編集部イチオシ
2018年10月8日

Landing Zone Bravoの読書録

自分の読書記録を備忘のためにまとめています。面白い本があったら教えてください。
8
Landing Zone Bravo @l_z_b

都留ドゥヴォー恵美里, 『日系ブラジル人芸術と〈食人〉の思想:創造と共生の軌跡を追う』, 三元社, 2017年. 読了。日系ブラジル人の美術活動とブラジルのモダンアートの発展を概略しつつ、トロピカリア運動に影響を与えた「食人宣言」を使って分析したもの。興味深く資料的価値も高いけど、専門家向け

2022-10-02 11:56:01
Landing Zone Bravo @l_z_b

溝口敦・鈴木智彦, 『職業としてのヤクザ』, 小学館新書, 小学館, 2021年. 読了。さらにアップデートされたヤクザ社会の現状の説明。ちょっと溝口先生もスタンスが変化しているところがある

2022-09-25 12:22:58
Landing Zone Bravo @l_z_b

溝口敦, 『溶けていく暴力団』, 講談社+α新書, 講談社, 2013年. 読了。『続・暴力団』のさらにあとの状況の概説。ヤクザがかなり苦しくなってきている状況が伝わってくる。

2022-09-24 22:08:52
Landing Zone Bravo @l_z_b

溝口敦, 『続・暴力団』, 新潮新書, 新潮社, 2012年. 読了。続編は正編のその後の情勢の変化を述べる。こちらも簡潔にして要を得た記述なので、合わせて読まれるべきものと思う。

2022-09-24 12:04:04
Landing Zone Bravo @l_z_b

高田里惠子, 『学歴・階級・軍隊:高学歴兵士たちの憂鬱な日常』, 中公新書, 中央公論新社, 2008年. 読了。豊富な引用によりエリート兵士の扱いを通じて日本の大衆社会の偏狭さを炙り出すという本。優れた著作と思うけど、私大文系という非エリートの私にとってはなんともなあ。父に勧めておいた。

2022-09-23 23:10:22
Landing Zone Bravo @l_z_b

溝口敦, 『薬物とセックス』, 新潮新書, 新潮社, 2016年. 読了。うーむ、この本は文献調査ベースの本でもうひとつ。

2022-09-23 22:21:29
Landing Zone Bravo @l_z_b

溝口敦, 『暴力団』, 新潮新書, 新潮社, 2011年. 読了。暴力団の実相を統計、諸外国との比較、収入源、法制度など、重要なポイントを抑えて簡潔に描いたもので、エキサイティングではないけど、入門的好著。まず最初にヤクザものを読むならこれだろう。

2022-09-23 21:25:55
Landing Zone Bravo @l_z_b

溝口敦, 『細木数子 魔女の履歴書』, 講談社+α文庫, 講談社, 2008年. 読了。06年刊行の文庫化。俗物の最高峰としての細木数子の生涯を描く。渋谷の円山町が青線地帯だった頃から始まり、汚い路地裏から成り上がるヤクザ者の生涯。全く尊敬できない人物だけど、伝記としてはとても面白い。おすすめ。

2022-09-23 16:56:31
Landing Zone Bravo @l_z_b

アイリス・マリオン・ヤング, 『正義と差異の政治』, 飯田文雄・苑田真司・田村哲樹 監訳, 河村真実・山田祥子 訳, 法政大学出版局, 2020年. 読了。名著、傑作。『正義論』に対する別のアプローチの提案として配分的正義への批判と多様性を打ち出しているのだけど、個々の論点も鋭い。最終章が特に重要

2022-09-11 12:26:46
Landing Zone Bravo @l_z_b

中島彰, 『早すぎた男 南部陽一郎物語:時代は彼に追いついたか』, ブルーバックス, 講談社, 2021年. 読了。科学史的な伝記というより、新聞記事的なものなので評価しにくい。

2022-09-11 12:19:22
Landing Zone Bravo @l_z_b

内山勝利, 『変貌するギリシア哲学』, 岩波書店, 2022年. 読了。論文集というよりもずっとあっさりした西洋古典を題材にしたエッセイ集という趣が強く楽しく読むことができた。内山先生の時代はPre-Socraticの研究が注目された時期だったのだなあ、と研究動向の移り変わりも感じる本だった。

2022-07-09 16:10:03
Landing Zone Bravo @l_z_b

戸田山和久, 『科学的実在論を擁護する』, 名古屋大学出版会, 2015年. 読了。ずっと読めてなかったのでここでやっと。戸田山実在論はこういう内容だったのかというのがようやくわかったが、これは実在論なのだろうか。勉強になった。

2022-07-05 19:47:48
Landing Zone Bravo @l_z_b

廣野由美子, 『批評理論入門:「フランケンシュタイン」解剖講義』, 中公新書, 中央公論新社, 2005年. 読了。メアリ・シェリーの小説『フランケンシュタイン』を通じて小説技法と批評理論の概要と適用例を解説する。勉強になる。文学はあまり読まないけど、思考のツールとして理解すべき事柄なのだな

2021-06-27 22:19:16
Landing Zone Bravo @l_z_b

フィリップ・マティザック, 『古代ローマ帝国軍 非公式マニュアル』, 安原和見 訳, ちくま学芸文庫, 筑摩書房, 2020年. 読了。ローマ帝国軍の入隊の軍団選びから、軍隊生活、敵や装備、退役など、事細かにマニュアル形式で記された読み物。よく知らないので非常に楽しめた。ディテールが楽しい

