商店街活性化を阻む【商店街の七不思議】

40年来取り組まれている商店街活性化は何故実現しないのか? それは取り組みが【商店街の七不思議】に呪縛されているから。呪縛から脱却するには何をなすべきか? 途中までですがアップします。 批判歓迎。ただし内容を読まれているとは見なしがたいコメントはスルーすることがあります。
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情報創発研究 @takeoquolaid

そこで我々は【加上じゃ無いよ、転換だよ】という根本をアピールすべく、一体的推進のテーマを【アーケードからパサージュへの転換】としたらどうだろうか、と提案するものです。アーケードとパサージュ、異名類似のようですが、由来は大きく異なります。

2017-02-26 19:29:29
情報創発研究 @takeoquolaid

ご承知のとおり、アーケードは商店街に高度化事業などの支援制度を使って後から加上、既存の商店街に、文字どおり、上から加えられたもの、加上の常として本来機能に欠陥は無いことが前提というか、高度化事業の場合、本音は業容転換を狙っていましたが、諸般の理由で施設整備に終始しました。

2017-02-26 19:55:26
情報創発研究 @takeoquolaid

さて、我々は、総務省レビューの対象になった44都市の取組に例示される「効果が発現しない商店街―中心市街地活性化」の淵源を「七不思議を下敷きにした加上法」として剔抉した。「七不思議」的状況からの離脱が喫緊の課題。我々はその方向と方法のプロトタイプを構築した。

2017-02-26 21:46:54
情報創発研究 @takeoquolaid

総務省レビューによって明らかにされた問題状況への対応、どのようなレベルで取り組まれるのか、ここは正念場ですよ。

2017-02-26 21:48:56
情報創発研究 @takeoquolaid

計画が上手くいかなかったのは数値目標を立てなかったから→数値目標が達成出来なかったのは目標管理が疎かがだったから→PDOAを回そう、といったレベルの話では無いことは理解されていると思いたい。 そうで無いと大変、商店街活性化の可能性は一件落着かも。加上はしばらく続くでしょうけど。

2017-02-26 21:53:58
情報創発研究 @takeoquolaid

総務省レビュー。中心市街地活性化の取り組みの現状からの脱却について、我々は、抜本的な改革策を提示し得たと思います。これから起こるであろう方向と方法を巡る切磋琢磨に参加する所存です。 広範に議論が起こるといいですね。 というか起こるように頑張らなくちゃ(^_^)

2017-02-26 22:10:26
情報創発研究 @takeoquolaid

これからの商店街活性化、魅力的な店が少ない、という他人事風感想から脱却、既存個店群から繁盛店を輩出することが組合の使命になることはまず間違いない。というかそうしなくてどうすんのよ。ということで、業種業態不問、商店街立地の地場個店経営は、こうすれば繁盛店に変身できる、という(続

2017-02-26 22:50:34
情報創発研究 @takeoquolaid

方法を確保、商店街全体に普及して「魅力的な売り場が軒を連ねる商店街」を実現していかなければならない。加上から転換へ、国の方針も変わるかも知れませんよ。もちろん、変わらなくても転換しないと組織の存在価値が危うい。

2017-02-26 22:56:07
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化という一大プロジェクトを成就するには部外からの専門的な支援が不可欠だが、適任者を確保するのは難しい。七不思議に安住していたために、指導できる専門家が育っていない。加上物件を斡旋する人は多いのでしょうが。

2017-02-27 00:22:47
情報創発研究 @takeoquolaid

七不思議が定着、今日に至っている大きな原因としては、活性化を導く理論が提供されないという状況が今日まで続いていること。理論と現実の商売は違う、という信念?が醸成された理由のひとつは、理論が現実と対峙しうる内容を構築していないこと。さらに七不思議の払拭には胆力も必要かも。

2017-02-27 08:28:50
情報創発研究 @takeoquolaid

中心市街地―商店街活性化関係者は、立場を問わず、総務省レビュー (『地域活性化に関する行政評価監視報告書』2016・7月) のうち「中心市街地活性化基本計画」に関する総括に対して応答が求められていると思いますが如何でしょうか。

2017-02-27 08:38:30
情報創発研究 @takeoquolaid

「取組の効果が発現しているとは認めがたい」という評価に対して総務大臣は「原因究明と対応」を求めています。直接には関係政府機関に対してだと思いますが、状況が起きているのは霞が関ではなく現場、現場に関わっている人たちが対応しなければならい状況であることは当然だと思われます。

