- Uroak_Miku
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uroak_miku
@Uroak_Miku
『日本沈没』で、海の向こうに逃れる順番を待つ人々、崩壊する日本アルプスで遭難した学生登山部を決死で誘導する主人公…「外地」からの引き上げの記憶なのだと思う。戦後日本は「外地」を忘れることでリブートをかけた。その記憶を天変地異の設定で蘇らせたのがあの小説の傑出さ。
2017-04-25 08:43:53
uroak_miku
@Uroak_Miku
「日本語」が「外地」で生まれた。「国語」は「内地」に留まった。大日本帝国は崩壊し「外地」の記憶は追いやられた。「日本語」は追いやられ「国語」が生き残り、称えられた。古文参考書の傑作『古文研究法』は昭和30年の刊行。「古文」は戦後生まれ。「文語」が「古文」に改められた。
2017-04-25 08:48:35
uroak_miku
@Uroak_Miku
「外地」の残影は新仮名遣いにうかがえる。「内地」では「てふてふ」でしたが「外地」では発音と表記をそろえたほうが教えやすいため「ちょうちょ」と書かれた。これが敗戦後「内地」に取り入れられた。20世紀の頭にもドイツに倣って発音と表記の統一が検討されたのですが森林太郎博士に反対された。 pic.twitter.com/HRO1V7X8pD
2017-04-25 09:06:23
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uroak_miku
@Uroak_Miku
もし大日本帝国が存続し、大東亜共栄圏がそれなりに維持されていたら…「日本語」が自立し、そこから「英語」への橋渡しが比較的スムーズにいけたか?
2017-04-25 09:10:37