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「編集の赤字」と「校正・校閲の赤字」は違う

同じ赤字でも、その性質は異なります。 このまとめは、「校正・校閲の入れる赤字」と「編集さんが入れる赤字」の違いを整理するために作成しました。 ★更新履歴 【5/17追加】
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弁理士・司書・学芸員 松田真@ゲームギフト図書館 @mamantick

@bot_sha あっ! それでピンときました! 「こういうテーマで何か書いて」的な事を編集者さんから言われたことあります。 このオファーは、おそらく校正さんからは来ない。 「すでにある文章」に向き合うのが、校正さんのお仕事。 こんな感じの認識になりました。

2018-05-12 23:41:27
大西寿男 ONISHI Toshio | ぼっと舎 @bot_sha

@mamantick あ、そこのところが、いちばん言いたかったとこです〜 校正って、助産師さんやカウンセラーの仕事に通じるものがあると思うんです。 助産師さんは自分が産むわけじゃないし、カウンセラーも自分からクライアントを探しに行くわけじゃありません。 編集よりずっと受け身で、支える営みなんですよね。

2018-05-12 23:46:44
北條一浩 @akaifusen

ぼくは校正者の方の「鉛筆出し」が好きです。「これってこうかもよ?」「もしかしてこっちのほうがよかったりしません?」「こう書く場合もあるみたい」「よくよく調べたらどっちもアリっぽいですね」というささやきだと思ってます。「鉛筆出し」は対話。鉛筆の黒はやさしい。

2018-05-13 00:32:21
大西寿男 ONISHI Toshio | ぼっと舎 @bot_sha

@akaifusen なんだか、自分のことではないのに、うれしいです〜

2018-05-13 00:41:34
北條一浩 @akaifusen

@bot_sha ぼくはライターとして自分で書くことも、編集者として人から原稿をもらうこともありますが、校正の方がいてくれる、という事実は大きな安心感になっています。特に編集者の時がそうです。

2018-05-13 00:46:12
大西寿男 ONISHI Toshio | ぼっと舎 @bot_sha

@akaifusen よい校正者さんと仕事されてきたんですね! 編集者さんによろこんでもらえるのが、仕事をしていてぼくはいちばんうれしいです。

2018-05-13 00:59:38
北條一浩 @akaifusen

@bot_sha 自分にはできない仕事だ、ということは痛いほどわかっています。そして世に出る多くの本は、校正者を経由することによって、事実でないことや嘘、間違いから守られているのだと思います。

2018-05-13 01:05:01
大西寿男 ONISHI Toshio | ぼっと舎 @bot_sha

@akaifusen それはおたがいさまですよ〜。編集者さんやライターさんのお仕事を見て、とても自分にはできないって思ってますから。 著者はもちろん、編集者もデザイナーも校正者も印刷製本所さんもみんな、いい本になりますように、なってほしいと願って、それぞれにがんばるわけですもんね。

2018-05-13 01:16:06
ひなた@お仕事募集中 @hinatakobo

校正て、校正マンの入れる赤字や疑問だしじゃないの? 編集さんの入れる軌道修正も、校正っていうの? あと、例えば伏線の回収忘れや、こことそこの矛盾の指摘とかは編集の仕事?校正の仕事?

2018-05-12 23:44:26
こうちゃん黒猫まみれ @macneko_ayu

@hinatakobo 一般の人は、編集が入れるもの校閲者が入れるもの校正者が入れるものレビュアー(査読者)をすべてまぜこぜにして「校正」って言ってる気がします。執筆者の場合、編集者から赤字が返ってきたときに誰が入れた赤字か判別できないんじゃないですかねー

2018-05-13 00:10:30
ひなた@お仕事募集中 @hinatakobo

@macneko_ayu そうなのかー、まったく別の仕事だと思ってたから、校正マンと編集者の入れてる赤字(指摘)がごっちゃに話されてるのが気になったのよね。 編集ならともかく校正の人って「感想」伝えることって……まずないよね?

