エネルギー、交通、環境、農業、商業……あらゆる政策が「コンパクトシティ」に通じる!

少子高齢化と人口減少から、様々な問題が生まれています。 たとえば、高齢化による交通事故や買い物難民だとか。 そこで「コンパクトシティ」は、様々な問題を同時に解決します。それを詳しく説明していきます。
コンパクトシティ 少子高齢化 人口減少 社会論 都市論
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しろうと @sirouto
今日も「コンパクトシティ」のお話をします。
しろうと @sirouto
少子高齢化で人口減少の日本。そのあらゆる社会問題が、コンパクトシティに通じている。
しろうと @sirouto
たとえば、前回の最後に言いかけた農業問題。これもコンパクトシティに関係してくる。なぜか?
しろうと @sirouto
農家の平均年齢が60代後半で、「限界農業」化している。それを再生させるなら、集約化と効率化が不可避。だって、若い人は3K職をやりたがらないんだから。
しろうと @sirouto
そこでなぜ、コンパクトシティだと、農業再生になるのかというと、つまりこういうことだ。
しろうと @sirouto
細切れに住宅と農地が点在している郊外で、住宅は中心市街の方に寄せて、農地を集約する。そこには法人化まで視野に含めている。
しろうと @sirouto
そうやって広い農地を確保したら、後はロボットやドローンで農薬散布したり、いろいろな農作業を行う。そうして3K作業から開放すれば、若い人も農業に戻るだろう。
しろうと @sirouto
IoT活用による農業再生の実例は、オランダがある。が、今はコンパクトシティを中心に論じたいので、農業の詳細は別の機会にゆずろう。
しろうと @sirouto
とくにエネルギーや交通政策は、密接にコンパクトシティと関連してくる。
しろうと @sirouto
たとえば、電力で言えば、送電線による電力ロスがあるので、コンパクト化した方が、全体では効率的だろう。
しろうと @sirouto
また、電気自動車の移行について、電気スタンドが不足するとか、航続距離が足りないとか、これも街がコンパクト化すれば解決する点が多い。
しろうと @sirouto
交通問題を通じて、環境問題にも関連してくる。地球温暖化の対策に排気ガスを減らすには、電気自動車または水素自動車などへの転換が求められるからだ。
しろうと @sirouto
コンパクトシティはエコである。なぜなら、街がコンパクトなら自動車が走る距離が短いから。そもそもモータリゼーション、車社会へのアンチテーゼとして、コンパクトシティというコンセプトがある。
しろうと @sirouto
交通問題でとくに取り上げたいのは、痴呆症の高齢者ドライバーによる交通事故の問題。また、免許返納による買い物難民の問題。高齢化するほど問題になってくる。
しろうと @sirouto
運転者の高齢化で、交通事故の死者が増えていくなら、経済的な面だけでなく、安全面でも「徒歩圏の街づくり」が必要になる。
しろうと @sirouto
また、前回の救急車の話も、有料化の論点だけではない。病院が遠いところにあると、救急車が運んでいるあいだに、死んでしまう確率が高まる。
しろうと @sirouto
だから、コンパクトシティ化に「お金ではなくいのちの問題」などと反発するのは、私は納得がいかない。コンパクトシティ化で救える命があるのだから。
しろうと @sirouto
「いのちの問題」と言っているのは、「田舎」=「自然」=「生命」みたいなイメージの連想なんだろうけど、先述のような即物的なシステムによって助かる命もある。
しろうと @sirouto
ツイッター(トゥギャッター)で盛り上がっているような議論も、結局はコストの問題なので、コンパクトシティにつながってくる。
しろうと @sirouto
バスの運転手の給料が話題になっているけれど、そもそも人口減少していくのだから、路線バスはどんどん廃線になっていく。電車も同じ。そこで、コンパクト化しなければ、公共交通は復活できない。
しろうと @sirouto
またたとえば、ハンドメイド作家のような、ニッチな領域で喰っていけるためには、コンパクト化して人口密度を上げなければ成立しない。人口密度が低い郊外の店だと、コスパが良いものしか成立しない。
しろうと @sirouto
あるいはたとえば、氷河期世代、ロスジェネを救済せよというなら、それが雇用なのか、再分配なのか、どのような形にせよ財源は必要。で、コンパクトシティ化が必要。
しろうと @sirouto
行政、交通、水道、電力、警察、消防、医療、介護、農業、その他いろいろな商業と、あらゆる分野の政策が、コンパクトシティに通じていく。
しろうと @sirouto
コンパクトシティはいろいろな問題の共通の解答になっている。ただし、バラ色の未来というわけではなく、どちらかといえば苦肉の策という面もある。
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コメント

緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
まあどう言い訳したところで、「コンパクトシティの実現のためには都市部以外の居住者の人権を否定して強権発動により直接的間接的に強制移住させなければならない」ってことよね。中国みたいに都市戸籍と農村戸籍でも作るしか方法がない
