エネルギー、交通、環境、農業、商業……あらゆる政策が「コンパクトシティ」に通じる!
農家の平均年齢が60代後半で、「限界農業」化している。それを再生させるなら、集約化と効率化が不可避。だって、若い人は3K職をやりたがらないんだから。
2018-11-10 20:10:32そうやって広い農地を確保したら、後はロボットやドローンで農薬散布したり、いろいろな農作業を行う。そうして3K作業から開放すれば、若い人も農業に戻るだろう。
2018-11-10 20:14:43交通問題を通じて、環境問題にも関連してくる。地球温暖化の対策に排気ガスを減らすには、電気自動車または水素自動車などへの転換が求められるからだ。
2018-11-10 20:22:11コンパクトシティはエコである。なぜなら、街がコンパクトなら自動車が走る距離が短いから。そもそもモータリゼーション、車社会へのアンチテーゼとして、コンパクトシティというコンセプトがある。
2018-11-10 20:23:17交通問題でとくに取り上げたいのは、痴呆症の高齢者ドライバーによる交通事故の問題。また、免許返納による買い物難民の問題。高齢化するほど問題になってくる。
2018-11-10 20:25:01また、前回の救急車の話も、有料化の論点だけではない。病院が遠いところにあると、救急車が運んでいるあいだに、死んでしまう確率が高まる。
2018-11-10 20:27:33だから、コンパクトシティ化に「お金ではなくいのちの問題」などと反発するのは、私は納得がいかない。コンパクトシティ化で救える命があるのだから。
2018-11-10 20:28:47「いのちの問題」と言っているのは、「田舎」=「自然」=「生命」みたいなイメージの連想なんだろうけど、先述のような即物的なシステムによって助かる命もある。
2018-11-10 20:31:05バスの運転手の給料が話題になっているけれど、そもそも人口減少していくのだから、路線バスはどんどん廃線になっていく。電車も同じ。そこで、コンパクト化しなければ、公共交通は復活できない。
2018-11-10 20:35:47またたとえば、ハンドメイド作家のような、ニッチな領域で喰っていけるためには、コンパクト化して人口密度を上げなければ成立しない。人口密度が低い郊外の店だと、コスパが良いものしか成立しない。
2018-11-10 20:39:23あるいはたとえば、氷河期世代、ロスジェネを救済せよというなら、それが雇用なのか、再分配なのか、どのような形にせよ財源は必要。で、コンパクトシティ化が必要。
2018-11-10 20:41:02コンパクトシティはいろいろな問題の共通の解答になっている。ただし、バラ色の未来というわけではなく、どちらかといえば苦肉の策という面もある。
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