対策取る必要性を検討しなきゃいけないけど, もともとあるものが増えたかどうかの判断は増加量に意味があるかどうかをまず考えてねと.

2016-09-11 12:52:42
温風式チェロ弾き @tonkyo_Vc

こういった疑問に事前にわかりやすい答えを(勿論正しいものであることが大前提)示してメリットとデメリットも示しておくべきだったのは確かで、今我々が説明しなければいけない、というのも違う様な気もするし、後だしじゃんけん感も満載ではある。>前RT

2016-09-13 09:29:23
温風式チェロ弾き @tonkyo_Vc

勿論、「後から批判することは誰でもできる」ということを認識した上での発言だけど。

2016-09-13 09:32:27

(本論に戻ります)

nao @parasite2006

@lr_ishy 2巡目の1次検査スケジュールが2016年3月にすんだばかりで、2次検査結果が出揃うにはまだ時間がかかるものの、1巡目と2巡目の年齢分布の時間変化傾向は(事故時年齢でも検査時年齢でも)ベラルーシやウクライナとは全然違うtogetter.com/li/1010722

2016-09-09 19:31:02
まとめ ベラルーシの小児甲状腺癌罹患者と福島県民健康調査の甲状腺癌罹患者の年齢分布を比較する:事故時年齢ベースと診断時年齢ベ.. 福島民報記事(2016年8月4日付) 「「小児甲状腺がん増加考えにくい」 長崎大高村教授ら」 http://www.minpo.jp/news/detail/2016080433415 記事で取り上げられている論文(英文、無料) Noboru Takamura, Makiko Orita, Vladimir Saenko, Shunichi Yamashita, Shigenobu Nagataki, Yuri Demidchik. Radiation and risk of thyroid cancer: Fukushima and Chernobyl. Lancet Diabetes Endocrinol 2016;4:647. http://www.thelancet.com/pdfs/journal.. 11329 pv 196 2 users 8

@parasite2006 二巡目で事故当時5歳以下に大きな山ができず、また他の地域と差が出なければ、検診縮小の根拠になるかなと思っています。ただ高線量グループが少人数なので一例でも癌症例が出ると、有意差は出なくても騒ぐ人はいそうかなーと。

nao @parasite2006

@lr_ishy 私も外部被ばく線量によるグループ分けの線引きの説明を読まずにいきなり表2 pic.twitter.com/RJGETwBatB を見て、なんでこんなに高線量グループが少ないのだと驚きました(飯舘村と浪江町をあわせて受検者は4192人しかいない)。(続く)

2016-09-09 19:51:48
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nao @parasite2006

@lr_ishy (続き)いくらWHOの甲状腺等価線量番付が念頭にあるとはいえ、高線量グループをここまで絞り込んでしまっていいのかという気もします。平成23年度一次検査の避難区域、平成24年度一次検査の中通り北部と中部、平成25年度一次検査の残り地域の3分割がちょうどいいかも

2016-09-09 19:57:16

(福島県立医大ホームページにも論文公表のお知らせが出ました)

酋長仮免厨 @kazooooya

放射線医学県民健康管理センター  2016年9月 8日 原発事故後の外部被ばく線量と甲状腺がん有病率との関連を調べた論文を公表 : j.mp/2cnzBvl (WHOの甲状腺被ばく量推定値とも関連みられず) pic.twitter.com/Ke91pCVBGk

2016-09-09 15:35:44
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(でも日本語の解説は文章ばかりで、しかも残念ながらあまり読みやすくありません↓)

リンク fukushima-mimamori.jp 放射線医学県民健康管理センター | 原発事故後の外部被ばく線量と甲状腺がん有病率との関連を調べた論文が公表されました 放射線医学県民健康管理センターのオフィシャルウェブサイトです。あなたの健康、見守ります。県民健康調査,基本調査,甲状腺検査,健康診査,こころの健康度・生活習慣に関する調査,妊産婦に関する調査について紹介しています。
酋長仮免厨 @kazooooya

UNSCEAR-2013には「チェルノブイリ原発事故後に観察されたような多数の放射線誘発性甲状腺がんの発生を考慮に入れる必要はない」、また福島県の甲状腺検査結果についても「これらは通常、そうした集中的な検診をしなければ検出されなかったと考えられる 」と言及してるのだから当然の結果

2016-09-09 15:55:17
まとめ UNSCEAR報告書は屋内退避による被曝減は配慮せず、4~5倍の安全側・保守的な(過大)評価 ・環境省  「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」(2014/04/24)  HP:https://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01.html  録画:http://www.ustream.tv/recorded/46608850 【追記】UNSCEAR 2013 REPORT Vol. I (日本語版あり)  http://www.unscear.org/unscear/en/publications/2013_1.html ・UNSCEAR-2013報告書  http://www.unscear.org/docs/reports/2013/13-85418_Report_2013_Annex_A.pdf ・第Ⅰ巻: 国.. 5215 pv 78 1 user
nao @parasite2006

WHO報告書もUNSCEAR報告書も推計結果。推計結果は結果の数字だけでなく、推計の際に置いた仮定と必ず一緒に読まないと正しく評価できない。WHOの仮定bit.ly/1GHHqVP UNSCEARの仮定bit.ly/1S8zKx6

2015-10-28 11:58:45
nao @parasite2006

WHOの健康影響評価は事故後半年間のデータを使い、「絶対に過小評価にならないこと」を最優先して実際にはあり得ない条件(1歳児が24時間屋外にいる、事故後の測定で最も汚染された地元産食品ばかりを食べ続けた、避難区域住民はもとの居住地に4カ月間とどまった等)を仮定して推計値を出した

2014-12-07 11:42:25
nao @parasite2006

一方UNSCEARの報告書(2014年4月公表)では事故後1年半までのデータを使い、WHOよりずっと現実に近い仮定(例:避難地域で24時間屋外→年齢別に屋外/屋内の生活時間比を想定、家屋の構造別に遮蔽係数を設定;最大限汚染された食品→規制基準値ぎりぎりの食品)をおいて影響を推定

2014-12-07 12:03:58
nao @parasite2006

WHOの仮定bit.ly/1GHHqVP に比べてUNSCEARの仮定bit.ly/1S8zKx6 はより現実に近いとはいえ、どちらもプルーム通過時には屋外にいたと想定して吸入被曝量を算出。

2015-10-28 12:04:15

(少し前の議論ですがこちらもご参考に)

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