- Uroak_Miku
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50)左ページに山口の錦帯橋についてのスピーチ。 Please look at this picture. Do you know the name of this bridge? 「Please」を使って「look at」を繰り出すのはフレンドリーかつ上品で上手い。 しかし「Do you know ~ ?」文を使ってしまうのはよくない。聴衆から「シラネーヨ」攻撃必至 pic.twitter.com/10IIUtJ4AO
2019-02-07 05:26:3351)こうしたくなる。 This is a historically famous bridge in Japan. (これは由緒ある日本の有名な橋です)
2019-02-07 05:28:2252)教科書ではこう続くのだけど It's called the "Kintai-kyo." もっとすっきりと It is the Kintai Bridge. で済むと思う。
2019-02-07 05:32:0453)それから Have you ever seen it? 「見たことあるか?」って、聴衆にすれば「知るか」な問いかけですのでトル。
2019-02-07 05:33:2854)後は特におかしな英文はないのだけど…「皆さんも機会があったら行ってみてください。ご清聴ありがとう」 ただの観光案内じゃんもう少し工夫してくださいな。
2019-02-07 05:38:1055)右ページの読み物がちょっとしゃれててグー。島に小舟で上陸して宝を見つけましょうというゲーム。道を左に曲がって木があって、そして…という風に英文で説明されていて、宝はどこにあったでしょう! こういうの好き。
2019-02-07 05:42:1456)文型のおさらいページ。特におかしな英文はないですね。「Yes, I have.」と「No, I haven't.」についてはご愛敬。 pic.twitter.com/gKUG6X8x75
2019-02-07 05:45:0057)スポーツを題材にして現在完了形の英作文をしてみましょうコーナー。 これもなかなかよく工夫されている。しかし「英語で学び、考えよう1(保健体育)」というのは何なのか。英語で全授業をやってしまうイマ―ジョン教育ごっこなのかな。 pic.twitter.com/fmOvo1pnJC
2019-02-07 05:48:4858)左ページが金閣寺巡りのお話。いきなり「アシカガ・ヨシミツによって建てられた」ではちょっと戸惑うので「It was built by a samurai lord and de facto emperor Ashikaga Yoshimitsu」(建てたのは有力サムライにして事実上の天皇であったアシカガ・ヨシミツ)とか工夫したくなる。 pic.twitter.com/ocR860GVPM
2019-02-07 06:16:4559)そもそもこの出だしがなんというか。 When we first saw the temple, we couldn't speak. 「この寺を最初に目にしたときは、我々はことばが話せなかった」と読まれてしまいますこれ。
2019-02-07 06:20:0460)こうすれば〇なのだけど At the splendid sight of the temple, we lost for words. (この寺の煌びやかな姿に、私たちはことばを失った) 中学英語ではちょっと文学的すぎるかな。
2019-02-07 06:24:1861)「こんな美しい建物を見たことがない」とか、大げさな形容が続くのは現在完了形をフルに使いたいからでしょうか。三島由紀夫じゃないのだからよしなさいって。 それから「また来たい」と述べるのに「in the future」は不要。また来るのは未来に決まっているのだからいちいちいわんでいいです。
2019-02-07 06:26:5662)右ページでハラジュクを回っていてガイジンから日本語で話しかけられて英語で答えたら通じたというお話があって「the most interesting experience」と述べているのですが「the most impressive experience for us」(私たちにとって一番印象に残る体験でした)としたくなる。
2019-02-07 06:37:2863)「interesting」は「面白い」と訳語が付くことが多いのだけど、実際のニュアンスはちょっと距離を置いての面白さです。だからときには「変なの」の意で使われたりする。 ガイジンと生でやり取りする体験は中学生にはちょっとした興奮のはずなのだから「impressive」(印象深い)のほうが〇。
2019-02-07 06:49:3464)左ページにこんな英文が。 There are a lot of club activities in this school. For example, we have a soccer team, a baseball team, a basketball team, a judo team, and a kendo team. ああニホンジンの英作文そのものだと思った。 pic.twitter.com/afhgpGLihu
2019-02-07 06:53:3065)こうすればもっとすっきり、そしてわかりやすい英文になるのに。 Our school has a lot of club activities including soccer, baseball, basketball, judo and kendo.(うちの学校にはいろいろな部活動があって、サッカー、野球、バスケ、ジュードー、ケンドーなどがそうだ)
2019-02-07 06:56:1266)「For example」は学術論文で「具体的な典型例を挙げると」と述べる時によく使われる。たかが部活動紹介で使うようなフレーズではないのですが。
2019-02-07 06:58:5968)うーん He told Yukiko that he was going to issue visas to the people. 「妻のユキコに彼は告げた、このユダヤ難民たちにビザを発行する覚悟を決めたと」といいたいのはわかるのですがこの英文ですと「妻のユキコに彼は告げた、自分はもともとこの難民たちにビザを発行するつもりだと」 pic.twitter.com/SHm7vru5jM
2019-02-07 07:23:1069)こうすれば〇なのだけど He told Yukiko that he would issue visas to the people. この「would」は「will」が活用したものです。主節の「He told」が過去時制なので「will」が「would」に活用する(過去寄りに引きずられる)。 しかしこの「時制の一致」法則は高校英語の範疇なので没に
2019-02-07 07:27:50訂正。「would」は中学英語では「Would you like ~?」や「I'd like ~.」といった丸暗記フレーズのなかでしか登場しない。なぜかというと「仮定法」に片足をつっこんでいる助動詞だから。仮定法は高校英語の範疇なので「would」を中学英語で登場させるときはどの社の教科書もおっかなびっくりになるのだと想像。
そういう理由で「would」と「will」が血縁であることは中学英語ではあいまいにされる。これがおそらくこの文で「would」ではなく「was going to」が使われた原因と思われます。
後者なら「is」と「was」の血縁関係はすでに明かされているので堂々と使えるわけです。
70) Some people followed them to the platform. うーんベルリン行きの汽車の出発間際までビザを必死に手書き発行し続けたというあのお話ですか。それでユダヤ難民たちが駅のホームまで夫妻に同行して発行の順番を待ったという、あの泣ける逸話。しかしこの英文ではそこまで読み取れない。
2019-02-07 09:04:0271)こう整えたくなる。 Refugees followed them to the station and waited their turns to receive their own visas on the platform. 「難民たちは駅まで夫妻についていってビザを受け取るためにプラットフォームで順番を待った」
2019-02-07 09:16:3872)特におかしな英文はないですね、ただ「Mr. Nishri」はちょっとおかしい。「Mr.」はトル。そして「B. Gehashra Nishri」とフルネームにすべき。 pic.twitter.com/M3hCH2Kj5V
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