- drsteppenwolf
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3月の時点では問5は数値を入れるだけと思って解いてなかったんだよね。だから予備校の解答速報が間違えているだけだと思っていて阪大の出題ミスには気付いていなかった。ここが敗因だな。
2018-01-06 22:31:13@Yh_Taguchi 反射するのがただの壁でなければ1/2がつく方が正解になる可能性もあると思います。今回の措置にはこれ以上受験生に不要な不利益は被らせないという政治的な判断もあると思っていて,納得しています。
2018-01-07 08:39:41予備校講師 ヨビノリ講師のたくみさんの解説
例の大阪大学の物理の入試問題を解説しました。動画は全3本ですので順にご覧ください。なお、説明は全て受験生向けに行ったのでやや正確性に欠ける部分があるかもしれませんが、ご容赦ください 1本目「混乱が生まれる理由と正答」 pic.twitter.com/dHBPO8SPxx
2018-01-07 06:47:08中央大学理工学部田口善弘教授の解説
訂正解でも1/2が残っているものが正答とされたままの件についてはこういう憶測もあるみたいです。そうなると、阪大から「なぜ1/2がついたままの答えが正答なのか」の説明はありえないことになります。その疑問を払しょくするためにも阪大はちゃんと説明してほしいです。 twitter.com/esumii/status/…
2018-01-07 02:13:27穿った見方をすれば、元の解答が「誤り」なのを認めてしまうと、合格者が不合格者に変わるけど、それは無理なので1問目も全員正解にせざるを得なくなって「30人」で済まなくなる…という憶測も可能ですが考え過ぎ?twitter.com/esumii/status/…
2018-01-07 00:10:10いろいろ悩みましたが阪大の件は「壁で粗密波は逆位相反射する」と書いておけばよいところを「固定壁」と書いたので出題ミスになった、と理解しました。阪大がなかなか出題ミスを認めなかったのも「この固定壁は粗密波が逆位相反射するという意味で書いた」と回答していたからじゃないでしょうか?
2018-01-07 08:58:21阪大の訂正解で1/2が残ったままなのは、この「固定壁」というあいまいな表現が以前として「粗密波が逆位相反射」という解釈もありうる、と解釈しているからじゃないでしょうか。以上、終わりです。 twitter.com/Yh_Taguchi/sta…
2018-01-07 09:01:05問題文では最初っから「音波=粗密波」と明記されており、高校物理用語では固定壁と言ったら逆位相反射を意味すると解釈(誤解?)した大学側の思惑と高校物理の指導現場の意識のずれで起きた出題ミスと感じました。そうだとすると、もはや物理の問題ではないので回避は難しかった気がします。
2018-01-07 09:11:50こういう経緯だとするとなぜ、多くの物理の専門家がクロスチェックしたのに出題ミスが起きたのか、また、阪大がなかなか出題ミスを認めなかったのかも理解できます。3月、8月、12月と3回も指摘が続いたのでさすがにこれは自分の方が劣勢だと悟った、ということじゃないでしょうか? twitter.com/Yh_Taguchi/sta…
2018-01-07 09:21:59もし、そうだとすると「なぜ、もっと早く対処できなかったか」という指摘は無意味だということになります。3回続かなければ阪大は自分の解釈の方が特異的だときづけなかったということでしょう。ただ、3月時点でもっと多くの疑問の声があがれば違ったかも。 twitter.com/Yh_Taguchi/sta…
2018-01-07 09:23:39田口先生の考察続き
大学の物理の教員から見ると問題が正しいかどうかは方程式を解かないとわからないのですが、今回の場合、波動方程式で考えるのが難しい感じです。音叉は逆方向に変位で逆位相の波を放っていますが、そうすると音叉の両端間の変位の微分は∞なのでここは「切れている」とせざるを得ません(続)。
2018-01-07 11:32:46(承前)しかし、壁で跳ね返ってきた波は「音波を通り過ぎて」逆方向に放たれた波に追いつかないといけないのでその時は音叉の両端間は「つながっている」としないといけません。この状況は1次元の波動方程式では記述できないので、まさに「高校物理でしかありえない」問題になってしまっているのでは
2018-01-07 11:35:15じゃあ、なんでそんな問題出すんだってことですけど、捻らないと公式当てはめだけで解ける問題になってしまい、物理が暗記科目になってしまうのでそれを避けたい、という意識が働いたのでは、と邪推します。
2018-01-07 11:36:24現在、「正答」とされている2d=nλも「行路差が波長の整数倍」という何も考えなくても書けてしまう式なので考えさせたくて1/2が入るような問題をひねり出した。しかし、壁で粗密波が逆位相反射、と明記するとヒント与え過ぎなので問5でその状況でしか成り立たない数値例を与えてわからせようとした。
2018-01-07 11:39:43こんなのは皆、部外者の妄言ですが、当事者はきっと発言を許されないでしょうし、「なんでもっと早く対処しないのか」とか「こんな自明な間違いを出題した」とか言われるのはいたたまれないので。きっといろいろ考えて問題を作ったんだけど、一周回って悪問になっただけだと思います。
2018-01-07 11:42:30佐々真一京大教授の考察
阪大の件:「複数の答えを正解とした」理由を考えた。まず、S台が提示した答え以外を正解として認めるのは難しい。固定壁は、教科書どおりの、変位でみて固定端(圧力でみて自由端)でよいだろう。それ以外の条件をもった壁を用意するのは現実的にもありえないし、そこが問題ではないだろう。(続く)
2018-01-07 12:53:59唯一の可能性は、音叉で正の方向にでる波と負の方向にでる波の位相が逆かどうかで、圧力でみて同相(変位でみて逆相)が自然だし、おそらく実験でもそうだと思う。音叉を90度回転させると、山谷パタンが変わるが、正と負の方向の波の位相は圧力でみて同相なのは変わらない(ように見える)。(続く)
2018-01-07 12:54:44しかしながら、音源からでる波の位相の関係は自明ではなく、試験問題としては、問題中で明示しておくべき事項だった。そこで、「音源からでる波の位相の関係」については、受験生がどう考えても(=どう仮定しても)正解とする、という案に落ち着いたのでないか、と推測した。(続く)
2018-01-07 12:55:33