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編集部イチオシ
2019年1月19日

「組織」を描くのが得意な漫画家、苦手な漫画家~経験や実生活はそれほど重要じゃない?

「組織」の生態を描いて面白い漫画作品、漫画家といったら誰のどんな作品を思い浮かべますか。上手な漫画家さんは、例えばサラリーマンの経歴を経て、組織でも活躍して…というかというと、そうでもないらしい。うーむ。
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烏賊で麦酒 @doctordeath0323

漫画版のパトレイバーは、若者が大人の仕組みにぶつかって、納得いかないで、挫折しそうになり、でも、自分も大人だから日常を投げ出すわけにはいかないという主人公が、いつまでも子供でいたい大人と何も知らない子供を打ち倒す話なんだよな。だから漫画版のパトレイバーが好きなのかも。

2019-01-15 22:42:18
須藤玲司 @LazyWorkz

『パトレイバー』の変なところは、モラトリアムから卒業したての組織人が、光画部的な価値観を引きずった大人子供と対決する話なんだけど、ゆうきまさみもヘッドギアの面々も、たぶん全員が会社組織になじめなかった自営業主だってこと。 想像で描く「組織人ごっこ」、それが不思議な魅力になってる。 twitter.com/doctordeath032…

2019-01-17 08:23:37
須藤玲司 @LazyWorkz

といっても「組織人ごっこ」漫画というのは珍しいわけではなく、いちばんの代表は『島耕作』でしょう。 おそらく会社組織になじめなかった自営業主・弘兼憲史の想像の組織なので、課長は課長の仕事をしないし、そもそも会社組織が実務をまったくしていない。 『山口六平太』あたりと比べると差は歴然。

2019-01-17 08:28:49
CDB @C4Dbeginner

地方公務員がゆるかった時代、政治も経済も牧歌的だった一瞬のつかの間に咲いた花が「パトレイバー」という気がするんですよね。今の時代背景だったらもっとはるかに殺伐としたパトレイバーになると思う。twitter.com/LazyWorkz/stat…

2019-01-17 08:31:47
須藤玲司 @LazyWorkz

「ぽくのかんがえた最強の組織人」をチートな縁故主義でしか描けない元エリート組織人見習いの弘兼憲史と異なり、ゆうきまさみは組織人になれないコミュ障の自覚があるぶん、フィクションの中の組織を研究して「ぽくのかんがえた魅力ある組織人」を魅力的に描けるのでしょう。 huffingtonpost.jp/hrnavi/japan-c…

2019-01-17 08:39:39
リンク ハフポスト 日本の会社には「遊び」がない-パトレイバー作者・ゆうきまさみ氏が語る組織論 機動警察パトレイバー、鉄腕バーディー、白暮のクロニクルなど近未来SFを数多く手がけてきたマンガ家ゆうきまさみ氏。 48 users 97
bookroad @bookroad1

@LazyWorkz 漫画家はそのキャリア上、どこかで組織を離れてるのが一般的だから、結果的になじめてたか否かは自己申告な点があるけど、弘兼氏は「仕事はすごく充実していました」と振り返ってますね。journal.rikunabi.com/p/career/14766… これも自己申告だけど会社員時代は大充実だったと語るのは藤子不二雄A。意外な(笑)

2019-01-17 08:41:57

松下電器での仕事はすごく充実していました。その仕事を3年で辞め、漫画家を目指したのは、一度きりの人生、思いっきり夢を追いかけてみるのもいいじゃないかと思ったからです。当時一緒に仕事をしていたデザイナーさんやイラストレーターさんに漫画家志望が多く、影響を受けたところもありましたね。会社員時代は漫画を描く時間はなく、学生時代もひとコマ漫画しか描いたことがなかったのに、振り返れば、ずいぶん大胆なことをしたものです。
https://journal.rikunabi.com/p/career/14766.html

リンク 就職ジャーナル 弘兼憲史さん(漫画家)の「仕事とは?」 | 就職ジャーナル 会社員の人生をリアルに描く『島耕作』シリーズで知られ、40年にわたり第一線で活躍してきた漫画家・弘兼憲史さん。大学卒業後に3年間大手電機メーカーに勤務し、宣伝の仕事を担当した経歴を持つ。その経験が漫画家として歩むうえで大きな財産となったという。 1
bookroad @bookroad1

@LazyWorkz 「組織人としてもなじめる漫画家」と客観的な形で評価できるのは、田中圭一氏としりあがり寿氏ぐらいかな(笑)