2017-02-27 08:43:15
情報創発研究 @takeoquolaid

「七不思議」的状況への対応を一元一律に定めることは不可能、やっても成果は得られないような。

2017-02-27 08:45:02
商店街再生への道 @quolaidbot

商店街活性化は、現場の取組によって七不思議的取組 (現状に➕アルファする) と個店の売れる売場づくりを核心的取組とする商業集積としての再構築に区分される。中活法のスキームでは後者が王道だが、現状主流になっているのは、ご明察のとおり、前者、王道に取り組むのは、当社などごく少数。

2017-02-27 13:13:59
商店街再生への道 @quolaidbot

得意客の減少を新規顧客の増加でカバーすることは出来ない。喫禁の課題はお得意さんを減らさないこと。昨日と同じ店づくりが明日も続くならお客さんは必ず減る。

2017-02-27 15:13:44
情報創発研究 @takeoquolaid

#商店街活性化の七不思議 七不思議的取り組み=加上法的活性化の取組にコンサルタントやタウンマネージャーなど【転換】を支援指導する専門職は不要です。商店街で恒常的な指導支援を受けるために専門家を確保している例はほとんど無いと思います。

2017-02-27 23:30:44
情報創発研究 @takeoquolaid

商業集積としての持続可能性の再構築―競争力の根幹である業種揃え・店揃えの最適化に取り組まないならタウンマネージャーも不要です。現在、タウンマネージャーで「集積としての再構築のための業種揃え・店揃えの最適化」を推進する腕力を持った人がいるかどうか。加上的業務はこなせるでしょうが。

2017-02-27 23:34:37
情報創発研究 @takeoquolaid

#商店街活性化の七不思議 七不思議は何故登場したか? 効果が発現しないのに何故存続しているのか? もちろんそれにはちゃんとわけがあります。 スタート時点は、1970年代半ば、スーパーマーケットを核とする「日本型GMSD]の襲来。これに対して有効な対抗策を講じることは不可能でした。

2017-02-28 02:10:35
情報創発研究 @takeoquolaid

GMS登場以前の競争相手は、商店街内の同業店、集積なら隣接商店街―上位都市の中心商店街。主要な競争手段は差別化でした。有力なチャネルに所属することが戦略課題。ところがGMSにはこういう手法が一切通用しません。これは指導にあたる専門家も同様でした。

2017-02-28 02:24:49
情報創発研究 @takeoquolaid

目に見える影響としては、通りの通行量が減少したこと。買物目的の来街者の減少であり、その原因は商店街の得意客のGMSへの移動です。これに対して適切な対策を講じることは出来ませんでした。個店レベルで対応することは不可能ですし、商店街にも有効な対策があるはずがありません。

2017-02-28 03:40:58
情報創発研究 @takeoquolaid

何か打てる手は無いか、と模索してもなにしろ相手の正体が良く分からないので対策が立てにくい。仕方が無いので従来化の競争ノウハウに取り組む。 ここまではやむを得ない成り行きでしたが、これが何十年も続く、というのは別の問題でしょう。どこかで本格的に対策を考えるべきでした。

2017-02-28 04:44:45
情報創発研究 @takeoquolaid

少なくとも大店法が緩和された1991年と中活法が制定された1998年には、各種新業態の特性を把握、それらと棲み分ける方向で活性化計画を立案するための情報が提供されるべきでした。しかしこれは実現しませんでした。それを可能にする小売商業理論が無かったからです。

2017-02-28 05:14:35
情報創発研究 @takeoquolaid

理論の不在は現在も続いています。 これが「商店街活性化の七不思議」がいつまで経っても解消されない原因だと思います。商調協、中活基本計画作理などに参画した商業系の有識者、大学の先生は多かったはずですが、先生方が商店街活性化の理論を提供したというケースは聞きません。

2017-02-28 05:18:44
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化には理論が必要だ、技術も改革しなければならない、という助言もあまり聞かれなかったのではないか。中心市街地活性化基本計画にも理論/技術を修得する機会は設けられていません。これは重大な欠陥ですが、誰もきづかなかったのでしょうか。

2017-02-28 05:23:35
情報創発研究 @takeoquolaid

大店法時代、競合する大型商業施設はGMSだけでしたが、その後の業態進出はめざましく、ショッピングモ-ルをはじめ多種多様な業態が広域に展開しています。これらの商業施設/集積との関係をどう定めるのか?基本計画の重要な任務ですが、そのためには各種業態施設の特性を理解しなければならない。

2017-02-28 05:29:42