蔵臼 金助選　#1日1本オススメ映画 “西部劇篇”

蔵臼 金助 @klaus_kinske

『許されざる者』 この作品を観る度に、もうイーストウッドは西部劇を撮るつもりはないのだろうなあと言う気持ちが強くなる。それだけ完成された、「異色」という言葉が似合う、ガンマンの復讐と贖罪を描いた西部劇。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/i1KVrDmcvp

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ワイルドバンチ』 未曽有の大殺戮開始のスタートとなった、パイクの撃ち方を見よ。 その時の彼の姿勢を正すさまを、何度繰り返し観たであろうか。 魂を揺さぶる奇跡のウエスタン。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/VdpDT2wMhE

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『墓石と決闘』 OK牧場の決闘から始まるオープニング。ジェリー・ゴールドスミスの素晴らしいスコアと、ジェームズ・ガーナーの素晴らしい演技で何度観ても唸る、“ポスト・マカロニ”以降のハリウッド製西部劇の傑作。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/PUebCl1mLi

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『さすらいのカウボーイ』 抒情的な描写で描かれる19世紀の牧童の過酷な生き方。ニューシネマ的フロンティア・スピリットの新解釈。おそらく撃ち合いはこんなんだったろうなあと言うリアリズムの決闘も必見。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/0bQsl1K95b

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『血と怒りの河』 国境を隔てる河の流れに引きずり込まれつつ、己のアイデンティティと居場所を求めて死の影を見るメキシカンとのハーフブリード、アズール（ブルー）。マカロニともハリウッド製とも異なるテイストの異色作。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/Ba4TrAhnCD

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

@klaus_kinske 『シェーン』 初めて劇場で観た西部劇。『ローマの休日』『アラビアのロレンス』などと同様、完璧な映画作品。マカロニウエスタンのプロットのアーキタイプでもある。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/5KT74vV662

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『追撃のバラード』 『山猫』で主演をこなした後でもこういうのや『ワイルド・アパッチ』に出ちゃうところが、バート・ランカスターのいいところ。絶対に諦めないメキシコ人との混血の保安官バルデスに自分を投影しつつ… #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/qTPUOVYPkB

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『ふくろうの河』 アートシアターで昔観て感動してDVD化したら、元々は3作品からなるオムニバスだったのだ。アンブローズ・ビアスの原作をロベール・アンリコが映画化した、短編のお手本。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/aXpyRYldbR

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『フロム・ダスク・ティル・ドーン３』 冒頭のマカロニタッチの銃撃戦は見事な格好よさ。モーゼルの二挺拳銃まで出てくる。そして、狂言回しが実際にメキシコ革命時に行方不明となったアンブロース・ビアスとは！ #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/rY04i4JYdC

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『ジェシー・ジェームズの暗殺』 テレンス・マリックが西部劇を撮ったらこうなるかも…風情の心象風景満載異色西部劇。ミニマルな音楽、内省的な台詞、ワイエスを思わせる画作り…睡眠時間をたっぷり摂ってから観ましょう。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/R6uIsTtJ2a

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『DUST ダスト』 語り口の巧妙さもさることながら、物語にタペストリーのように縫い込まれた“メタ・マカロニウエスタン”ともいうべきインサイド・ストーリーの出来がよく、何度観ても惚れ惚れしてしまう。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/raxMEORhZP

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『ブラッディ・ガン』 愛用のシャープス・ライフルを持参して凄腕のライフルマンがオーストラリアへ渡る。“害獣駆除”を依頼した牧場主からその“害獣”について聞かされるのだが…。完全に西部劇スタイルの未公開作。傑作。 #１日１本オススメ映画 pic.twitter.com/RFSATDbLQI

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『砂漠の流れ者』 流れ者と言えば、こっちの流れ者も素晴らしいんだぜ。サム・ペキンパーの叙情的奇妙な冒険譚。ルシアン・バラードの撮影とジェリー・ゴールドスミスの音楽は、もはや芸術作品の領域。泣けるぜ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/JoFuuOUB1Y

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『さらば荒野』 マカロニ影響下で作られた凄惨で陰鬱なアルメリアロケの米国製西部劇。一度観たら忘れられないインパクトあり。ジーン・ハックマンは悪役を演じても上手い俳優だが、この作品の演技は虫唾が走るほど。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/FjWnTICtak

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『女ガンマン／皆殺しのメロディ』 放映直後、日本全国の西部劇＆アクション映画ファンを妄想の渦に叩きこんだ、アルメリアロケの英国資本西部劇。物語としてもよく出来ているので、『キル・ビル』の土台に使われました。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/4oGY7CISq0

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『太陽の中の対決』 マカロニ影響下において作られたハリウッド製西部劇。マカロニにはない心理劇の要素を採り入れてみました。インディアンに育てられた男の『血と怒りの河』にも通ずるアンデンティティと矜持を描いた傑作。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/r7S4hsHIJ8

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『１００挺のライフル』 マカロニ影響下で作られたハリウッド製西部劇。演出はもはやそのまま、金のかかったイタリア製西部劇の風情。アルメリアロケで、コルトM1902など珍しい銃器がたくさん出てきます。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/XIJEoqF4MN

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『追跡者』 マカロニ影響下で作られた英国人監督によるハリウッド資本の西部劇。本作ではリアリズムを極めてみました。決闘シーンのあまりの生々しさに、中学生だった私は劇場で吐きそうになりましたよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/B3AvahSu4v

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『真昼の死闘』 ドン・シーゲルによるマカロニ風味のメキシコ革命劇。公開前の仮題は『ダイナマイト無宿』で、先行して発売されたサントラLPの帯にはそのタイトルが。モリコーネの音楽がさらにスパゲッティ感を盛り上げる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/1coaTyjRYA

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『クイック＆デッド』 この頃になると「マカロニウエスタンが正統派西部劇を模倣するのではない。正統派西部劇がマカロニを模倣するのだ」の時代にw カラフルなウエスタンファッション＆銃器カタログみたいな西部劇。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/oPvwYChzOK

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『プロフェッショナル』 まだ西部劇が人気娯楽映画の王様だった頃。ハリウッドの職人監督が台頭してきたマカロニウエスタンに対し、「プロの映画作家が作るウエスタンとはこういうものだぜ」と示して見せたお手本。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/KmocW2qIX7

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『砦の２９人』 マカロニウエスタンの登場はハリウッドの西部劇に劇的なインパクトを与え、多様化させた。空撮で始まる導入部、ニール・ヘフティの斬新な音楽、入り組む人間ドラマと鮮烈な残酷描写…本作も例外ではない。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/AKREG8HM2Q

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『鷲と鷹』 なかなかいい邦題だが、原題は“BARQUERO”と言って船頭のこと。河の渡し守である主人公と凶悪な強盗団のボスとの一騎打ちを描く、トニー・ローム・シリーズのゴードン・ダグラス監督のウエスタン。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/meQYIxcwVJ

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『サン・セバスチャンの攻防』 18世紀、スペイン統治下のメキシコ。無法者レオンは逃げ延びた村で神父に間違われ、ヤキインディアンの襲撃から村を守る羽目に…。マカロニウエスタン・スタイルの神話的色彩を帯びた活劇。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/rmv9tUBSLv

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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『明日に向って撃て！』 振り向きざま敵を倒すサンダンス・キッドの銃の撃ち方に痺れました。ポール・ニューマンの笑顔、キャサリン・ロスの可愛さ。鮮やかな導入部にやるせないラスト。そして、バート・バカラックの音楽！ #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/mRtVBuf60x

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