2019-01-17 08:43:28
須藤玲司 @LazyWorkz

@bookroad1 弘兼憲史はおそらく基本マインドが自己評価の高い起業家で、「会社勤めは独立までの腰掛け」と考えるタイプの自営業主なんで、会社が楽しかったかどうか、円満退職かどうかとは別に、実際は組織にはなじめていないと思うのですよ。 まあ人の人生を決めつけちゃってますが。

2019-01-17 08:51:27
bookroad @bookroad1

@LazyWorkz 弘兼氏は松下の宣伝デザイン担当え、組織内では「比較的」独立独歩でクリエイティブな部署についたこともあるし、藤子不二雄A氏も漫画が上手いことを利用した似顔絵ルポなどをやるポジションについたからかなぁ。藤子・F・不二雄氏はもう完全に組織人不適格、会社は完全に想像で描いたとか(笑)

2019-01-17 08:52:32

https://jinken-official.jimdo.com/講演録-会見録/藤子不二雄a-2004/

藤子Ⓐ 結果的にはね。新聞社に勤めるっていうのは格好いいし、おじは社長をやっているから社長の椅子も約束されているし、まあそんなことないかもしれないけど(笑)、でそこから二年目に高校出の竹内さんってお嬢さんがうちに入ってきて僕の部下になってね、もう結婚したいくらいでね、「安孫子さん、安孫子さん」ってくっついてきて。ぼくはそのときラジオ欄を担当しててそれを引き継いでね、あの時は言うことなかったね。月給は結構いいしね、仕事は面白いし竹内さんもいるしで、漫画家目指して東京行くなんてことはすっかり忘れてたね。

 僕は二年勤めてたけど、藤本君は人と付き合えないから会社に入って三日で辞めちゃったの。あのころの会社っていうのは一生ものだからすごいことだよね。で「俺は漫画家目指すけど今はまだ東京に行くときじゃないからおまえは新聞社に勤めてろ」って言われててね、で二年経ってすっかり忘れたころに「そろそろ新聞社辞めろ」って言われたときは青天の霹靂でね。

飛高 「まんが道」の中だと、安孫子先生は「よし、俺もやるぞ!」と一念発起した感じでしたけど。

藤子Ⓐ そういうつもりはあったんだけど、漫画家なんて何の保証もないわけだから。新聞社で月給もらって、仕事では映画欄担当したり似顔描いたり好きなことやってたからね。言われたときはびっくりしたね。

https://ch.nicovideo.jp/fujipon/blomaga/ar372698
 高校を卒業はしましたが、あのころ漫画家なんて、まだ”夢のまた夢”でした。漫画家を目指して上京するなんて時代ではありませんでした。僕はたまたま伯父が富山新聞の重役だったので、縁故で入れてもらうことができました。僕は絵が描けたので、社長と重役に会って、その似顔絵を描いたら、それが入社試験でした。藤本氏は親類がお菓子屋さんだった関係でしょうか、製菓会社に就職しました。

 ところが藤本氏は、たった三日で会社を辞めてしまいました。彼はとにかく人見知りで、僕以外の人とつきあうとか、社交がほとんどできない人だったから、そもそも勤めなんて無理だったんでしょう。それで、「俺は漫画描くから、お前は新聞社に勤めてろ」と言いました。

http://t-yomiuri.co.jp/藤子不二雄aさんインタビュー/

 「僕はもともと新聞社を辞める気はなかった。仕事は面白いし、後輩の女子社員と結婚できたらいいなァ……なんて。富山でサラリーマン人生を送り、漫画は藤本氏と一緒に描いていければいい、と考えていたんです」
 上京の経緯は「まんが道」にも描かれているが、事実は作品以上にドラマチック。
 「ある晩、訪ねてきた藤本氏に『いっしょに専業漫画家になろう、一緒に上京しよう』と強く誘われた。藤本氏はあまりにシャイ(内気)で、とても自分一人では上京できなかったんです」「人生で初めて悩みました。父は亡くなっていましたから、僕の収入が一家には大事でしたし……ところが、母に相談したら『あなたの好きなようにしなさい』とノンキな答え。そこで、カッコよく言えば『夢に賭けた』というか、新聞社を辞めて上京しようと決意したんです。新聞社の重役だった伯父が激怒し、『もう面倒は見ない』と言われましたけど」

