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談義 日下部後期ハイデガー観 主観性原理と存在原理 イギリス経験論によりアポリア化する日本と、量子論の対称性~etc
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sunamajiri
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@BeTakada そこで問題になるのが、日下部の「『存在と時間』では有は贈与だったのに『寄与論考』では有は現前性に後退した」というハイデガー批判なのです。従来のハイデガー観では、寄与論考までが反哲学(木田元)、寄与論考が哲学だが、日下部は寄与論考を非哲学とみなしている。bit.ly/2FximC1 pic.twitter.com/lv74xHbUMG
2018-03-12 02:26:57![](https://pbs.twimg.com/media/DYBjM0fU0AACbrN.jpg:medium)
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@BeTakada 古来からの哲学語(真理とか本質)を有意味化する図式がカントでも不十分で、それは主導的とされる、有るもの(対象)への問い(対象論理)では精々が確実性(主観性原理)に過ぎないが、有という語彙を有意味化させる問い twitter.com/sunamajiri/sta… だけが、総てを掌握するが、その図式は?という話。
2018-03-12 01:55:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada 主導的とされる問いには、これまで答えが無数にあったのだが、そうした主導的に問われたことに対して、有が唯一的なのは、それが問われていないからで、有るもの(存在者)ではなく有(存在)を問う営為が、有という語彙の唯一性を本質現成=意味化する、という話。だから答えのない問いが正解(笑)。
2018-03-08 18:05:54![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada まず、「有は〈現〉の元付けの性起として本質現成し、本質の真理をすら、真理の本質現成から新たに規定する」はGA65-183 bit.ly/2Dhpd0D ですね。有を存在者(対象)の実在=確実性と思惟するのでは、現なる有である時からでなければ、基本語である真理や本質も掴みそこねるわけだから。
2018-03-12 01:43:16![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sunamajiri ピタゴラスへの怒りが有るとすれば非実在を実在性に置き換えた所であって、寧ろ無理数はその実在の否定であると思うのですよね。何故ならそれが可能態であり時制の原理を示していると思うからです。
2018-03-11 22:13:32![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sunamajiri 見逃していた様です^^; 先生の関心所はアリストテレスの質料、形相、真理の本質現成や素材、技術、制作、形態などが大きく関係してくる所ですよね。p194「有は〈現〉の元付けの性起として本質現成し、本質の真理をすら、真理の本質現成から新たに規定する」という事だろうと思います。
2018-03-11 22:08:31![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada 寄与論考は、有(という語)を性起してしまう twitter.com/sunamajiri/sta… のだが、それを現前性という日下部に対して 串田純一のGA33論 twitter.com/BeTakada/statu… jstage.jst.go.jp/article/philos… が末尾で、後期の贈与への転回とするのが、おもしろいなと読んでいたところ。 pic.twitter.com/yJc3kVBQEw
2018-03-11 00:15:20![](https://pbs.twimg.com/media/DX77ZxgVQAUlCdE.jpg:medium)
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@BeTakada 私の関心は、タカ基地さんの日下部批判(ハイデガーは無理数に言及的だ twitter.com/BeTakada/statu… という)。日下部は渡邊二郎の第二主著説に批判的で、ハイデガーは寄与論考で存在を現前性にして、ヘラクレイトスのピタゴラスに対する怒りを忘れたbit.ly/2FximC1というのだが、そのあたり。
2018-03-10 23:57:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada twitter.com/sunamajiri/sta… の村井則夫 bit.ly/2ojFDjq でも注2のとおり、寄与論考論では定番の渡邊二郎の amzn.to/2Hly8As 、さわりは bit.ly/2Geg1wX @BeTakada渡邉さんのテクスト名は
2018-03-10 23:47:17![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
村井則夫『自性態の四方域』 bit.ly/2ojFDjq では、近頃の思弁的な実在論を尻目に、ハイデガーの存在論を、基礎存在論では脱人間学の図式であり、非本来的形而上学の批判でしかないが、GA41原則論の裏本『寄与論考』では、形而上学である実在論から存在論へ超越した系譜が喝破されていた。
2018-02-21 14:11:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada そうそう、早く寝ろって感じですね。起きてきて碌なこと言わない。@BeTakada 仏教はアートマンが在したり在して無かったりしていていまひとつ掴み所がないです。寝てりゃ皆無我ですしね。万物は瞬間的にしか実在しないという体系から煩悩を否定する様な思想には全く賛同できないです。
2018-03-10 23:46:17![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sunamajiri 仏教はアートマンが在したり在して無かったりしていていまひとつ掴み所がないです。寝てりゃ皆無我ですしね。万物は瞬間的にしか実在しないという体系から煩悩を否定する様な思想には全く賛同できないです。私が読み落としているのか、その渡邉さんのテクスト名は何でしょうか。
2018-03-10 18:43:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada 〜その点、デカルトどころかハイデガーが仏教用語で語られかねないのだが(何かが同じに見えるらしいが、そこが問題)、寄与論考ではハイデガー自身がなおさら直接に「仏教とは反対だ」(GA65-171)と明言しますね。そういえば、渡邉二郎先生の寄与論考論の冒頭にもその強調的な指摘が。 pic.twitter.com/MCuE7wUmFR
2018-03-10 13:19:40![](https://pbs.twimg.com/media/DX5lad0VAAAsQ-k.jpg:medium)
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@BeTakada 先日、またしてもこんなのがあって呆れたのだ。twitter.com/sunamajiri/sta… どうしてもデカルトが仏教に見えるというあれです。その点日本は単純で、仏教で習えないことが学校で習えるというだけなんでしょう。学校のありがたみはそれだけでしょう。その点~
2018-03-10 13:09:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
うわ、久しぶりにみたら、また犠牲者が。回答はなかなか洗練されてるな。それにしても日本人、ここで思考停止する癖はいい加減治らんものか?(^-^)/ 〜ルネ・デカルトとゴータマ・シッダッタの共通点〜私は哲学を学ぶ学生ですが、ル... detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_de… pic.twitter.com/jCo6Mwapuj
2018-03-07 14:07:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada ハイデガーを読むとそういう感動があるよね。ハイデガーに言わせれば、ニーチェに至るも、哲学ならざるものを哲学だと思い込んでいて人生がとち狂う、そこから「投げ返されろ」というようなことだが、そうさね日本の義務教育は触れさせないね。危なくて仕方がないからか、それが哲学だからか。後者か?
