空間線量率が1μSv/時でも年間追加被曝線量は1mSv/年に達しない!?

まとめました。
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服部 美咲 HATTORI Misaki @misaki_hattori

「0.23μSv/時以上の地域に住むと年間追加被曝線量が1ミリを超えるという誤解がある。これは蓄積された実測のデータでは、4~7倍近い、過度と言っていい保守性を持った数字である。まずは空間線量率と実際の被曝線量との相関関係を見直すべきだ」(以上更田委員長) nsr.go.jp/disclosure/com…

2018-01-17 18:51:12
服部 美咲 HATTORI Misaki @misaki_hattori

「実際の被曝線量と生活空間の空間線量率との相関関係を調べると、どんなに保守的に見積もっても4倍近く開きがある(注:この点、伴委員は7倍と仰った)。つまり、空間線量率が1μSv/時でも年間追加被曝線量は1mSv/年に達しない」(以上更田委員長) nsr.go.jp/disclosure/com…

2018-01-17 18:58:17

第59回原子力規制委員会(平成30年01月17日(水) 10:30~12:00)

http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/00000301.html

あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

「どんなに保守的に見積もっても」だと2倍くらいじゃないかなあ。伊達市のデータだとそうなってると思うんだけど twitter.com/misaki_hattori…

2018-01-17 18:59:59
ryugo hayano @hayano

(NHK)www3.nhk.or.jp/news/html/2018… 「規制委委員長 :0.23μSv/hという値は、福島の住民が身につけている線量計の実測値に基づくと「4倍程度保守的」つまり、実態に即さない厳しい数値ではないかとの認識を示し、「改めないと帰還や復興を阻害すると思う」と述べた」(もっと早く言って欲しかったなぁ)

2018-01-17 21:02:39
二十人のろの夢 @drsteppenwolf

保守的に見積もったら2~3倍が穏当なところでしょう。 twitter.com/misaki_hattori…

2018-01-17 21:31:00
二十人のろの夢 @drsteppenwolf

年間追加被ばく実効線量(実測値)は、国の予測値の半分から3分の1である。 →伊達市の 『空間線量率と実効線量との相関』についての分析 - Togetter(3,034view) togetter.com/li/677953

2018-01-17 21:35:31
二十人のろの夢 @drsteppenwolf

空間線量率が0.6μSv/時で、年間追加被曝線量は1mSv/年ぐらいに留めておくのが保守的な態度だと思う。 (空間線量率が1μSv/時でも年間追加被曝線量は1mSv/年に達しない場合が大いにあることはもちろん否定しないけど)

2018-01-17 21:41:40
二十人のろの夢 @drsteppenwolf

危険を盛ってもいけないし、過小評価してもいけない。まずは事実をチェックすることが大事。

2018-01-17 21:49:02
二十人のろの夢 @drsteppenwolf

私もざっくり「1μSv/hが1mSv/y」で大きく外さないと考えています。ただそれを保守的というのは私は言い過ぎだと考えますが、大森さんはどのようにお考えになられますか? twitter.com/yard_1957/stat…

2018-01-17 21:57:39
大森真 @yard_1957

前職の社では2011年5月アタマから積算線量計持ってたので、空間線量から計算した値と実際の自分の被ばくがどれだけかけ離れているのかは、みんなすぐわかった.だから「0.23μSv/hが1mSv/y」と聞いた時は「えー、その3~4倍ないと1mSvなんてならないよー」と思った twitter.com/yard_1957/stat…

2018-01-17 21:50:46
ryugo hayano @hayano

国は「空間線量率0.23µSv/h=個人線量 年1mSv」⇄「空間線量率の0.6倍が個人線量率」と仮定.産総研の飯舘村での実測は iopscience.iop.org/article/10.108… 屋内0.13倍屋外0.18倍.国の仮定は約4倍「保守的」twitter.com/hayano/status/…

2018-01-17 22:00:30

Individual external dose monitoring of all citizens of Date City by passive dosimeter 5 to 51 months after the Fukushima NPP accident (series): 1. Comparison of individual dose with ambient dose rate monitored by aircraft surveys

【結果】
解析の結果、以下の3点が明らかになりました。
1)実測された個人の外部被ばく線量は航空機モニタリング調査における居住する場所の空間線量率によく比例し、その比例係数はおよそ0.15倍でした。
2)得られた比例係数0.15は、航空機モニタリングの実施時期が違ってもほとんど変化せず、時間経過に伴う線量の減衰は個人線量と空間線量率の両者ともにほぼ同じでした。
3)本係数0.15に対して、空間線量率から年間実効線量を推測する際に用いられている換算係数0.6は、4倍程度過大でした。

http://www.fmu-rdmc.jp/news.html?id=57

あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@parasite2006 @yard_1957 @drsteppenwolf 僕は「どう保守的に見積もっても」と言いたいなら1mSv/yは0.5μSv/hくらいだろうと思います。1μSv/hでも全然問題ありませんが、1mSv/hかと言われると疑問かな

