「海の民」から読み解く日本人の起源―先史時代の海を越えた交流の歴史ー

考古学、DNA研究、言語学などから浮かび上がる日本人のルーツと、海外における先史時代の歴史研究の方法について。DNAと言語、鉄器文化にそれぞれ別の起源がある「ケルト人」などを参考にする。「チンギス・ハンのDNA」についても。
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はくえー🔱【各国の王侯情報紹介】from:西方元老院 @tomoshibi6o6o

「Arthur」という名前、これは英語では《アーサー》ですが、フランス語でも同じ綴りで《アルテュール》になります。 「Joseph」も同じ綴りでドイツ語で《ヨーゼフ》、フランス語で《ジョゼフ》、オランダ語で《ヨセフ》になりますわね。

2018-01-05 15:06:26
はくえー🔱【各国の王侯情報紹介】from:西方元老院 @tomoshibi6o6o

で、おっしゃられる《ジョン》が《ユーハンナー》というのは、たぶん《ユーハンナー》は女性形への派生だと思うんですね。 一応英語で表すと男性形「John(ジョン)」と、女性形「Joan《ジョアン》」または「Jane《ジェーン》」です。どちらも聖人ヨハネ【Johannes】に由来する名前です。 pic.twitter.com/wqAeOXC7z8

2018-01-05 15:11:54
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はくえー🔱【各国の王侯情報紹介】from:西方元老院 @tomoshibi6o6o

恐らく例は、ジョン(英語)→ユーハン(スウェーデン語)ではないでしょうか? あるいはジョアナ→ユーハンナーかと思います。 英語だと「J」はジ…で読みますよね。しかし、ドイツ語やスウェーデン語では、どうやらこれを「ヤ行」として読むようなのです。これはドイツ語のスペルの読み方ですが→ pic.twitter.com/Y8pUdXPMLT

2018-01-05 15:19:56
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はくえー🔱【各国の王侯情報紹介】from:西方元老院 @tomoshibi6o6o

英語とは違うことがわかると思います。 ドイツ語だと「Jo」は「ヨ」と読みますが、スウェーデン語だと「Jo」は「ユー」のように聞こえます。 試しに単語をあげると、スウェーデン語の「jord (大地)」 は「ユード」と読みます。スウェーデン語はこの辺が厄介みたいなので専門家に丸投げします(えっ) pic.twitter.com/Tb8xgq3oqJ

2018-01-05 15:25:14
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巫俊(ふしゅん) @fushunia

@tomoshibi6o6o 漢字の「邪」も、「じゃ」で読む字と「や」と読む字がありまして、 隋唐時代の中国語「邪」に、 「zia˧」(ジア)と「jia˧」(ヤ)の発音があったことに由来するそうです。 ジャ行とヤ行は、同じ発音の言葉から分化した?という気もするのですが、英語やドイツ語の関係もそうなのでしょうか?

2018-01-08 14:39:14

中国語「邪」は、周代の前後には「ラー」laːと発音されていたが、唐代までに「ジア」zia˧」(ジア)と「ヤ」jia˧に分かれたことが分かっている。

はくえー🔱【各国の王侯情報紹介】from:西方元老院 @tomoshibi6o6o

@fushunia いえいえ! 中国古代史の方からも意見をいただけるとは(ありがとうございます!) すみません、ヨーロッパの名前は専門にやった訳ではないので言い難いのですが、欧州言語ではYとJの読みが混じっている感を受けます。

2018-01-08 14:43:58

イザナギを、「伊耶那岐」と書く『古事記』の写本の例があります。ふつうに読むと「いやなぎ」になるところですが。

巫俊(ふしゅん) @fushunia

@tomoshibi6o6o 出雲の揖屋(いや)神社の裏にある海蝕洞窟の「イフヤ坂」(『古事記』)から、イザナギ(伊邪那岐/伊耶那岐)が出てきたとする話がありますが、「や」=「ざ(邪)」とすると話が合うな…と思っていました。

2018-01-08 15:45:31
はくえー🔱【各国の王侯情報紹介】from:西方元老院 @tomoshibi6o6o

@fushunia 確かに邪馬台国もそうですね。東西問わず系統が近い話なのかもしれません。

2018-01-08 15:28:38
はくえー🔱【各国の王侯情報紹介】from:西方元老院 @tomoshibi6o6o

@fushunia Za=Ja=Yaということですね……ヨーロッパだと他にはX音がSやKになったりします。Xavier(グザヴィエ)→Saverio(サヴェリオ)→Javier(ハビエル)

2018-01-08 15:48:45
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