2018-05-13 09:43:25

(※編集さんと仲が良ければ「おもしろかったです」など、好意的な感想を個人的に伝えることはあるかもしれませんが、校正ゲラに書き込むようなことは、あまりないのでは…(・・;))

もも @momo_zatudan

前に編集長に言われた言葉を思い出すなあ…「校正は真面目にやればやるほど技量もレベルも上がるけど、一番必要なのはセンスと読解力」文脈を理解した上で鉛筆なり朱なり入れないと作家に納得して貰えない。。大変だけど、分かり合えた時の喜びはひとしおなんだよね。。

2018-05-14 13:53:36

(※本を出版するにあたり、著者/編集/校正・校閲/DTP/印刷・製本 etc... と、工程は多岐にわたりますが、ほぼ分業制となっているため、自分の作業範囲のこと以外はなかなか知る機会がありません。また、簡単に習得できるものでもありませんし、どれも一生勉強の世界です。複数の業務を経験、知っている方もなかにはいますが、ほんの一部にすぎません。また、媒体・案件によって、ぞれぞれルールが変わることもよくあります。できればもっと円滑に、意見交換や申し送りできる環境があるといいのですが…)

校正と校閲の違いは、いろいろな方が説明していますが、個人的にはこちらの記事が、一番私の感覚に近いかなと思います。
【本好き必見】「面白いと感じたら失敗する」校正校閲の職人仕事とは? - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」 https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/negishi05

リンク www.e-aidem.com 【本好き必見】「面白いと感じたら失敗する」校正校閲の職人仕事とは? 皆さんは校正・校閲(こうせい・こうえつ)という仕事をご存知でしょうか? 出版社はもちろん、ライターや編集者にとっても欠かせない仕事の1つです。とはいえ、具体的にどういった仕事なのか分からない人が多いはず…ライターの根岸達朗が鴎来堂、かもめブックスの柳下… 405 users 1443

・校正:元原稿(または底本・出典元など)や編集指示との一字一句照合、誤字脱字などの単純誤植指摘、など
・校閲:事実確認、整合性の確認、など

※ただし、この境は意外と曖昧で、両方を兼ねる場合もあります。(ちなみに私は校閲が下手(というか校正特化型)なので、もっぱら校正メインです)

スタンダードな流れとしては、初校→再校→念校、の3回ですが(カラーの場合は+色校)、2回や1回になることも。回数が減れば減るほど、当然見逃しは多くなります。

また、校正・校閲で赤字を入れるのは、上のツイートで大西さんも説明していますが、ほとんどが「編集方針・出版社ルールによる、DTP・印刷会社への修正指示」くらいなものです。それ以外はほとんど鉛筆書きでの疑問出しや確認になります。(そしてここが一番神経を使います…。当たり前ですが、適切に書かないと、先方に意図が伝わらないので)

校正・校閲の指摘(疑問出しや確認)を採用するかどうかは、著者と編集(出版社)の判断になります。校正・校閲の立場で内容や表現を勝手に書き換えることは論外です。
もし編集方針とは関係なく、校正者・校閲者が個人的見解だけで書き換えを要求したら、それは越権行為にあたります。(また、威圧的な編集者が自分ルールを押し通す話もよく聞きますが、今回は話の焦点がズレるので含めません)

そして、今でこそSNSでいろいろな事情を目にしますが、基本的に出版前の情報漏洩はタブーなので、校正・校閲側からの発信は少なめ・控えめになります。問題が発覚したときだけ、顕在化することが大半です。なので、例えば99%が問題なく処理されていても、1%の見逃しや問題だけが取り沙汰され、そればかりが目立ってしまう…という状況が生まれやすいのです。

校正には「正」という字が入っていますが、正直、何をもってして「正しい」とするかは、一概に断じることはできかねます。なるべく客観的で正確性の高い資料や根拠を探しますが、それでも状況によって、時流によって、視点によって、立場によって、変わってしまう場合が往々にしてあるからです。
また、誤植やミスは、「全部でいくつある」と事前にわかるものではありません。見つけてからでないと存在を認識できないのです。そして、それがミスなのか、あえての表現なのか、分かりやすいものばかりではありません。

