2016-10-04のまとめ

藤戸レポート~8年ぶりのOPEC減産効果は限定的 みずほインサイト 日本経済「総括的検証」で積み残された課題~波及メカニズムの目詰まりに対し金融政策では限界 通常選挙後の主要政策課題「同一労働同一賃金」の実現に向けた動向~正規・非正規の格差是正に向けて 続きを読む
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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

[PDF] 藤戸レポート~8年ぶりのOPEC減産効果は限定的 / sc.mufg.jp/report/fj_repo…

2016-10-04 22:56:25
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[PDF] みずほインサイト 日本経済「総括的検証」で積み残された課題~波及メカニズムの目詰まりに対し金融政策では限界 / mizuho-ri.co.jp/publication/re…

2016-10-04 22:57:36
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2014年にかけてみられた物価上昇は、食料品やエネルギーの寄与が大部分を占めており、円安による輸入コスト増を通じた一時的影響が大きかったと考えられる

2016-10-04 22:58:16
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円安でも輸出数量が伸びなかった要因としては、長期的なトレンドとして、①新興国企業の競争力向上により、日本の輸出シェアが奪われていることや、②新興国のインフラやサプライチェーンの整備が進む中で、日本企業の海外生産が増加していることが大きいとみられる。

2016-10-04 22:58:47
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これらに加えて、③リーマン・ショック後の円高時に計画された大型の海外投資案件が実行時期を迎えたことも、輸出数量が伸びなかった一因と考えられる。

2016-10-04 22:59:01
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企業部門がもともとカネ余りであり、実質金利低下が設備投資の拡大に直結しにくい状況にあった

2016-10-04 22:59:33
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投資家が考える中長期的に望ましい ROEの水準と現状 pic.twitter.com/BmPRl8Fcce

2016-10-04 22:59:51
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「攻め」のコーポレート・ガバナンス改革に伴い、継続的に高めのROE水準が求められる中で(次頁図表6)、投資採算を低下させてまで設備投資を行いにくくなっている

2016-10-04 23:00:17
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賃金上昇が物価上昇に追いつけなかったことは、個人消費が再び低迷し、企業の値上げの動きが慎重化する大きな要因になったと考えられる。

2016-10-04 23:01:16
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インフレ率決定メカニズムの概念図(総括的検証の補論図表2に加筆) pic.twitter.com/wu2CowN2Yu

2016-10-04 23:01:44
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トレンド(定常)インフレ率の決定要因に関する様々な議論が展開されている。代表的な考え方をみると、まず、本論でも紹介したSimsに代表される「物価水準の財政理論」(Sims(1994)、Woodford(1995))が挙げられる14。これは、財政政策のスタンス

2016-10-04 23:02:17
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(将来の財政赤字の見通し)が、物価水準に影響するというもので、理論的には「政府の予算制約式の横断面条件(財政の持続可能性を担保する条件)15」を物価水準の決定式として扱うことで導出される。日本や欧州などのように、政府が将来の財政健全化にコミットメントを行っていると、

2016-10-04 23:02:30
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人々が将来の増税を予想し、その結果、需要低迷・低インフレが続くという議論を、数学的に厳密な形で確認したものといえる。「物価水準の財政理論」の立場からは、トレンド(定常)インフレ率を引き上げるためには、持続的な財政拡大が基本的な対応策になる(Sims(2016))。

2016-10-04 23:02:44
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ただし、「物価水準の財政理論」においても、財政拡大に慎重な見方がある点は注目される。例えば、Andrade and Berriel(2016)は、持続的な財政拡大がインフレをもたらすものの、インフレに伴うコストが金融機関に集中し、金融仲介機能が害される結果として、

2016-10-04 23:02:57
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スタグフレーションを招いてしまうと指摘している。「物価水準の財政理論」以外には、Summersの「長期停滞論」も、トレンド(定常)インフレ率の低迷を説明する議論といえるだろう。「長期停滞論」においては、格差拡大や長寿命化などのトレンドが貯蓄率を引き上げる一方16、

2016-10-04 23:03:10
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人口減少や有形固定資産を抑制する方向でのデジタル技術の進歩17が投資性向を押し下げる方向に働くことで18、貯蓄超過が進んだとされる。貯蓄超過が「自然利子率」の押し下げをもたらすことで、慢性的な需要不足や低インフレの原因になったという説明だ。Summersは、

2016-10-04 23:03:24
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低インフレへの対応策として需要の底上げを主張しており、具体的には、規制改革による民間投資の呼び込み、経済連携協定締結などによる輸出促進、公共投資拡大(低金利を利用した公共インフラの質改善)19などを求めている。

2016-10-04 23:03:38
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

以上のように、現時点では「常態化」する「低インフレ」の要因について、経済学者間の明確なコンセンサスはないものの、金融政策だけでは限界があるという認識は広がってきているといえる。

2016-10-04 23:03:51
Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

[PDF] 通常選挙後の主要政策課題「同一労働同一賃金」の実現に向けた動向~正規・非正規の格差是正に向けて / sangiin.go.jp/japanese/annai…

2016-10-04 23:04:23