Hadukipiper @karicobo

@doctordeath0323 主人公が自分も大人なんだから、と自覚したきっかけはバドだと思う。自分も子供のつもりで子供を搾取する大人に対して、子供は守らないといけないんだという決断。バドを幸せにすることが、漫画版の結論なんだと思います。

2019-01-17 08:53:57
bookroad @bookroad1

@LazyWorkz いやまさにそうで、リンク先にもあったかな、弘兼氏は漫画家として軌道に乗るまでは松下からデザインの仕事を請け負って生計を立てる計画だったし、漫画家がダメならデザインの自営業で暮らしてくビジョンがあったとか。 一方ゆうき先生は地道に貯金してから退職した(笑) twitter.com/masyuuki/statu…

2019-01-17 08:55:22

…僕には現実的なところがあって、「5年頑張って作品が雑誌に載らなければ、デザイン会社をやろう」と決めていました。会社員時代にずっとデザイン会社の人たちと仕事をしていたので、経営のノウハウもわかっていたし、デザイン会社をやるためにはどんな力が必要なのかがわかっていました。実際に松下電器を辞めてデザイン会社を設立した人たちも周りにいたので、やれる自信はあった。性格にもよると思いますが、僕の場合はそうやってリスクヘッジをしていたからこそ、思い切って夢を追いかけることができたんです。
https://journal.rikunabi.com/p/career/14766.html

かるちゃん @fukkyon2017

@LazyWorkz @C4Dbeginner @doctordeath0323 押井監督の個性がまず中心に来るんでしょうけど、ゆうき先生は一度お会いした感じだと人見知りみたいですし、高田明美先生はお優しい感じ。伊藤和典先生とはお会いできませんでしたがバランス良いんでしょうね。

2019-01-17 09:23:35
烏賊で麦酒 @doctordeath0323

@karicobo 搾取された子供たち全員を救いたいという「理想(夢想)」を全否定されて、今自分のできることを成してせめてバドだけでも救おうという「現実」へとシフトするんですよね。前者は一人も救えないが、後者は一人救える。一人一人が自分のできることを成す事で理想に近付けるのが社会であると教えてくれます

2019-01-17 09:41:09
うが犬ん(´w`▽ @ugar0

サラリーマン4コマの東海林さだおに、サラリーマン経験が一切無いようなものですね。それを『マンガの描き方』で手塚治虫が、その方が発想やアイデアに制限がなくなって良いのでしょう、と評価しているという。 twitter.com/LazyWorkz/stat…

2019-01-17 10:38:29

――なるほど。それにしても、少し意地悪な質問かも知れませんが、先生自らコミュ障だと仰るにも関わらず、そういったチームとかリーダーを描くのに困ったということはないのでしょうか?

ゆうき:あまり困らなかったですね。映画とか小説とか、そういったフィクションから学んできた――でも「この作品のこのエピソードから」ということではなくて、たくさん見ていく中で自分の中で蓄積があって、そこから無意識に紡ぎ出されるという感じかな。

――逆に実体験に基づかないからこそ、理想的なチームが描けるのかもしれないですね。

ゆうき:それはそうかもしれないな。実録ものとか、ノンフィクション的な実体験に基づくものって僕、あんまり書く気がしないんですよ。観たり読んだりするのは好きですけどね。自伝的なものにしたって僕みたいな人間を描いてもつまんないでしょ(笑)。
https://www.huffingtonpost.jp/hrnavi/japan-company-patlabor_b_7937026.html

――いえいえ(笑)いつかは読みたいですよ。

松下哲也 @pinetree1981

基本的に人と話をしたくないし、当然組織の中での仕事など天地がひっくり返ってもできない自分がゆうきまさみのマンガのファンである理由が明確になったような気がするw

2019-01-17 10:48:36
Ka-Ka @ka_ka_xyz

この辺、『インサイダー文学論』を唱えた眉村卓が組織人ではないのと同じ構造な気が。 twitter.com/LazyWorkz/stat…

2019-01-17 11:41:11
春摘怜 @harutsumiren

『パトレイバー』の第二小隊は「学級」をモデルにしていますね。面白いのは「家族」ではないこと。 twitter.com/LazyWorkz/stat…

2019-01-17 12:10:02
シン・ボリ・タイトク @taitoku

じゃじゃ馬グルーミングUPの仕事を一つ一つ片付けていくことの大切さみたいなのには随分と救われてた気がする。 / “日本の会社には「遊び」がない-パトレイバー作者・ゆうきまさみ氏が語る組織論” htn.to/LsYPmsxk

2019-01-17 12:29:10