リバタリアン(?)その他との対話等

政府介入、政府そのものの経済的、社会制度的な意義や必要性など。
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周藤宗彦(功利果汁100%) @sudomy_1101

@kyslog それはリバタリアニズムを誤解してる、としか。

2016-10-12 18:57:20
ショーンKY @kyslog

@sudomy_1101 逆ですね。自由権を阻害するのではなく《自由権に基づいた相互契約》として法を定義するのがポイントで、リスクは大したことがないと多くの人が判定すれ規制契約は結ばれず自由に行動できます(現行の交通法内でも死亡事故がおきているように)。

2016-10-12 18:58:20
ショーンKY @kyslog

@sudomy_1101 損害賠償を根拠にしたら賠償を受け取る権利を持つ人を皆殺しにすれば責任は回避できるという議論になってしまうので無理筋でしょう。

2016-10-12 18:59:58
周藤宗彦(功利果汁100%) @sudomy_1101

@kyslog で、リスクだけを考えて自由権を制限できたら、もう車なんて運転できないし、包丁扱えないし、究極は外に出歩くことも物を所有することも許されなくなるよね?

2016-10-12 19:00:21
周藤宗彦(功利果汁100%) @sudomy_1101

@kyslog なるほど、本人が納得してなくてもそれを支持する人間が多ければ強制的に呑ませて「契約」と呼べるのか。 んなもん、初めて聞いたぞ・・・

2016-10-12 19:05:49
ショーンKY @kyslog

@sudomy_1101 すでにお答えした通りで、あくまで相互契約ですから一方的な規制を肯定するものではなく、多数間の全員一致は時間がかかるので基本法で個別事象は多数決とするという契約を結んでおくとするのが基本的議論かと

2016-10-12 19:08:45
ショーンKY @kyslog

@sudomy_1101 包括契約というものもあるので「複数条項を全部呑むか、全部ご破算か」という契約もできますし、現在の基本法・憲法はそういう性質かと

2016-10-12 19:12:59
周藤宗彦(功利果汁100%) @sudomy_1101

@kyslog 意味分からん。お前を含む多数の人間が「契約」の意味を曲解しまくって 「皆納得してるから君も納得出来て結べるはずだし契約成立だね!」と一方的に固めてそれに反することをすれば公権力で拘束するその考えは暴力主義そのもの。それが正しいと思うのならもう議論の余地はないね。

2016-10-12 19:28:57
ショーンKY @kyslog

@sudomy_1101 殺人しない、無謀運転はしない、ワクチン接種は受けるという条項をセットで飲むなら契約、そうでないならご破算で包括契約から離脱していただくと言っているだけで、単にあなた好みの包括契約を結んでくれる人がいないと言うだけだと思いますが

2016-10-12 19:40:18
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@hilitespecial その話興味があるので詳しく聞きたいのだが、交換可能である状態が先にないと、交換というとのは成立しないように直感的には思える。 交換の必要→社会関係の形成→交換開始という時系列かな、と。 まあこれは現実の複雑経済には関係ない話なので趣味の域だが。

2016-10-13 08:31:21
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

計算できるか計算できないかの二元論で話を進めているのが問題なのではないだろうか。 厳密な計算が難しいのは当然承知の上だが、大雑把な計算と優先順位はつけられよう。 もし外部性の内部化や法治の徹底(警察力)というサービスの公共化が許容されるとしたら、上記計算結果に他ならないのでは。

2016-10-13 08:35:32
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

外部性の内部化もだめだ、何一つ公共(非政府的形態をとる場合もあるので、あえて政府とは言わない)の介入はあってはならない、とするなら、それはそれで一本筋の通った話になる。私的財産の保護や安全保障、この二つを含む外部性の内部化も、計算限界から考えれば公共化する理由がない。

2016-10-13 08:39:03
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

もし、外部性の内部化は認めるのだとすれば、それはある程度の計算とそれによる優先順位決定に基づいた介入の策定にしかならない。 そこからは、介入の程度に関する算数的あるいは政治的合意の取り方の問題になるのであって、(介入それ自体の是非に関する)思想理論体系の問題にはならない。

