オニヒトデから見る駆除の問題と絶滅のメカニズム
- gervillaria
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!!恐れ入りました。ネットはカオスの縁ですね。@gervillaria 淘汰圧が高い場所って、安定した過酷な環境でまさにぴったり……深海みたいな感じです。逆にネットは不安定でエネルギーの豊富な氾濫源や河口のような環境ですね。進化は大体コッチで起きる傾向が。
2011-03-06 01:45:22そうなんです。「斉一性原理」ですね。それで、白亜紀末の大量絶滅だと、高い精度のものは微化石のデータが出されていますが、これを白亜紀の大量絶滅における全生物の変動の代表例として良いか、という問題が。 @tashirotakahiro 現代の絶滅速度計算と同じと言えば同じなんですね。
2011-03-06 01:46:59@gervillaria 本当に親切にありがとうございます。ふらぎさんがかつて古生物学の研究者の方は「1を聴いたら2も3も返してくださる、さらにこちらが勉強して3を聴けるようになると、今度は10以上にして返して下さる」と仰っていたのですが感激しました。
2011-03-06 01:51:36RT言及)更に言うと、不安定でエネルギーの豊富な環境から締め出された種がトコロテン式に安定で過酷な環境へと押しやられていくんですよね。酷い言い方ですが、安定環境に適応した生物って滅ぶしかほぼ道が無いんです。例外は不安定環境が一掃されるケースです。@tashirotakahiro
2011-03-06 01:53:07こちらこそ感謝を @tashirotakahiro 本当に親切にありがとうございます。ふらぎさんがかつて古生物学の研究者の方は「1を聴いたら2も3も返してくださる、さらにこちらが勉強して3を聴けるようになると、今度は10以上にして返して下さる」と仰っていたのですが感激しました。
2011-03-06 01:56:21SFのディストピア小説みたいですよね。不安定環境の一掃とは?@gervillaria 酷い言い方ですが、安定環境に適応した生物って滅ぶしかほぼ道が無いんです。
2011-03-06 01:57:30大学で税金の恩恵を受けて学んだ身です、社会還元は常に念頭にあるのですが、如何せん「求められる」ことが無ければ生かせない脆弱な身なんです。こうやってご質問頂き、ご理解頂ける、それが何よりの対価なんです、ありがとうございます。 @tashirotakahiro
2011-03-06 01:57:41それこそ大量絶滅です。そうすると当然、[安定過酷→不安定裕福]という生物の逆輸入が起きますよね。 @tashirotakahiro: SFのディストピア小説みたいですよね。不安定環境の一掃とは?(略)
2011-03-06 02:01:07私が言う事でもありませんが、こういった場合の対価は「大学で培われた知識の拡散」によって賄われると考えております。作品で広めて下さい、とか(笑) @mach_09 オフ会とかに参加させてもらったとき、こちらから何も知的にお返しできないのが辛かったりするんです>< どの分野でも
2011-03-06 02:02:53絶滅現象に関しては、2冊程良い本が。大絶滅―遺伝子が悪いのか運が悪いのか? デイヴィッド・M. ラウプ http://t.co/5bwR3Ny 絶滅古生物学 平野 弘道 http://t.co/WrJQXhO 前書は特に情報豊富です @tashirotakahiro
2011-03-06 02:07:48@gervillaria 頭が悪くてすいません。安定過酷型生物が不安定裕福型の生物に具体的にはどういった形で作用するんでしょうか?
2011-03-06 02:08:20ラウプはアメリカの学者さんで、顕生代(古生代〜新生代)の絶滅属種の割合を各分類群ごとに算出するというトンデモナイ仕事をされてる方の本です。>大絶滅 @tashirotakahiro
2011-03-06 02:10:10@mach_09 そんな事言わず、ガンガン質問しちゃって下さいw 大学教員や研究者への最大の対価って「研究の理解者となる」ことだと思いますしw
2011-03-06 02:12:01@gervillaria すすすすごい!その試みを可能にするモデルとかがあるんでしょうね。メイナードスミスさんのような数理的な話はちょっと苦手なのですが、読んでみたくなりました。
2011-03-06 02:13:15いえ、端折っちゃってすみません、大量絶滅で不安定裕福型環境の生物が死滅し、その隙間を出戻りの安定過酷型環境の生物が補完する形です。 @tashirotakahiro: 頭が悪くてすいません。安定過酷型生物が不安定裕福型の生物に具体的にはどういった形で作用するんでしょうか?
2011-03-06 02:14:11ラウプさんの研究は、単純に「世界中の論文を調べ上げて各時代の生物をデータ化する」という方法です。当然かなりの人為バイアス(分類群による研究精度の差異)が有るでしょうし、今後のデータ変容も十分に考えられますが、概略を掴むには十分かと思います。 @tashirotakahiro
2011-03-06 02:17:07@gervillaria うわ~すごい面白いメカニズムですね。地質学的な大きな視点で見ると人間の理性や道徳ってなんなのか考えさせられます。
2011-03-06 02:18:03@gervillaria 想像していたのと違った・・・w文献をまとめて、それをデータベース化するような歴史学に近い研究なんですね。
2011-03-06 02:20:19人間の理性については以前このようなディスカッションが>http://bit.ly/i4PSGi 道徳は道具の延長だと考えています。 @tashirotakahiro
2011-03-06 02:20:30ですです。人のデータに乗っかって、と批判する向きも有りますが、私は「羨ましい研究だなー」って思いますねw RT @tashirotakahiro: @gervillaria 想像していたのと違った・・・w文献をまとめて、それをデータベース化するような歴史学に近い研究なんですね。
2011-03-06 02:23:04@gervillaria ディスカッション読ませていただきました。道徳や知性は自然環境への適応のための道具と言うことでしょうか?バイオフィーリア仮説っぽいですね。
2011-03-06 02:26:40ウィルソン博士のバイオフィリアは「内的傾向」で説明しますが、同じ結果を「自然選択」で説明出来ると考えています。 @tashirotakahiro (略) 道徳や知性は自然環境への適応のための道具と言うことでしょうか?バイオフィーリア仮説っぽいですね。
2011-03-06 02:30:32承前)ウィルソン博士の著作は私も好きですが、今にすればもうちょっと精緻に分析可能なアイデアが不十分な解釈で載っている印象が有ります。 @tashirotakahiro
2011-03-06 02:32:05