としきん @toshikin3 2018年11月11日
Dam_midorikawa もう少し穏当にやるとしたら、都市部に住む人は税金を安くして農村部は特定業務についている人以外は税金を上げるとかですかね。農村部は土地の相続税を上げるのもいいかな。落ち着くまである程度のスパンが必要ですが
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
toshikin3 いままでの経緯を考えると、価格メカニズムによる誘導では無理なんじゃないかな。「郵便物や宅配が届かない」「電力会社が電気の供給を拒否する」「生活保護や年金を含め全ての社会福祉制度から拒否される」ぐらいのインパクトがないと、土着民を引きはがすことは不可能
としきん @toshikin3 2018年11月11日
Dam_midorikawa わたしが想定しているタイムスパンは数世代でした。親の代は税金の高さや多少の不便に耐えて田舎で暮らすけど子どもは都市部に移住する的な感じで
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
toshikin3 それはそれで、「限界集落が発生して問題だから人口やら行政サービスやらを維持しろ」ていうじゃない。コンパクトシティ論を支持する人は「限界集落は素晴らしい。このま滅ぼして1人残らず消し去れ」と喜ばないと
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
結局、コンパクトシティ論てのは「理想像ではあっても実現不可能」ともうあきらめるべき時期に来たんじゃないかな
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
それか、どこかで「限界集落強制移住法」をこさえて、農村部の居住を禁止して強制的に追い出すか。しかし移転先として公営住宅を準備する予算はないから「都市部でホームレスになれ」と命令するだけになる
としきん @toshikin3 2018年11月11日
Dam_midorikawa そこは住民と行政の認識を一致させる必要がありますね。限界集落は将来的に閉めていくよという総意が得られていないと
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
toshikin3 たぶんんこの、「行政の効率というゼニカネ論からのコンパクトシティ論」が実現不可能なのはこの住民側の感情論と整合する可能性がゼロというところにあるんだと思う。だからといって「従わなければ殺す」とまでゼニカネ効率化のために人権を否定するまでの覚悟もない
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
コンパクトシティ論者は多いが、「田舎のトシヨリなど一人残らず殺せ」とまで断言する覚悟のある論者は見たことがない。逆に言うと、「行政投資の効率化」というゼニカネ論には殺人行為まで合理化するほどの迫力はしょせん無いということ
山元 太朗 @tarogeorge 2018年11月11日
このまとめでの「農業」が「ぼくのかんがえるのうぎょう」にしか見えないのですが。
ざの人(togetter用垢) @zairo2016 2018年11月11日
コンパクトシティのまとめというと? ノエルさんかな?と思ったら違った。そもそも「コンパクトシティ」の定義がはっきりしない、とノエルさんはブログで書いてるし。 まとめ主自身の コンパクトシティ についての考えと基本を冒頭説明もせずに、 わかっている前提でこの手の議論を進めても意味が無い。 詳細は タグで ノエルさんのまとめはいける。 いいですか?一般向けに浸透していない概念の論議は、冒頭に説明がいるんですということ。
Returnee⋈1/54万 @MCEscher68 2018年11月11日
電気事業法から供給責務の条項を削除するだけで、限界集落の電気は明日にも止められますよ。傑作なのは都心部の特別高圧の新規開設も工事費が高すぎて同時に止まる事かな。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
MCEscher68 結局このへんの僻地供給義務規制が電気電話水道道路と多数の法律に存在してるから、自治体レベルでコンパクトシティとか言っても全く意味がないんだよな。本気で「僻地を無人地帯にして住民を追い出そう」と考えるなら国家レベルで実施しないと意味がない
○○もへじ @marumarumoheji 2018年11月11日
中心市街地活性化に失敗しただけ、って、そこが不便なままなら郊外に買い物行くし、なんなら郊外に住んだ方が良いってなるし、下手すりゃ隣の市に出来たショッピングモール行こか、となるのが車社会の地方。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年11月11日
もっとも、今後「公共交通機関は自動運転で過疎地でもさして運営に困らない」「インフラはソーラーはじめ分散型が普及して都市部に集中させる必要が無くなる」となると、もはやコンパクトシティ論自体が無意味になると言う予感