- uchida_kawasaki
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3月12日12:00に減衰補正したI131に対する放射能比率の平均は、Te132/I132が2.3, I133が1.1, I135が0.3, Cs134が0.1, Cs136が0.02,で、Cs137が0.1。ゆえに、I131は体表面汚染の20%のみを占めた。
2017-07-30 07:48:573月12日のプルームへの曝露によるI131の甲状腺線量が1mSvだとしたら、I131, I132, Te132とI133を合わせた甲状腺吸入線量は、1歳児で1.6mSv、10歳児で1.5mSv、成人で1.4mSvとなり、 pic.twitter.com/hk2amsZCzw
2017-07-30 07:56:19短命核種による甲状腺線量の寄与は、1歳児で37.5%、10歳児と成人では31.0%となり、Shinkarevら(2015)により推計された範囲である30〜40%に収まる。 参考:Shikarev論文academic.oup.com/rpd/article-ab…
2017-07-30 07:57:133月15日のプルームへの曝露によるI131の甲状腺線量が1mSvだとしたら、I131, I132, Te132とI133を合わせた甲状腺吸入線量は、1歳児で1.1mSvとなる。 チェルノブイリでは、安定ヨウ素剤を服用しなかった場合の短命核種の全甲状腺線量への寄与は30%だった。 pic.twitter.com/vTv5KObcol
2017-07-30 08:03:03(要するに、この論文では、すでに30〜40%の寄与だろうと推計されていた短命核種の寄与度を証明した、ってことになる? 元々の甲状腺線量推計値では、短命核種は考慮されてるんだっけ?)
2017-07-30 08:28:35しかしこれ、色んな意味(吸入線量の推計の不確かさ、避難の実情とその個人差、分析されたデータ数の少なさ)で過小評価だとは思うけど、UNSCEARの推計値が甲状腺線量の実測値やWBC測定値を元にした推計値より高いとなってることが、Introductionでしっかりと言及されてる。
2017-07-30 08:33:39この、「UNSCEARの推計値が甲状腺線量の実測値やWBC測定値を元にした推計値より高い」という認識は、この論文で明らかになった南相馬や浪江からの避難時の被ばくによって変わるんだろうか?
2017-07-30 08:37:46どちらにしろ、1080人調査のように、測定自体が過小評価の上、測定されなかった人たちの個々の被ばく線量を無視した国際認識が広まってしまうんだろうな、みたいな・・。 studyたんが見たらどう思うだろうな、この論文。
2017-07-30 08:39:38ちょっと順番が変になったけど、Discussionで述べられている、この研究での報告に関する文章。 「本研究では、3つの新知見を報告する。ひとつめは、3月12〜14日の体表面汚染レベルは浪江グループと南相馬グループで高かった一方、他のグループではかなり低かったこと。(続)
2017-07-30 08:48:55(続)2つめは、3月15、16日の放射能放出量が多かったにもかかわらず、3月15〜17日の他のグループでの体表面汚染レベルは、3月12〜14日の浪江グループと南相馬グループと同等、あるいはそれより低かったこと。
2017-07-30 08:49:32(続)3つめは、これは、甲状腺線量推計に必須であるI131以外の、衣類に沈着した放射性核種の構成を初めて示したものであること。」
2017-07-30 08:49:47”福島医大でスクリーニングを受けた254人分”・・・ あれ?福島医大では2011年3月12日~25日までに"336人"がスクリーニングを受けてますが?変ですねぇ。 twitter.com/YuriHiranuma/s…
2017-07-30 11:47:57著者らが用いたのは、福島県庁から入手した7285人分のスクリーニングデータと、福島医大でスクリーニングを受けた254人分のデータを合わせた7539人の避難者と住民のデータ。 男性41.9% 平均年齢は41.9歳(標準偏差23.5、年齢層0〜100歳、353人で年齢データ欠落)
2017-07-30 07:18:59あら?同じ大葉さんの学位論文がソース。この時点ではデータに問題は無かったはずなのに、24%も弾いた理由は何だろうか・・・ ir.fmu.ac.jp/dspace/bitstre… pic.twitter.com/0ShcZBMAyV
2017-07-30 11:58:15