放課後等デイサービスはどこに向かうのか

平成29年4月の放課後等デイサービス開設基準変更を契機としたツイッター上のあれこれ。論点別に少し整理。
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asako💙💛コーチも応援 @asakoguma

@lessor_tw @afcp_01 学校に通うだけで疲れてしまうタイプの子には…訓練とか療育とかいらないです! 出かけたくもないので移動支援もいらないです。放課後デイで各個人に合わせた過ごし方が選べるようにして欲しいです。

2017-03-29 16:16:16
afcp @afcp_01

放課後等デイサービスの理想像は「家よりのんびりできる場所」。異論は認めない……といいたいところだけど、そこまで言い切っていいかどうか、わずかに疑問はあるな。 / “障害児の放課後デイサービスに課題 連日利用、児童に負担感も - …” htn.to/Kt3ymB

2017-03-29 00:08:05
numachi @numachinomajo

@afcp_01 放デイにいわゆる「療育」までは望みませんが、「放課後デイで居心地よく過ごせるようになる。」というのは公園で遊んでる時間もセラピーですというロバース先生みたいに考えると広い意味での「療育」かなと。

2017-03-29 08:03:35
afcp @afcp_01

@numachinomajo 本来は鍛えるところまでは学校でできるとよいでしょうね。余力のある子どもの場合は、放デイにその部分も求めてもよいと思いますが、適応を見極める必要があるかなあ、と。ただ家族以外の人に支援してもらう経験、家族以外の人と楽しむ経験というのはよさそうですね。

2017-03-29 07:48:44

質の評価

行政

afcp @afcp_01

行政による実地指導の強化が支援の質の向上に繋がるというのが幻想だと思うのだけどな。精神病床なんておそらく一番密度の濃い "実地指導" がなされている事業所の一つだと思うけど、それでもねえ……。 / “障害児「放課後等デイサービス…” htn.to/uSJWYQVu

2017-01-05 19:29:24
afcp @afcp_01

@afcp_01 病院機能評価の方が幾分か質の評価に近いかもしれないけど。医療領域ですらそんな状況なのに、福祉領域でそこまでのコストをかけられるかという問題もあるからなあ。結局、消費者教育による淘汰が一番ましなんじゃないかと思うけど。どうだろうなあ。

2017-01-05 19:31:50
afcp @afcp_01

"子どもの内面にじっくり寄り添いながら活動することが評価されるような仕組みにしてほしい" "非常に頑張っているところとそうでないところをきちんと分けて、国として支援" その評価の方法が難しいよなあ。 / “改善なるか 放課後等デ…” htn.to/zThyAVVa5v

2017-03-26 19:39:24
afcp @afcp_01

@afcp_01 "運営や報酬面の確認" が行政による指導の軸であるし、それでよいと思うのだけどなあ。無理をしても変な杓子定規な指導が入るだけになりそうでもあるしなあ。医療領域にいる自分から見るとそう見えるけど。

2017-01-05 19:39:40
lessor @lessor_tw

「頑張っているかどうか」を行政が質的に評価する仕組みなんて「絶対に」不可能。書類上で法定の基準を満たしているかどうか、以外に評価なんてできない。障害児について何も知らない者が異動してきて実地指導することだってざらにあるのだから。

2017-03-27 01:04:23
lessor @lessor_tw

そして、「資格」で縛るしかなくなるわけだ。それが「児童指導員」と「保育士」であり、他に縛りようがない、というところが厚労省にとっても事業所にとっても危機的なのではないか、と思う。「放課後等デイは訓練(療育)」であるとして価値を高め続けようとすることの無理は、この点からも言える。

2017-03-27 01:09:03

相談支援専門員

lessor @lessor_tw

子どもが家にいる状況が苦しいと思う保護者にとってみれば、「じゃあどうすればいいか」まで支援しなければ、そりゃ一番わかりやすい「放課後等デイ」を頼っていくのは当然。そこで「計画相談」の人たちは、何ができますか?ということ。「使い過ぎだ」「子どもがかわいそう」と言うばかりではなく。

2017-03-28 15:16:01
afcp @afcp_01

@afcp_01 "大切なのは、事業所の支援内容に関心を持ち(第三者の専門家である)相談支援専門員の意見を聞きながら、子どもの負担にならない利用をすることだと思う" そこでちゃんと頼りになる相談支援専門員が増えるとよいけどなあ。

2017-03-29 00:10:21
てけてけ @takemakers

@afcp_01 相談支援に関わっているものです。「ちゃんと頼りになる相談支援専門員」の条件としては、障害に関する専門性とともに、利用者である障害児にある程度の頻度で会うことが必要だと思います。

2017-03-29 08:19:03
afcp @afcp_01

@takemakers ご指摘の通りですね。自分の理解では計画相談とモニタリングだけでは不十分なので、基本的相談支援がその前提として設定されていると考えているのですが、それでよかったでしょうか。その基本的相談支援が報酬上充分評価されていない問題の解決が、業界として急務でしょうね。

2017-03-29 10:04:26
afcp @afcp_01

相談支援専門員は、制度設計上どうみても今後の障害児者福祉政策の要になるはずなのに、報酬上も研修制度上も充分な手当がなされていないように見えるところが、日本の財政状況の厳しさを浮き彫りにしているよな、と思ったりする。他にもいろいろあるけど、いま注力するならここだと思うんだがな。

2017-03-29 10:08:39
afcp @afcp_01

@afcp_01 あとこれはいつも言われることだけど、相談支援とサービス利用の同一法人内抱え込みの問題は、早めにちゃんと手を打っておかないと、ほんとにしんどいことになりそう。そこには相談支援の報酬体系の問題というか、相談支援単体での採算性とかも関係してきそうだが。

2017-03-29 10:44:41
afcp @afcp_01

@afcp_01 あと都市部の相談支援専門員なら、障害種別などの専門分化という方法もありなのかな。法人内の異動などもあるので、相談支援専門員で長くやっていけるかという問題もあるので、悩ましいところだなあ。

2017-03-29 10:42:47
afcp @afcp_01

@afcp_01 このあたり、いまいち専門外なので、根本的に理解が間違っている部分もありそうだけど。とにかく相談支援サービスの充実には、いろいろ期待したいところ。

2017-03-29 10:48:12

消費者

afcp @afcp_01

発達障害領域で、消費者の立場から消費者教育をするための、核になる人材の育成がペアレント・メンター研修の一つの機能なのかもしれないな、と思っている。このテーマは、専門職を兼ねるペアレント・メンターの功罪という話にも関わってくるかなあ。この点なかなか悩ましい。

2017-01-04 07:49:35

おまけ 「大人の放課後」問題

lessor @lessor_tw

使えるサービス(放課後等デイ)が増えて、すっかり「消費者」としての役割に障害児の親たちは馴らされていくわけだけれど、18歳過ぎたら状況が一変することを思うと、やはり手放しで喜んでいてはいけないのだろう。

2017-01-03 21:43:43