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秩父盆地と甲府盆地の違いを知る地形とジオストーリーの旅(秩父の礫岩層、地形の差、そして扇状地)
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@s15taka こんにちは。興味深い議論ですね。個人的にはやはり甲州ぶどうの最初の発祥地ということと気温差の大きいことと結構急斜面であることかなと思います。
2017-05-28 07:53:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
扇状地ということもポイントですね。ブドウが好む水分環境は(日本だと)砂礫の堆積物が適しています。砂礫が堆積するのは山地から平野に出るところで河川が分流して流速が落ちるからで、流速が落ちたときに最初に運搬されなくなるのは、粗粒の砂礫。 twitter.com/mayamasa/statu…
2017-05-28 08:32:26![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
雨の険しい奥秩父の谷、開けた花崗岩の甲斐の谷(ぱっと晴れ)、の後での扇状地を見下ろす夕暮れの景色の中で(しかも向こうには富士山)のお話でしたので、それはもう鮮烈でした。 twitter.com/s15taka/status…
2017-05-27 22:52:45![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
地質学と地理学をシームレスに脳内処理すると面白いんですよ twitter.com/hira_sail/stat…
2017-05-27 22:55:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
本日の終着駅。山梨市駅です。 礫層を見て、地形を見ながらいろいろ教えていただいて、大変充実した一日でした。 目からウロコが何枚も落ちた日でした。 ありがとうございました。 pic.twitter.com/m3LQSjExS0
2017-05-31 21:42:12![](https://pbs.twimg.com/media/DBJ-hiMVoAUIXx2.jpg:medium)
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@s15taka 私も見なおしてみようと思っていたところです。 全体像はこんな感じで、真ん中の猫目状のところが、今日走ったあたり(大滝層群)になります。 猫目の右下の黄色いあたりが三峯神社あたりなのですが、図を見ると、そのもう少し下に「仏像線」の文字はありました。 pic.twitter.com/paCH0YUlgK
2017-05-27 23:01:50![](https://pbs.twimg.com/media/DA1qYA2VYAAnw9U.jpg:medium)
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@s15taka この地図の仏像線の正否もありますが、それを切る形になっている大滝層群は、どういう経緯で何時ごろできた地層なのか、とか、地質的にはどうなのかとか。 こんなペーパーは見つけていたのですが……。 twitter.com/hira_sail/stat…
2017-05-27 23:08:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
四万十帯のレンズ型のブロックの形成についてのペーパーがありました。 白亜紀末に、秩父帯が四万十帯層群に衝上、続いて大滝層群が上昇。最後に北縁の断層が動く。 白亜紀末に、三波川変成帯も上昇したようで、それとの関係も指摘されています。 jstage.jst.go.jp/article/geosoc… pic.twitter.com/EH4Wz1La5o
2017-05-22 11:56:38![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@hira_sail その位置ならわかります(今日の話だともっと北ではなかったですか?) jstage.jst.go.jp/article/geosoc…
2017-05-27 23:11:11![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@hira_sail さっきのものと同じ著者ですね。衝上断層というのがポイントです(古い秩父帯が新しい四万十帯の上に逆断層で乗り上げた・・・沖縄島にも同じものがある)。次回は三峯に時間をかけたいですね。
2017-05-27 23:16:45![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@s15taka 今日の地図では、猫目の上縁の白泰断層も仏像線に相当する断層と捉えていました。 産総研の地質図の凡例を見ると、大滝層群は四万十帯に分類されていますので、そこから北の秩父帯との境目になるということだと思います。 pic.twitter.com/sH5HRk2ZTM
2017-05-27 23:18:09![](https://pbs.twimg.com/media/DA1uHzbUIAEDHaz.jpg:medium)
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@hira_sail 合点してきました。現場では、秩父湖の南側に東西に延びる断層が仏像と言われてると解釈してしまい、それはどうかなと思ったわけです。
2017-05-27 23:22:08![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ジオパーク秩父では「秩父帯と四万十帯で地形がはっきり違う」というのをひとつの大きなトピックにしてる。それは事実で面白いテーマではあるが「なぜ地形が違うか」にどこまで踏み込んでいるのだろうか。
2017-05-27 22:54:11![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
地質学的トピックとしては、秩父帯と四万十帯の地層そのものと、それらの境界になる仏像構造線のテクトニクスが重要。しかしそこから地形を説明するためには、風化・侵食プロセス、ロックコントロール、隆起と侵食のバランスなどを理詰めで押さえないといけない。そういう解説がどこまでできているか。
2017-05-27 23:29:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@s15taka あとの疑問は、豆焼沢あたりは白泰断層の南で、四万十帯に入りそうなのですが、地形的にはかなり険しい感じだったことです。 大滝層群ではなく、小河内層群の八百谷ユニットに入るようなので、大滝層群との地質の差(大滝層群は、砂岩千枚岩互層、八百谷ユニットは、砂岩頁岩互層)なのかなとも。 pic.twitter.com/sj8XqxJQgu
2017-05-27 23:36:01![](https://pbs.twimg.com/media/DA1yM2LVwAEJCpV.jpg:medium)
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@hira_sail 千枚岩と頁岩であれば侵食に対する抵抗性がだいぶ異なります(相対的には千枚岩が弱く頁岩が強い)
2017-05-27 23:37:42![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@hira_sail 千枚岩と頁岩の露頭をみれば、すぐわかると思いますよ。あと粘板岩というのもあります。ちなみに琉球弧の四万十帯だと、奄美大島では粘板岩が主体、沖縄島北部では千枚岩が主体で、やはり地形が異なります。
2017-05-27 23:40:21