タイムボカンについて

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

さて、キャプテンハーロックに代わりまして今回からどこからきたのかおつかれさんね、元祖タイムボカンを取り上げる事にします。とにかく、ひとまず、なにより、すなわち大体5～6話ずつにわたり全11回の予定。さわりの1～6話まで。　#タイムボカン pic.twitter.com/D63ZaWhEwt

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

さて、まぁ。タイムボカン24第2期がもう大体3週間後に再開とのことで、個人的に待ってましたな訳だが、まだ昭和タイムボカンシリーズで初代だけとりあげていなかったので、この機会に大体第2期開始までにおさらいしたい。過去にカートゥーンネットワークの再放送で　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

何本か視聴していたが、全話を見るのは今回が初めてになる。個人的に初代タイムボカンは、以降の昭和シリーズと比べてまだお約束やフォーマットが整っていない頃の面白さが光ると思う。もう少し具体的に書くとギャグ要素よりもシリアスなメカアクションものとして　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

初代は結構以降のシリーズでは見られないノリだなぁと思う。この辺りヤットデタマンやイッパツマンなども確かにシリアスな人型巨大ロボットが出てくるものの、どちらかとなるとヒーローロボットものに近く、大巨神は大変人間くさいキャラクターの面もあり（それはそれで良いが）　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

この初代は、ヒーローロボットというより、辛うじてヒーローメカと呼べばしっくりくるのだろうか。一応オタスケ、イタダキマンに例があるとはいえ、感情を持たない(あるいは殆どその描写がない)メカになるのだが、初代はメカブトンなどのメカデザがキャラクターではなくマシンとして　#タイムボカン pic.twitter.com/ZJ7xxKHmsB

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

描かれている所が大きな違いだなーと思う。個人的に一言で言わせてもらうと恰好よい。ゴワッパー5ゴーダムの海の幸をモチーフにしたマシンに通じるノリかもしれない。このメカブトンとテントウキ・ヤゴマリンの艦載機を総じてタイムボカンと呼ぶ事が第1話で触れられているが　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

もしかしたら、ガッチャマンのゴッドフェニックスに通じる概念だろうか（未見なので何とも言えないのだが）。この母艦ポジともいえるメカブトンがヤゴマリン、テントウキとの連携を駆使してメカニマルと対峙する訳だが、双方のメカにコメディ要素がほぼ見られず　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

後でも色々書くと思うが、この頃の悪玉ことマージョ一味も結構本気で戦っており、応戦する丹平達はメカ自身の意志も、今週のビックリドッキリメカなどのお約束もなく、自分達の技量と機転で（運によるものもあるが）勝ちを拾っていくメカ戦の描かれ方は、以降のシリーズと　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

一線を画すスリリングなものになっていて、真面目な意味ではもしかしたらシリーズで一番メカ戦が楽しめる作品だと思う。キャラクター面について次に触れるが、個人的にテッカマンのイメージを踏襲したものになっているようなともちょっと思ったりする。　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

この辺り時期も微妙に重なっており、どちらとも笹川監督が絡んでいるからもひょっとしたらあるのかもしれないが、スペースナイツの影響が少なからずあると思う。直情的な主人公・丹平が城二、博士の娘であるヒロイン・淳子がひろみ、木江田博士はヒロインの父親なら一応天地長官が　#タイムボカン pic.twitter.com/ZZTcfQRxkf

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

そうなのかもしれない。あとチョロ坊がペガスをディフォルメ化したデザインのような事を昔書籍で見た記憶があるのだが、ペガスっぽいロボットポジとムータンぽいマスコットながらそこそこ有能なポジションを受け継いでいそう。それはそうと丹平が木江田博士の助手を務めていたっぽく、#タイムボカン pic.twitter.com/EXAz5m7J8G

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

チョロ坊も彼が作ったっぽい。ヤッターマン、ゼンダマンも当てはまるのだが初期タイムボカンシリーズの主人公は自らメカを開発できるだけの能力があるので、何気にスペックが高いと思う。丹平についてメカブトンやテントウキの操縦もそうだが、単身で大人相手に戦えるだけの　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

腕っ節はあり、直情的ながら猪突猛進とかでもなく機転が利く。淳子についても腕っ節は見られないが、丹平不在でもメカブトンを操れるだけの腕はありフォーメーションをとれるだけの実力はあるっぽい。またペラ助のでまかせから目的の時代と場所を推理することができるので　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

