オニヒトデから見る駆除の問題と絶滅のメカニズム
- gervillaria
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「これが自然保護」と信じて行われているイベントに、いかに誤りが多いことか…。オニヒトデ駆除にしても、鮭や蛍や鯉の放流にしても、ウミガメの卵の移植にしても、見た目の派手さがあるイベントはマスコミ受けし、研究者からの異議申し立ては黙殺される。去年のCOP10はなんだったんだか…。
2011-03-06 01:15:38@gervillaria すみません、そこは古生物学では答えが。一種の消滅に伴う環境撹乱は測定誤差なんです。>すっごい気になります。どういうことですか?
2011-03-06 01:16:35絶滅した瞬間の対応になりますから、適応ではなく、「生態の可塑性」ですねー RT @lune_arashiro: @onihitode2011(略)近接している種が絶滅した場合、その影響を吸収できる方向に適応(必要に応じては進化)できなくては、淘汰されるということですね。
2011-03-06 01:16:38表現型の可塑性って、適応じゃないのー? RT @gervillaria: 絶滅した瞬間の対応になりますから、適応ではなく、「生態の可塑性」ですねー RT @lune_arashiro: @onihitode2011(略)近接している種が絶滅した場合、その影響を吸収できる方向
2011-03-06 01:20:41一つの狭い環境で、一つの種類が消滅して、生態系が変化するって、極限られた場所、限られた時間ですから、化石から取り出すことができません。 RT @tashirotakahiro (略)一種の消滅に伴う環境撹乱は測定誤差なんです。>すっごい気になります。どういうことですか?
2011-03-06 01:22:54同じ時代、同じ環境の「別の場所」のデータ(対比するデータ)が存在している可能性は非常に低いですし、年代精度も数万年、数十万年、或いはもう一桁上の誤差があったりしますから。 @tashirotakahiro
2011-03-06 01:24:22@gervillaria 勉強になりました!示準化石の定義で広い範囲に狭い期間繁栄した生物って言うのがありましたけど、限界ありますもんね。
2011-03-06 01:25:45@gervillaria いろいろ尋ねてしまって申し訳ないのですが、中生代の絶滅速度ってどうやって出しているんでしょうか?根拠となった論文はあるんでしょうか?
2011-03-06 01:27:03あ、すみません、言葉の使い方間違ってましたね、言いたかったのは、「対応の準備の時間なんて悠長なものはないので、その場で即対応できる“汎用性=生態の可塑性”がなければ一蓮托生になっちゃいますよね」というとこです。@lune_arashiro @onihitode2011
2011-03-06 01:28:04@gervillaria @onihitode2011 Wikipediaに書いてあったわ「生物の形質の中には表現型可塑性を持ち、環境に合わせて変化するものもあるが、その変化は適応とは呼ばない。」
2011-03-06 01:28:39@gervillaria @onihitode2011 全くその通りですよね。ふむふむ。(私の頭。中は、すでにアフターマンのことでいっぱいなのだった。)
2011-03-06 01:30:12@gervillaria まさに淘汰ですよね。現代って漫画やアニメ作品の絶滅速度も速いような・・・淘汰圧高いですよね。私も頑張ります。
2011-03-06 01:31:51はい、示準と言っても大抵数万年単位ですから、現生種なら間違いなく別種ないし別亜種になるくらいの遺伝子の違いを包括しています RT @tashirotakahiro: 勉強になりました!示準化石の定義で広い範囲に狭い期間繁栄した生物って言うのがありましたけど、限界ありますもんね。
2011-03-06 01:32:23絶滅速度の計測はむしろペルム紀末で近年に研究事例がありました。RT @tashirotakahiro: @gervillaria いろいろ尋ねてしまって申し訳ないのですが、中生代の絶滅速度ってどうやって出しているんでしょうか?根拠となった論文はあるんでしょうか?
2011-03-06 01:33:43絶滅速度の計測は、数センチ、数十センチのレベルで地層の各層準から化石を拾い出し、同定、統計処理をして産出する方法が基本だったと思います。また、この方法は「常に同じ速度で堆積している」という条件が備わった場所でしか行えません。 @tashirotakahiro
2011-03-06 01:36:23@lune_arashiro @onihitode2011 あ、「適応」と「可塑性」の使い方、合ってたんですね(ぉぃ いや、大体の言葉のニュアンス程度で覚えてたもので。前者は時間の掛かる変化で、後者は即応の変化と覚えてたんですw
2011-03-06 01:40:14現代の絶滅速度計算と同じと言えば同じなんですね。@gervillaria 絶滅速度の計測は、数センチ、数十センチのレベルで地層の各層準から化石を拾い出し、同定、統計処理をして産出する方法が基本だったと思います。また、この方法は「常に同じ速度で堆積している」という条件が備わった場所
2011-03-06 01:40:38@tashirotakahiro はい、創作もまた、進化と同じメカニズムが作用する世界ですね。淘汰圧が高い場所って、安定した過酷な環境でまさにぴったり……深海みたいな感じです。逆にネットは不安定でエネルギーの豊富な氾濫源や河口のような環境ですね。進化は大体コッチで起きる傾向が。
2011-03-06 01:43:27