【R18】真奈美の性活日記 第一話

母が亡くなって七年、父と二人で静かに暮らす高校生、真奈美。ある日、父が若い美女を家に連れてきた。真奈美の生活が“性”活へと変わってイッたのは、それからだった。
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夢乃 @iamdreamers

わたし、初対面の人にも気取られるほどに、お父さんのことを話していたのかしら? 愛魅さんの言葉に、今日二人が家に来てからのことを回想する。その少しの間を捉えて、一時的に蚊帳の外に押しやられていたお父さんが口を開いた。 #twnovels

2018-04-29 18:55:07
夢乃 @iamdreamers

「でも、一緒に暮らす家族に黙って籍を入れるわけにはいかないから、真奈美には話しておかないと、と思って。真奈美、ぼくたちの結婚、許してくれるかな?」 まるで、結婚相手のご両親に言うようなことをわたしに向かって言うお父さん。どちらが親なのかわかりゃしない。 #twnovels

2018-04-29 18:55:39
夢乃 @iamdreamers

お父さんは期待と不安の混ざった複雑な眼差しでわたしを見つめている。愛魅さんは少し首をかしげるようにして、天使のような微笑みをわたしに向けている。 「あ、あの」 二人の顔を見ていたら、少し頭が冷えてきた。頭の中はまだ混乱しているけれど。 #twnovels

2018-04-29 18:56:21
夢乃 @iamdreamers

「愛魅さんのご両親は、この結婚に賛成なんですか?」 恐る恐る、という感じで聞いてみる。 「あたし、実家とは絶縁状態だから、気にしなくていいのよ」 「え」悪いことを聞いてしまったかもしれない。「ごめんなさい」 「いいの。気にしないで」 #twnovels

2018-04-29 18:57:29
夢乃 @iamdreamers

またわたしは、二人の顔を見較べるように見た。お母さんが亡くなってもう七年、お父さんも五十過ぎたといってもまだまだこれからだもの、いつかこういう日が来るとは覚悟していた。でもまさか、お父さんよりわたしの方に近い年齢の人を連れてくるなんて、予想だにしていなかった。 #twnovels

2018-04-29 18:58:20
夢乃 @iamdreamers

いや、今日、愛魅さんを連れて来たお父さんを見たときに、一瞬このことも予想はした。でも、(こんなに若くて綺麗な人がお父さんの相手だなんて、あり得ないっ)と無意識のうちに頭から締め出していたみたい。 「真奈美ちゃん、あたしのこと、嫌い?」 #twnovels

2018-04-29 18:59:05
夢乃 @iamdreamers

「いえ、そんなこと、全然ありませんっ」 わたしは慌てて否定した。実際、一、二時間、言葉を交わしただけだけれど、わたしは愛魅さんのことをすっかり気に入っていた。立ち居振る舞いに比べて言葉使いがちょっと子供っぽいかな、とも思ったけれど、それも魅力になっているし。 #twnovels

2018-04-29 18:59:48
夢乃 @iamdreamers

でも、それは歳上の友人みたいなもので、まさかその人がお継母(かあ)さんになるだなんて・・・ 「真奈美、駄目、かな・・・?」 消え入るようなお父さんの声。あーん、もう、そんな顔されたら駄目だなんて言えないじゃない。 #twnovels

2018-04-29 19:00:38
夢乃 @iamdreamers

「・・・いいよ。二人がいいなら。わたしだけ反対しても仕方がないし」 不承不承、わたしは頷いた。なんとなく釈然としない気持ちなのは、やはりお父さんと愛魅さんの年齢差かな。上手くいくのかしら、この結婚。手を取り合って喜ぶ二人を前に、わたしは不安を拭い去れなかった。 #twnovels

2018-04-29 19:02:21

夢乃 @iamdreamers

その二日後には、愛魅さんはうちに越して来た。二人の結婚を承諾した後で(炊事はわたしがやるのかな? 愛魅さん、そういうの苦手そう・・・)なんて失礼なことを思ったけれど、それは杞憂に終わった。越して来た翌日には、わたしが起きた時には朝食の支度が済んでいた。 #twnovels

2018-04-29 19:03:15
夢乃 @iamdreamers

味もわたしに引けを取らない。って言うより、わたしのより格段に美味しい。お母さんが亡くなってから七年間磨いてきた料理の腕の自信が揺らいじゃうくらい。本当、なんでもできる人。わたしと六歳しか違わないだなんて、信じられない。憧れちゃう。 #twnovels

