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弟「…」 ゆかり「ちょっといいおとくん?」ガチャ 弟「…」ジッ ゆかり「な、なにかしら?」 弟「…」プイッ ゆかり「あら、もしかしてさっきの事まだ怒ってるの?」 ゆかり「ほんと子供よね〜おとくんは〜♪」ニヨニヨ
2018-10-23 02:03:58-朝- ゆかり「おはよ、おとくん」フワァ… 弟「…」シャカシャカ ゆかり「…ちょっと挨拶ぐらいしなさいよ」 弟「…」ガラガラ…ペッ ゆかり「何よもう…」ムスッ 弟「…」ゴシゴシ
2018-10-23 02:04:49母「おはよー二人とも」 ゆかり「おはよー」 弟「おはよ」 ゆかり「…っ」クルッ ゆかり「ちょ、ちょっと何よ!」 ゆかり「なんでお母さんには挨拶して私には何にも言わないわけ!?」 弟「…」プイッ
2018-10-23 02:05:25ゆかり「さっきからなんで黙ってるのよ、ほんっと意味わかんない」 母「仲がいいのはかまわないけどさっさと支度したくしなさいなー」 ゆかり「仲良くないわよ、こんな弟!」ムスッ 弟「…」 〜〜〜
2018-10-23 02:05:47-学校- ゆかり「…ってことがあってもう腹たって仕方なかったですよ」 マキ「まぁまぁ、なおくんも気難しい年頃なんだよ、きっとさ」アハハ マキ「でもその理屈だと私は話しかけても反応するのかな?」 ゆかり「知りませんよそんな、あ…」
2018-10-23 02:06:07スタスタ… マキ「お、噂をすれば…」 マキ「ねーねー!なおくーん!」 弟「なんかよう?」 ゆかり「!?」 マキ「いや、呼んだだけだよー!」 弟「あっそ」 弟「…」チラッ
2018-10-23 02:06:29ゆかり「…」ジトーッ 弟「…」プイッ ゆかり「…あっ」 スタスタ… ゆかり「…」 マキ「まぁまぁ、今日は虫の居所がわるいだけだって」ナデナデ ゆかり「…そう、ですよね」 〜〜〜
2018-10-23 02:06:55-家- ゆかり「…」ソワソワ… ガチャ ゆかり「…」ピクッ スタスタ… ゆかり「お、おかえりなさい」 ゆかり「あの、昨日…その言いすぎて悪かったわ」 ゆかり「お詫びに…ほら、おとくんこのプリン好きでしょ?」
2018-10-23 02:07:15弟「…」 弟「…」ゴソゴソ 弟「…」ヒョイ ゆかり「ん…これ私にくれるの?」 弟「…」コクン ゆかり(私とおなじやつ…) ゆかり「…そういえば、幼い頃にこれを分け合って食べてた事があったわね」 弟「…」
2018-10-23 02:07:35ゆかり「…これ、たべる?」 弟「…」コクン ゆかり「ん、なら一緒に食べましょ」 ゴソゴソ ストン ゆかり「…」 ストン 弟「…」ペリペリ ゆかり「…」ペリペリ 〜〜〜
2018-10-23 02:07:55弟「…」パクパク ゆかり(気まずい)パクパク 弟「…」パクパク ゆかり「あの、おとくん…?」 弟「…」チラッ ゆかり「反応は…するのね」 弟「…」パクパク ゆかり「無言で食べながらこっち見てくるとシュールね…」
2018-10-23 02:08:16弟「…」 弟「…」スッ ゆかり「え、いやなんでアーンさせてくるの?」 弟「…」スッスッ ゆかり「わ、わかったわよ」アーン ゆかり「ん…」パクッ 弟「…」 ゆかり「…」 弟「…」 ゆかり「もしかして、私もアーンさせる流れ?」