2021-06-15 23:36:52
Landing Zone Bravo @l_z_b

小泉悠, 『現代ロシアの軍事戦略』, ちくま新書, 筑摩書房, 2021年. 読了。実質的な軍事力では劣位にあるロシアが軍事思想の深化を通じてハイブリッド戦争の戦略に至ったことがわかる。廣瀬本の扇情的なところを大分修正していてありがたかった。勉強になる。

2021-06-13 10:56:33
Landing Zone Bravo @l_z_b

廣瀬陽子, 『ハイブリッド戦争:ロシアの新しい国家戦略』, 講談社現代新書, 講談社, 2021年. 読了。「ハイブリッド戦争」はアップデート版イデオロギー戦術という感じでソ連から伝統と現在の比較して弱いロシアの軍事力から生まれたものということだが、これ統治や社会を破壊する脅威として深刻だな

2021-06-06 15:46:05
Landing Zone Bravo @l_z_b

梅田孝太, 『ニーチェ:外なき内を生きる思想』, 法政大学出版局, 2021年. 読了。ニーチェのレトリカルで理解不可能とも思える叙述と思想を、他所に頼らずニーチェ自体の読解によって明らかにする。非常にクリアで面白かったし、人生の意味や倫理学にも射程を収めるポテンシャルのあるよい本だと思う。

2021-06-05 12:10:50
Landing Zone Bravo @l_z_b

横濱竜也, 『遵法責務論』, 法哲学叢書10, 弘文堂, 2016年. 読了。法に従わなければならない責務である遵法責務について様々な議論を検討したうえで「敬譲」の議論から擁護する。基本的な議論はすべてうまくいかないことが示されており、遵法責務擁護はかなり難しいことがわかってしまう。勉強になった

2021-05-05 14:49:23
Landing Zone Bravo @l_z_b

ドミニック・ルクール, 『カンギレム:生を問う哲学者の全貌』,沢崎壮宏・竹中俊彦・三宅岳史 訳,文庫クセジュ, 白水社, 2011年. 読了。面白かった。思想の案内だけでなくカンギレムの半生を描くもので単なる入門書に留まらない魅力がある。そしてすごくわかりやすい。カンギレムに再挑戦しよう。

2021-05-02 14:25:45
Landing Zone Bravo @l_z_b

荒畑靖宏, 『世界を満たす論理:フレーゲの形而上学と方法』, 勁草書房, 2019年. 読了。魅力的なタイトルと打ち出されているフレーゲの汎論理主義という解釈に惹かれて読んでみたが、やはり私の教養では厳しかった。普通のフレーゲの実績と思われるものが覆されるので驚きがあって刺激的ではるのだが。

2021-04-10 23:25:20
Landing Zone Bravo @l_z_b

プラトン, 『饗宴』, 中澤務 訳, 光文社古典新訳文庫, 光文社, 2013年. 『饗宴』を久しぶりに新訳で読んだ。親しみやすい言葉遣い、懇切丁寧な解説とすばらしいもので、ここからプラトンを読み始めるというのは良い経験になるだろうな、と。

2021-04-04 01:31:42
Landing Zone Bravo @l_z_b

スティーブン・グリーンブラット, 『暴君:シェイクスピアの政治学』, 河合祥一郎 訳, 岩波新書, 岩波書店, 2020年. 読了。シェイクスピアの著作の解釈を通じて「暴君の政治学」の類型とメカニズムを描き出す。めちゃくちゃ面白い。歴史学ではなく文学だからこそできる描写と構成と抽象化だ。すごい。

2021-02-28 11:35:48
Landing Zone Bravo @l_z_b

植村邦彦, 『隠された奴隷制』, 集英社新書, 集英社, 2019年. 読了。前半で奴隷制の歴史と、自由な労働もまた隠された奴隷制であると述べる。さらに自己責任論や自己啓発、人財概念もまた奴隷制の変種であることも指摘する。確かにこれは良い本だ。

2021-02-25 23:35:33
Landing Zone Bravo @l_z_b

太田和敬・見原礼子, 『オランダ 寛容の国の改革と模索』, 寺子屋新書, 子どもの未来社, 2006年. 読了。安楽死、売春麻薬合法化などの寛容政策をオランダの文化と主に教育制度の面から紹介した本だが、記述がゆるくておすすめできない。オランダという切り口と歴史や思想記述の緩さを許せるならどうぞ

2021-02-23 00:14:47
Landing Zone Bravo @l_z_b

青木人志, 『「大岡裁き」の法意識:西洋法と日本人』, 光文社新書, 光文社, 2005年. 読了。比較法学者が日本への西洋法の導入と発展の歴史を説明し、また「日本人の法嫌い」という従来イメージは根拠が薄いことを指摘する。ただしなお西洋法がまだ根付いておらず、衝突があるとも述べる。勉強になった

2021-02-19 00:58:28
残りを読む(472)

コメント

Landing Zone Bravo @l_z_b 2018年10月8日
さらにまとめを更新しました。
0
Landing Zone Bravo @l_z_b 2018年10月8日
さらにさらにまとめを更新しました。疲れてきたけど、これで半分くらい。
0
Landing Zone Bravo @l_z_b 2018年10月8日
ツイッターにおける2018年9月までの読書記録をすべて追加し、順序を昔→今の順に変更しました。
0
Landing Zone Bravo @l_z_b 2018年11月7日
地味に更新しております。
0
Landing Zone Bravo @l_z_b 2019年4月28日
久しぶりではありますが、本の感想はこちらにまとめております。
0