2018-04-29 19:03:32
夢乃 @iamdreamers

春休みは三人でお母さんのお墓に報告に行き、「三人で旅行に行こう」とお父さんが言うのを断って(そりゃそうよ。二人にとっては新婚旅行だもの。邪魔するような野暮はしたくない)無理矢理二人を送り出し、帰って来てから親戚廻りをして、慌ただしく過ぎた。 #twnovels

2018-04-29 19:03:57
夢乃 @iamdreamers

最初のうちは「愛魅さん」と呼びかけるのに違和感があったけれど、高二に進級して少し経つ頃にはもう慣れた。でも、未だに「お継母さん」とは呼べない。そう呼ぶには、いくらなんでも若すぎるよ・・・愛魅さんも気にしてはいないようだし、そう呼ぶのはもう少し待って貰おう。 #twnovels

2018-04-29 19:04:18
夢乃 @iamdreamers

最初こそ驚いたし、上手くやっていけるのか心配もしたけれど、二人から三人になった生活に、わたしは自然と馴染んでいった。・・・いつも露出度の高い、スタイルの良い身体のラインを強調した、愛魅さんの姿にも。 #twnovels

2018-04-29 19:04:42

夢乃 @iamdreamers

お父さんが愛魅さんと再婚してから、二ヶ月ほどが経った。 「ただいま」 帰宅部のわたしは、まだ陽が落ちる前に玄関の扉を開けた。今まで、二ヶ月前までは帰り掛けに夕食の買い物をしたりしてたけど、今は愛魅さんが全部やってくれるから、少し手持ち無沙汰。部活に入ろうかな。 #twnovels

2018-04-29 19:05:28
夢乃 @iamdreamers

玄関に入って靴を脱ごうとして、違和感に気付いた。いつもなら、『おかえりなさい』という愛魅さんの声が聞こえるし、玄関まで出迎えてくれることもある。けれど、今日はそれがない。ふと、足下にお父さんの靴があることに気付いた。今日はもう帰って来ているのかしら。 #twnovels

2018-04-29 19:05:52
夢乃 @iamdreamers

「あ、あぁん」 は? 今の、愛魅さんの声? 何かあったの? それにしては、危機感が感じられない・・・ 「あ、ああ、いい、いい、こうじさん、いい」 声は断続的に聞こえてくる。居間から、かな。わたしは、何となく足音を忍ばせて、廊下を進んだ。 #twnovels

2018-04-29 19:06:09
夢乃 @iamdreamers

居間の扉は開かれている。暖房や冷房が必要な時は閉めるけれど、そうでなければ大抵開け放してある。 「あぁん、あ、そこ、あぁ・・・あっ、あぁ、い、いぃ・・・あ、は、あぅん・・・」 声は続いている。わたしは居間の入口に身を寄せて、中を覗き込み・・・息を呑んだ。 #twnovels

2018-04-29 19:06:29

まなみの快楽 ■

夢乃 @iamdreamers

居間には、お父さんと愛魅さんが、いた。ソファに座っている。・・・と言っていいんだろうか? 二人とも、産まれたままの姿で、お父さんは大股を開けてソファに寄りかかり、愛魅さんもやっぱりおっ広げて、お父さんの上に向かい合って乗っかっている。 #twnovels

2018-04-30 18:53:44
夢乃 @iamdreamers

「ああん、あぁ、あ、いい、いいぃ、あ、あうぅ」 わたしに背を向けた愛魅さんは、背中に流れる長い髪を揺らせて、お父さんの上で身体を前後させている。愛魅さんとお父さんは、アノ部分でしっかりと繋がっていて、わたしのいるここから丸見えになっている。 #twnovels

2018-04-30 18:54:04
夢乃 @iamdreamers

愛魅さんが身体を揺するたびに、愛魅さんからお父さんの乱棒が出挿りしてぐちょぐちょと厭らしい音を奏で、ぶら下がった肉団子を納めた袋も揺れている。 「はあん、ああ、いい、いいっ」 「まなみ、さん、きもちいい、あう、いきそう」 「だめ、まだ、まだよ、ああん」 #twnovels

2018-04-30 18:54:29
夢乃 @iamdreamers

わたしに背を向けている愛魅さんに隠れていて、お父さんの顔は見えない。だけど、きっとだらしない表情をしているんだろう。 がたんっ 大きな音がした。いつの間にか、手の力が抜けてしまったみたい。わたしの手から鞄とスポーツバッグが床に落ちていた。 #twnovels

2018-12-22 20:53:27
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