2018-10-23 02:08:45弟「…」コクコク ゆかり(今はまだ普通に接してくれてるけど断ったら…いや、喋ってないから根本的に普通にではないわね) ゆかり「わかったわよ…」ハァ… ゆかり「ほら、アーンして?」スッ 弟「…」アーン パクッ 〜〜〜
2018-10-23 02:09:05-数日後- ゆかり(数日たって色々わかったことがある…) 弟「…」トントントン… 母「あとそれ切ったら次は〜」 弟「わかった」 ゆかり(第一に私が話しかけた時は返事はしないが他の人は別段普通に喋る)
2018-10-23 02:09:25ゆかり(第二にあくまでも言葉を返さないだけでそれなりの反応はしてくれるし、イエスかノーで答えられる範囲なら答えてくれる) ゆかり(そして第三に家族サービスや私に対して色々手伝ってくれたり、進んで人の喜ぶ事をするようになった…特に私に対して) 弟「〜〜〜」 母「〜〜〜」
2018-10-23 02:14:52ゆかり(だけど私はおとくんと会話したい、声が聞きたい…) ゆかり(なんで私だけをわざわざ無視してくるのかほんっとに不愉快極まりない…)ムカムカッ ゆかり(あ、そうだ…いい事思いついた)ニヤッ 〜〜〜
2018-10-23 02:15:14-お風呂- ジャアァァァァ… ゴシゴシ… 弟「…」 カラカラカラ… 弟「えっ?」 ゆかり「お背中洗いにきましたよ、お〜とくん♪」
2018-10-23 02:15:52弟「…っ」 ゆかり「おやおや〜? おかしいですね、おとくんの声が聞こえたような気がしたんですけど?」ニヨニヨ ゆかり「それよりも、最近色々してくれているおとくんを労わろうと思いましてお背中を流しに来ましたよ〜♪」
2018-10-23 02:16:27弟「…」ブンブン ゆかり「おやおや、泡が目に入りましたか?」ピトッ ゆかり「私がおとくんの身体を隅々まで洗ってあげますね〜♪」スススッ… 弟「…っ」 ゆかり「黙っているって事は大丈夫ですよねー? 嫌なら嫌って言葉で伝えればわかりますけど…」サワッ
2018-10-23 02:17:46弟「…」ピクッ ゆかり「おやおやそんなに身体を反応させてどうしましたか〜?」 ゆかり「かるーく肩に触れただけですよね?」ニヤッ 弟「…っ」 弟(流石にこれは…) 弟「ねえちゃ…ぅむっ!?」チュッ チュッ…チュパッ
2018-10-23 02:19:13弟「ま…って…」 ゆかり「おやや〜? なぜかおとくんの声が聞こえますね〜?」 ゆかり「おとくんは私に何されても喋ってくれないのにおかしいですね〜?」 ゆかり「もう少し口を塞いだら聞こえなくなりますかね〜?」ニヤッ
2018-10-23 02:19:48弟(こいつ…)ジッ ゆかり「ふふ、いい子♪」ハムハムッ… 弟「ぁ…っ…!?」ピクッ トコトコ… 母「ゆかり〜? 下着ここに置いとくわよー!」 ゆかり「はーい、ありがと!」サワサワッ 弟「っ〜〜〜!?」ビククッ
2018-10-23 02:20:25ゆかり「あ、それとお母さん、もうすぐボディーソープ切れそうだから明日買ってきてー!」クリリッ 弟(ムリムリムリィ〜手で口塞がないと声出る!!)バッ 母「はーいわかったわ!」 トコトコ…
2018-10-23 02:20:51ゆかり「危なかったですね〜♪」キュッ 弟「ぁ…」ピククッ ゆかり「ふふっ…随分とだらしない顔になってますよ?」 弟「もう…ゃめ…」ダルン ゆかり「ほーら、声出しちゃだーめ♪」 チュッ…チュパッ… 〜〜〜
2018-10-23 02:22:24