「悪魔の証明」や「シュレディンガーの猫」という言葉がよく脳裏をよぎります…。

そして一般には馴染みのない職種のためか、それぞれいろんな立場や事情が入り組んでいるにも拘わらず、誤解されたまま一括りに語られてしまうことが多く…私にはそれがどうにも哀しく、「校正・校閲」と「編集」の違いを整理するために作成しました。ほぼ自己満足です。長々とすみません。

(↓※アクセス稼ぎのつもりはないですが…私が個人的に集めている校正・校閲関連の話題です。「例え(〜としても)→たとえ<仮令/縦>」「散りばめる→鏤める」など、注意が必要な語句を集めています。紹介しておいてなんですが…あくまで個人的な備忘録のため、他人に読んでもらうことを前提としていません。ご了承ください)

リンク note(ノート) 言の葉さぐり|一朔(かずさ)|note 校正 校閲 日本語 表記 使い分け 言葉 意味 表現 言い換え

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小川一水 @ogawaissui

赤もらって、「この箇所の『はめ殺せ』は殺人の指示ではなく窓を固定しろというスラングです」と赤で反論したくなり、することもあるけど、校正さんに言い返してもあまり意味はない。要は「意味が取りにくい」という指摘なんだから、「なぜそういう赤が来たか」を考えることにしてる。 twitter.com/ryou_takano/st…

2018-05-11 15:32:09
鷹野凌@HON.jp📚 @ryou_takano

自分の文章に他人から赤字を入れられることに慣れていない人が多いので、校正で指摘や確認する文章には細心の注意が必要です。ほんと、めっちゃ気を遣います。慣れてない人が校正やると、まるで攻撃されたように感じられてしまう可能性があります(一般論です)

2018-05-10 09:43:44
榎宮祐♟️ノゲノラ @yuukamiya68

うち、一度だけ『何者?』って校正さんに当たったことあったな……作中で書いたゲーム理論に関する裏付け確認を行って「ということでしょうか」って、論文のコピー添付したり、作中の出来事のタイムライン作ったりした人……あの人マジで何者だったんだろ……;; twitter.com/ichiro_sakaki/…

2018-05-12 08:47:29
榊一郎@漫画『聖戦勇戯』『仁科君の編集冒険記』(原作担当)連載中! @ichiro_sakaki

本当に優秀な校正さんは『何者?』っ言うくらいに広範囲に知識が豊富で、職人としての正確さと、エンタメ関係者としての柔軟性を併せ持つ。繊細な(笑)ラノベ書きのガラスハートをぶち壊さない様な優しい指摘の仕方も含めて、凄まじい職人芸。

2018-05-12 08:33:13
榎宮祐♟️ノゲノラ @yuukamiya68

ああ、でも確かに、講談社でも「この距離を駆け上がるの、計算すると32秒で500mの高さを登れるということで問題ない?」ってスゲー校正さんがいたな……

2018-05-12 08:49:53
紫杏 @xxchxyami

書き手としては、 お金を出して買って頂いているものなので、読み手に失礼にならぬよう細心の注意を払うべきだと思いますし、少なくとも書き手が「人間なんだからミスは許されて然るべき」と開き直ってはいけないと思っています まとめると、読み手も書き手もお互いに敬意を払おうよってことです

2018-05-14 17:22:48
紫杏 @xxchxyami

番外編ですが、校正者としては… 複数人で何度も校閲を繰り返した文芸書でさえ、刊行されてからミスが見つかることがあります どなたかに校正を頼む際は、その方ひとりにお任せせず、自分自身も校正に参加されたり、複数人に依頼された方が良いと思います 誤字脱字衍字をゼロにするのって難しいんだよ

2018-05-14 17:31:13
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