2018-03-10 12:03:11![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
哲学なんて私生活や人生に多大な影響を与えてしまうのだから義務教育の範囲で基礎は終わらせるべきなんだよ。あとは個別の人生を歩めばそれで良いのであって、全く人間の幹に沿わず断片的に肉付けをする教育の在り方に腹が立つのみ。みな犠牲者だ。
2018-03-09 16:46:13![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
デカルト的確実性を根絶やしにする厳密性の建築物ね。twitter.com/suz1273/status… ハイデガーが取り壊した体系そのものなのだが、一方日本人はイギリス経験論経由になりがち。それで苦しくなるのだが、フランス人はどこ吹く風。確かにハイデガー的廃墟を前にした時は、どう気楽になるかだろうね。
2018-03-07 03:56:38![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ドイツ型、イギリス型、フランス型の哲学(書)の構成ー高層建築、平屋建て長屋、あちこち点在する小屋と。ほんの五年ほど前まで、ボクは哲学はドイツ型でないと気が済まなかった。しかし厳密性なんてフェイクだと言われて、そうかもと、一気にフランス型に乗り換えようかと思ったら、気が楽になった。
2018-03-06 14:19:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ドイツ型、イギリス型、フランス型の哲学(書)の構成ー高層建築、平屋建て長屋、あちこち点在する小屋と。ほんの五年ほど前まで、ボクは哲学はドイツ型でないと気が済まなかった。しかし厳密性なんてフェイクだと言われて、そうかもと、一気にフランス型に乗り換えようかと思ったら、気が楽になった。
2018-03-06 14:19:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@BeTakada 虚無の世界に取り残された人たちが大勢いるよね。まあそうやって落ちていくんでしょう地獄に。笑 @BeTakada それにしても、もう100年が経とうとしていますよ、全く...
2018-02-22 23:48:15![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@sunamajiri 転回と言うのは終着と同時に始発という意味なのでしょうからね。それにしても、もう100年が経とうとしていますよ、全く...
2018-02-22 22:43:03![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
アポリアとは非本来性のことだ。そこからは存在が見えていない。存在は思考がどうであれ、つねに存在するものだ。いや、思考を生み出すものが存在である。量子は時間どころか因果律に制約されていない。つまり非決定なのだが、その非決定が決定を生み出すのだ。これである。
2018-02-22 13:47:17![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
実存無き戯言は実在論、つまりアポリアに頽落する。こうして非本来的対立項を、綺麗さっぱり全て除去したハイデガーの最後の哲学は、量子論としてのみ存在了解できる、とタカ基地さんは言うのだ。しかしあまたの哲学者は、量子論ではなくアポリアに頽落する。タカ基地さんが激怒するわけである。
2018-02-22 13:41:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
これなら、虚物の措定自体を排除して、世界内で思考が生まれ、世界観は不要になり、世界の中で没頭できるようになる。こういう思考を、非本来の対立項は生み出すことができず、それが虚物である。
2018-02-22 13:27:21![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
本来的な思考を生み出す対立項は、唯物論か唯心論かという辺りにはない。それはタカ基地さんに言わせれば、量子論以前の世界観に過ぎない。それに対して世界はどうなっているのか? 世界内で思考を生み出す対立項とは、実在論に対する存在論、人間学に対する存在の問い、という按配だ。これなら~
2018-02-22 13:24:57![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
これは実に簡単なことで、たしかに思考は対立項から生まれるのだが、非本来の思考は、つい唯物論か唯心論か、という虚物の措定の話題に頽落してしまう。つまりそれらは本来の対立項ではないのだから、そこから生まれた思考は全て偽物、あるいは虚物ですらあることになるというだけだ。
2018-02-22 13:23:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
これに目から鱗が落ちたら、もはや思い悩むこともない。昔の非本来の哲学者は、やれ唯物論だ唯心論だという拠点で思考していた。しかし存在の方はどうか。量子論を見ればわかるようにアポリアとか因果律など知ったことか、とそこに君臨しているのだ。これで哲学が非本来性から救済されたというわけだ。
2018-02-22 13:18:09