2018-01-17 23:17:49
大森真 @yard_1957

@kikumaco @parasite2006 @drsteppenwolf 僕の経験では0.8~0.9μSv/hくらいの時で1mSv/yです.でも何も気にせず生活してたので、ちょっと気をつかえば1μSv/hくらいでも1mSv/yに届かないでしょうし、0.5μSv/hならまずあり得ません.いずれにせよざっくりと(←僕は今回ことでこの重要性を知りました)言えば大した差ではないと思います

2018-01-17 23:40:05
cwt @clear_wt

これはとてもまずいと思う.例えば,宮崎早野論文の3~5倍過大という評価(これは航空機モニタリングに対するものである点は注意が必要だが)はばらつきの多いものに対する<平均的な>倍率であり,「どんなに保守的に見積もっても」といったものではない. twitter.com/misaki_hattori…

2018-01-18 00:37:42
cwt @clear_wt

以前のまとめ「航空機モニタリングによる線量率測定結果と個人線量の関係について―宮崎・早野論文(2017)の解釈 togetter.com/li/1115697」の中で危惧したことがそのまま現実になってしまっている様に見える.

2018-01-18 00:42:01
まとめ 航空機モニタリングによる線量率測定結果と個人線量の関係について―宮崎・早野論文(2017)の解釈 宮崎・早野論文 Makoto Miyazaki and Ryugo Hayano, "Individual external dose monitoring of all citizens of Date City by passive dosimeter 5 to 51 months after the Fukushima NPP accident (series): 1. Comparison of individual dose with ambient dose rate monitored by aircraft surveys" Journal of Radiological Protection, 37 (2017) 1–12 https://doi.org/10.1088/1361-64.. 6517 pv 187 4 users 10
cwt @clear_wt

0.23μSv/hという不合理な基準は改めないといけないことはもちろんだが,その際の説明に瑕疵があったり,(マスコミ他による)不正確な説明がなされれば住民の不利益につながるし,合理的に基準を改めたい側から見ても障害にもなりかねない.

2018-01-18 00:48:44
cwt @clear_wt

特に,この倍率の議論はむしろ年1mSvという長期目標の基準に対してはあまり重要でなく,むしろ居住の制限(住民の人権の制限の問題)や帰還というシビアな部分で大きく効いてくるので慎重な議論が必要なのではないかと考える.

2018-01-18 01:10:27
cwt @clear_wt

善意に解釈すると,多数の人の<平均値の推定係数として見た場合>4倍というのは他の<平均値の>推定係数に比べて小さい=保守的という意味で,個々人に対して保守的という意味ではないのかもしれないが,そうであれば誤解されないような説明が必要なんではないのかな.

2018-01-18 01:16:42
cwt @clear_wt

(補足説明)宮崎早野論文では99%タイルをカバーする係数としてはc=0.56が示されているので,例えば,「帰還した人のほぼ全員が年間5mSvを超えない((1%程度予想される基準を超えてしまう人だけは別途対策を講じる))」を基準とするなら保守的な換算の比率は現在の0.6とほとんど変わらない.

2018-01-18 01:31:00
cwt @clear_wt

私が不用意に引用して誤解されてしまったかもしれませんが、この「とてもまずいと思う」の対象は服部さんのツイートに対してでなく、そこに拾ってある委員会発言の中身(特に「<どんなに保守的に見積もっても>4倍近く」や別発言の「7倍」のくだり)に対するものです。念のため。

2018-01-18 08:11:48
cwt @clear_wt

(さらに補足)仮に年間1mSvの算出根拠に限定した係数見直し(相当する空間線量率の見直し)という話であれば,この見直しは<年間1mSvは平均値として達成していれば良い数値で,それを幾分超える人も当然出る>という年1mSvという数字の意味(変更の実質)も同時に説明しないとまずいのではないかなあ.

2018-01-18 12:34:53
cwt @clear_wt

そもそも年1mSvは長期目標で今すぐの達成目標や基準にするのが現実とそぐわない部分があったので,短期的な目標としては<集団の平均値として>年1mSvとするという意味の説明も伴えば(本来の<長期目標としての>年1mSvとは矛盾しない)あっても良いと個人的には思う.

2018-01-18 12:40:10