2016-10-13 08:41:49
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

この段階に至ったなら、「介入しなければ介入しないほど良い」という考えは、「介入すればするほど良い」という考えと同様に放棄されるべきだ。 論じられるべきは、理想的あるいは許容的な介入水準はどのように決定されるべきか、という問題だけになる。

2016-10-13 08:43:19
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

研究開発というのは難しい問題で、このことは「リバタリアニズムとの対話」という趣旨を明らかに越えるのだが、論じてみたいと思う。 まず前提として、我々はある研究開発がその後どの程度の富をもたらすかについてほとんどわからない、計算することも極めて困難であることが多い。

2016-10-13 08:46:19
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

したがって市場原理においては、研究開発というのは基本的に正当化されない。(市場原理が有効なのは、効果のはっきりした開発や、既存の商品や技術の取引に限る) それでも市場内で研究が起こるなら、それは市場における「非市場的な働き」によるもので、アニマルスピリットと呼ばれることもある。

2016-10-13 08:49:59
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

当然、このような非市場的な働きは極めて不安定で、アカロフの指摘するような逆方向のアニマルスピリット(リスクに対する過剰回避)もある。経営苦境では研究分野が削られがちというのはままあることだが、それは経営的、市場原理的な必然としか言いようがない。

2016-10-13 08:52:03
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

しかし、役に立つかどうかもわからない研究開発こそが、富の源泉であることはもはや疑い無い。そのうち成功するのはごく一部で、実物的繁栄に役立つのはさらにそのごく一部であるとしても、である。 したがって、そのような非市場的研究開発志向を適切な規模で保つことが重要になってくる。

2016-10-13 08:54:06
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

色々なことが試されている。特許などの整備によって、研究開発会社にレントを保証することで、研究費の捻出を助ける。しかしこれは、保証されたレントが研究に回るという不確実な信頼に依存する。 政府主導で基礎研究に一定の予算をつけるという方法もあるが、政治的動揺による悪影響も受けがちだ。

2016-10-13 08:57:09
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

研究開発という不確実性の塊に、どの程度の経済資源を割くべきか、その制度的あるいは政治的同意はどのように取るか、それが研究開発を安定化するに相応しいか、ということは常に考え続けなければならず、適宜変更も要されよう。分かっているのは、市場原理がその助けにはならないということだけだ。

2016-10-13 09:02:15
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

負の外部性の内部化が、権利侵害の保証になるという考えがよくわからないのだが、単に経済的損失を与えたことによる積極的自由の損失だというなら、実損失だけではなく機会損失も扱うべきだという話になる。 機会損失は別に良いと考えるなら、もはや経済学を引用することはできないのでは。

2016-10-13 09:06:39
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

しかし、そもそも自由市場の妥当性を計算してくれたのは経済学なので、その経済学を放棄すると、リバタリアンが主張する自由(介入の排除)の素晴らしさが一体どこから出てくるのかわからなくなってしまい、全く別の理論体系を必要とするようになってしまうのではないだろうか。

2016-10-13 09:08:43
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@naka4403 離島には立派な施設があるのに、宮崎には高速道路がろくに通ってなかったり、老朽化橋梁の修繕がろくに終わってなかったりするので、問題は公共財が過小か過大かというより、公共財の適切な配分が出来ていないこと(どうして出来ないのか)になるのだろうか。

2016-10-13 09:13:11
ショーンKY @kyslog

@motidukinoyoru 市場主義的な厚生の最大化ではなく、厚生が減ってでも不干渉それ自体を善とするというほうが正しい理解かなと。松尾匡さんの言を借りれば「大草原の小さな家」的孤立主義。

2016-10-13 09:19:33
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@kyslog しかし、負の外部性の内部化(という干渉)だけはオーケーなんだということなので、そこはまずくないかという話。 負の外部性の内部化(それは私有財産保護や法治も含まれよう)だけは許容するというから一貫性がなくなってしまうと。

2016-10-13 09:25:28
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