まぁ、何というか、多分シリーズで大体全員が有能なメンバーで揃ってる気がする。ペラ助はまぁ……。その彼だが、妻のオタケさんの元に帰りたくがない故に、元の時代でデマカセばかり言って双方をかく乱させながら、淳子に対しては内心騙している事に罪悪感があるようなその辺りの　#タイムボカン pic.twitter.com/XfogVnPc0Q

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

チームの異分子が徐々に溶け込んでいく辺りはもしかしたら、アンドロー梅田ポジに少し近いのかもしれない(こんな事を書くと誤解されそうだが)。またデマカセでチョロ坊がらお仕置きされる事も少なくないが、このお仕置きを受ける立場はひょっとしたら中の人が同じだからではないが　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

ランボスのイメージも持っているのかもしれない。その一方でマージョ一味にドクロベエポジが不在なのだが。ただそのドクロベエがそのまま滝口さんで、ランボスやペラ助とお仕置きをうける立場から、ドクロベエや東南長官などのお仕置きなり愛の鞭を与える役回りに転じる点は　#タイムボカン pic.twitter.com/AP2SG9wSqB

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

面白いものがあるかもしれない。そんでもってマージョ一味だが以降のシリーズの悪玉と比べると結構ダーティーなところを感じる。第1話の時点で木江田博士の助手をグロッキーも務めていたのだが、彼はその技術を盗用する為のスパイであり、タイムガイコッツを完成させる訳で　#タイムボカン pic.twitter.com/Ve9t7SLSXJ

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この辺りは、ボヤッキーポジがメカに強い例が多いのだが、その背景が説明された数少ない例かもしれない(これ以外だと辛うじてエリート大学出身のセコビッチぐらいか)。ちなみに第4話ではタイムスリップした唐の時代で3機のメカを現地で製造している離れ業を披露している　#タイムボカン pic.twitter.com/mHhseTIsa2

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そんでもって、第3話の魔女狩りでは、魔女だと疑って襲いかかる民衆に向かってミサイルをぶっ放したり、火炎放射で火だるまにしたりと……この辺りは以降のシリーズではまず見られない殺戮描写ではないだろうか。#タイムボカン pic.twitter.com/ShH7pI771T

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第1話……ここから各話の補足などについて。主に設定説明回になっているが、燃料補給のために元の時代へ帰ったのではないかと、マージョ一味がメカブトンの行方を追う際に推察しているシーンがある。シリーズでタイムトラベルしてから途中で元の時代に帰るネタなどは　#タイムボカン pic.twitter.com/bfLTavmsPg

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意外にもタイムボカン24の第1期最終回（ただダヴィンチ達が戦闘に巻き込まれる事を防ぐための理由）まで見られなかった行動だったりする。タイムトラベルに燃料が必要の概念は以降のシリーズでも見られないのだが（イッパツマンのタイム落とし穴が辛うじて近い）　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

この辺りはまだタイムトラベルの概念がまとまっていなかったのかもしれない。ちなみに第1話で早々EDクレジットでクリステンという人物が出てくるが、彼女は第3話のゲストキャラになる。何故第1話から彼女の名前があるのか不思議かもしれないが……　#タイムボカン pic.twitter.com/buSGytleb5

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七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

第2話……アレクサンダー大王の時代のギリシャとペルシャの戦争に善玉、悪玉それぞれが助っ人として武力介入する話。ヤッターマンやオタスケマンでアメリカ独立戦争や南北戦争に武力介入するエピソードはあったのだが、そちらはワシントンやリンカーンなどの主役で扱われている　#タイムボカン pic.twitter.com/q0XUC9cMLm

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歴史の偉人側に善玉が協力して、彼らに敵対する勢力と悪玉を退けるといった、いわば正義の戦いのようなニュアンスで描かれているのだが……こちらではギリシャとペルシャ側で特に主役となる偉人が登場しないのもあるが、双方のどちらが正義なのか強調する描写が強調する描写がみられず　#タイムボカン

七井史門(そういえばあったは一日にして成らず) @7ishimon

あくまで、たまたま利害の一致で協力しているといった、ヒーローというよりそれぞれ助っ人の傭兵のようなニュアンスで扱われており、以降のシリーズと比べると大分大人びている。丹平と淳子はあくまで木江田博士を探す目的であり、正義のヒーローではないとの意味もあるのかも　#タイムボカン pic.twitter.com/8frCeIqKZJ

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