エドガー賞評論評伝部門、日本から初ノミネート! 文学研究者・竹内康浩氏が英語で執筆した『ハックルベリー・フィンの冒険』研究書【2019年1月23日】
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エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞、MWA賞)ノミネート作の今年の発表は1月22日だとだいぶ前から公式サイトでアナウンスされていましたが、ついに本日ですね! 昨年、湊かなえ先生のエドガー賞ノミネートの報がTwitter上を駆け巡ったのは日本時間の23時すぎでした。今年も発表はそれぐらいかな。
2019-01-22 20:27:32エドガー賞ノミネート作、発表されました! mysterywriters.org/mwa-announces-…
2019-01-23 00:30:12おお、レイラ・スリマニ 『ヌヌ 完璧なベビーシッター』の英訳版(The Perfect Nanny)がエドガー賞 最優秀ペーパーバック賞にノミネートされてますね。フランス語からの翻訳作品のエドガー賞ノミネートって久しぶりでは。集英社文庫さん( @shueishabunko )おめでとうございます!
2019-01-23 00:36:59エドガー賞 mysterywriters.org/mwa-announces-… 最優秀ペーパーバック賞、ほかには日系人作家、ナオミ・ヒラハラの『Hiroshima Boy』もノミネート。2作だけ小学館文庫で訳されて止まっているシリーズの第7作みたいですね。 amazon.co.jp/dp/B076FCDJ4T
2019-01-23 00:40:49I am truly gobsmacked! Thank you, @EdgarAwards, Mas Arai readers and @prospkbks. ❤️ Now I have to look into flights to NYC! #edgars2019 #allwomeninPBOcategory pic.twitter.com/FRzUznS3Gp
2019-01-23 00:56:04エドガー賞評論評伝部門のノミネート作に竹内康浩氏の『Mark X: Who Killed Huck Finn's Father?』
え、エドガー賞、日本作品がノミネートされてる!!? 竹内康浩『謎とき『ハックルベリー・フィンの冒険』 ある未解決殺人事件の深層』(新潮選書) amazon.co.jp/dp/4106037629 amazon.com/dp/1138616753 theedgars.com/nominees.html
2019-01-23 00:50:13エドガー賞、評論評伝部門にノミネートされた竹内康浩氏の『Mark X: Who Killed Huck Finn’s Father?』 amazon.com/dp/1138616753 は序文をざっと読むと、新潮選書『謎とき『ハックルベリー・フィンの冒険』』のいくつかの章を使ってはいるようですが、竹内氏が英語で書いたオリジナル書籍のようです。
2019-01-23 01:15:23竹内康浩氏とのやりとり
※エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞、MWA賞)は、一定の基準を満たした大手~中堅の出版社が作品をエントリーして(各社のエントリー作品数は無制限)、その中から選考委員によりノミネート作が選出されるという仕組みの賞。
エドガー賞の批評部門に、拙著Mark X: Who Killed Huck Finn’s Father?がエントリーしました。mysterywriters.org/edgars/current…
2018-11-09 17:44:26@tkch 突然失礼いたします。ご著作のエントリーのみならず、エドガー賞ノミネートおめでとうございます!! 『Mark X』は『謎とき『ハックルベリー・フィンの冒険』』をご自身で英訳したものなのでしょうか? theedgars.com/nominees.html
2019-01-23 01:01:21@Colorless_Ideas 吉報、お知らせくださり有り難うございます。リンクを開いて確認しました。ご質問の件、Mark Xは新潮選書に基づきながら、新たな材料を加えて英語で書き直したものです。でも日本の読者には新潮版を読んでいただければ、と思っています。
2019-01-23 01:12:38@tkch ご返信ありがとうございます。ちょうど今、英語版の序文を読ませて頂きまして、その旨ツイートしたところでした。詳しいご説明、感謝いたします。小説部門ばかり注視していたのですが、まさか評論評伝部門に日本人の著作が入るとは驚きました。史上初のことだと思います。本当におめでとうございます!
2019-01-23 01:18:20関連ツイート
学部時代からの畏友・竹内康浩氏の新著Mark X(Routledge)はトゥエイン論。天才的な着眼で知られる氏は、これまでも東大入試の国語「第二問」に注目して一冊書いてしまうなど(『東大入試 至高の国語「第二問」』 拙評はこちらbooklog.kinokuniya.co.jp/abe/archives/2…)、常人の及ばない腕力を示してきましたが、 pic.twitter.com/XqL99sj2ty
2018-08-10 10:36:52…今回のものは既刊『謎解き『ハックルベリー・フィンの冒険』』(新潮選書)を発展させ、しかも日本語と同じくらい躍動感のある竹内節の英語で。予想外の「穴」を作品にみつけ、ほとんど詐欺的におもしろい文章で読者を魅了するすごさよ。こちらも拙評ありshincho-live.jp/ebook/nami/201… pic.twitter.com/WFRJJPZ7oU
2018-08-10 10:42:41