善人・悪人あるいは善い/悪い意思という区別は客観的に行えるのか?:道徳・正義・倫理・法律に関しての整理。

善人・悪人という区別がなぜあり得ないのか基にした議論を纏めました~。善人・悪人ではなくて、他者から見たら特定の行為が道徳的に考えて善/悪に見えるという話、それをその結果から想像で善い意思とか悪い意思とかを想定してしまうことにたいする科学的知見を交えて議論します。それと少しばかり誤解されがちな正義・道徳・倫理・法律の簡単な区別をしておきました~。参考までにあげればミルグリムのアイヒマン実験を思い出していただければいかに善良な市民が残酷な事をできるかが理解できるであろう。悪人が悪をするわけではない。
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瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

正義感覚が普遍であることと実際の法が普遍であるべきかと言えばこれは全く別問題。例えば我々は同一の味覚をもっているがそれぞれの味覚の繊細さによって各国の料理の特徴が異なっているように正義感覚という普遍性を基にしてもその中身の違いが法や道徳として体現する結果の独自性を生み出している。

2011-04-21 13:30:58
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

正義のない自由は悪夢であり、自由のない正義は暴力である。

2011-04-22 08:19:45