英語圏の同人研究倫理指針『英語圏ファンスタディーズ(fan studies) 学術誌TWCの研究者のための倫理指針』
- atochi_kanri
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英語圏ファンスタディーズ(fan studies)学術誌TWCの研究者のための倫理指針。journal.transformativeworks.org/index.php/twc/… pic.twitter.com/DI3IJp5ay0
2017-05-26 03:26:14「同人作品の作者の許可を得てから作品を取り扱うこと」「作者のプライバシーを守るため、直接同人作品にリンクしないこと」「Association of Internet Researchersの倫理指針に従って作者に研究の目的、方法を説明し、インフォームド コンセントを得ること」
2017-05-26 03:26:46同人文化を研究する英語圏の研究者の中、「研究倫理」がよく話題になります。学会でパネルディスカッションをしたり、研究倫理をテーマにした論文を出したり、ネット上でファンたちと議論・意見交換したりします。
2017-05-26 03:33:49おかげで研究倫理を大事にする研究者が増えたが、それは「ファンスタディーズ」という分野の中にいる人に限るのは問題。情報学、経済学、心理学の分野の研究者がたまにファンコミュニティを取り上げ、何かのファン活動を何かの現象の一例として研究する論文は危ない。なぜかというと
2017-05-26 03:34:11その研究者人たちはファンコミュニティの「関係者」ではないし、ファンスタディーズという分野にも関心がないから、例の研究論理のディスカッションの内容を知らないからです。結果的に勝手な行動をしたりファンを怒らせたりします。
2017-05-26 03:37:50ファンたちが起こるのは当然のことですね。もし自分の同人作品がどこかの研究者に「有害コンテンツ」として論文の中でリンクされたら、こっちも普通に起こります(ありがたいことに、されたことはありません)
2017-05-26 03:42:03しかし、勝手な行動をする研究者のせいでファンたちがずべての研究者を信頼できなくなるのは非常に悔しいと思います。英語圏のファンスタディーズならそうですけど、プロの研究者の中で同人活動に参加している人が非常に多い。
2017-05-26 03:49:03ファンたちが心配しているところを知り、プライバシーを丁寧に守りながら同人文化を分析することで、同人文化を偏見・表現規制・著作権法から守ろうとしている研究者が非常に多い。その人たちも仕事できなくなるのが悲しいだけではなく、確実に危ないと思います。
2017-05-26 03:49:49