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The Sun Snorer Press @taiyonoibiki
このスプートニクの記事にある井高氏の発言に補足して、ベネズエラの状況を説明します。 jp.sputniknews.com/opinion/201902…
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①この2月4日にカナダのオタワで、南米保守政権12カ国からなるリマ・グループと、これにカナダを加えた13カ国で共同声明が出されました。いわゆる、「オタワ宣言」です。
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②主な内容は、次の二点: ●ホアン・グアィドー氏を唯一の暫定大統領と承認すること ●ベネズエラの現政権であるニコラス・マドゥロー政権を違憲とし、財政および貿易取引権の剥奪、石油、金、その他の国内資源に関する一切のビジネスの停止 です。
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③宣言に際し、カナダのジャスティン・トゥルドー首相は、「ベネズエラ国憲法に照らして、マドゥロー政権は明らかに違法であり、唯一、ナショナル・アセンブリーに承認されたグアイドー暫定政権のみが合法性を有する」と繰り返し強調し、
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④さらに「民主化のため」暫定政権に向けて5300万ドルの支援を行うと発表しました。 それでは、実際のベネズエラ憲法に照らして考察してみることにしましょう。
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⑤まず、グアィドー氏は一度も大統領選に出馬したことがありません。従って当然、大統領に選出された経緯もないのです。選挙で選ばれたことのない人が正当な大統領だっていうのはどういうことなのでしょう?
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⑥ベネズエラ国憲法によれば、大統領としての合法性の根拠は大統領選における国民の投票で選出されることにあります。つまり、当たり前ですが、それからしても、大統領選に出馬したことがなく、従って選ばれたこともないグアィドー氏に、大統領として資格は全くないのです。
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⑦1998年の大統領選で、国民の圧倒的支持を得て、ウゴ・チャベス氏が大統領に選出されて以来、ベネズエラでは6回の大統領選挙が行われていますが、いずれの場合も、チャベス政権とその後継政権であるマドゥロー政権が圧倒的支持を得て、大統領に選出されています。
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⑧もちろん選挙そのものが公正なものであったかどうかということが問題になると思うのですが、それについていえば、チャベス〜マドゥロー政権は選挙のたびに国連に対して監視団の派遣を要請しており、実際に要請を受けて数千の監視員がベネズエラに赴き、選挙を監視しました。
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⑨そしてその結果、選挙の公正さが報告されています。むしろここで付け加えておきたいのは、これはアメリカやカナダのメディアで全く報道されていないことですが、一貫して国連からの選挙監視団派遣を拒否し続けているのは逆に反政府側であるという事実です。そのことの意味をよく考えてみてください。
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⑩もう一つ、カナダのトゥルドー首相がベネズエラ憲法の第233条を根拠に、あたかも「グアィドー氏の正当性が憲法に保障されている」かのように述べているので、次にそれについて解説しようと思います。
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⑪第233条では、「大統領解任の条件」として、具体的に次の6つの情況を想定しています。
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⑫ ●大統領の死 ●本人の意思による辞職 ●最高裁判所による権限停止命令 ●大統領に心身の健康の不安があり、最高裁判所から委託された特別医師理事会が、職務継続不能と判断した場合 ●大統領本人による職権放棄 ●リコール選挙による解任
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⑬以上の6項目ですが、現在のベネズエラの状況と照らし合わせてみると、なんと一つも合致するものがないのです。
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⑭つまり、結論を言えば、ベネズエラ国憲法に照らし合わせた場合、政権としての正当性を持つのはマドゥロー政権の方であり、これに対し、グアィドー氏の暫定大統領の方には何の法的根拠もないのです。呆れますよね。
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⑮つまり、アメリカ、カナダ、リマ・グループ、それにEUの多くの国々が声明を通して、またメディアを使って国民や国際社会に対してあからさまに嘘に基づく印象操作を行い、主権国家の政権転覆を外から謀ろうとしているわけです。
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⑯これは、どこから見ても徹底した国際法・国内法上の違反であり、言語同断も甚だしいことなのです。
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⑰ところが、井高氏は、その前代未聞のことがらについて全く言及していません。井高氏は、憲法に基づいた過去6回のベネズエラの大統領選でいずれも現・政権側が勝利していること、また選挙の公正・透明性が国際監視団によって報告されていることには一切触れず、
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⑱それどころか「まずはべネズエラ国内で、マドゥーロ政権に正統性があるのかないのか、広範な話し合いや国民投票で決着をつけるべきです。
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⑲その結果、正統性がない、あるいは正統性はあるが、内戦を避けるため早急に手を打たねばならない、という結論になれば初めて、国際監視団も招いて、出直し大統領選を実施するということになる。これが理想的です」などと述べています。
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⑳これでは、まるでマドゥロー政権の正当性が曖昧であるかのように聞こえるし、それどころか今までにベネズエラ国内で広範な話し合いも大統領選もなかったかのようにさえ聞こえます。
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㉑その表現は実態ともこれまでの経過とも違っているし、まず、井高氏はこのような誤解を招くような表現は避けるべきだったと思います。
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㉒1982年の「革命的ボリビア人の運動-200(MBR-200)」発足以来、広範な国民参加型政治改革運動を展開し続けてきたウゴ・チャベス氏は、ついに1998年の大統領選で国民の圧倒的支持を得て大統領に選出されました。
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㉓チャベス氏の政策の骨子は、アメリカの企業と国内の一部富裕層に独占されていた富を国民に公正に分配することでした。そして、国民の生活レベルの向上、住宅、教育、国民皆保険制度の制定などに積極的に取り組んできました。
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㉔2013年にウゴ・チャベス大統領がなくなると、革命的ボリビア人の運動-200は、チャベス氏の後継者として立候補し、大統領選で圧倒的支持を得て就任したニコラス・マドゥーロ氏に引き継がれました。
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コメント

ななよ(七代) @nana4_japan 2019年2月21日
陰謀説は置いて、状況を多角的に見る必要はありますね。 国民自決を国家の基本とするなら、自決と逸脱した外圧は外患でしかない。
緑川だむ @Dam_midorikawa 2019年2月21日
ロシアのプロパガンダサイトをソースにされてもなあ
マシン語P @mashingoP 2019年2月21日
アメリカのお眼鏡に叶う人物・勢力が政権に就いて、それに反する場合容赦なく追い払われてきたのが中南米史なのでそれの焼き直しにしか見えない。正当性の有無に関係なくベネズエラが破綻しつつあるのは確かのようだし。
斉御司 @saionji1942 2019年2月21日
投票以前に有力な野党候補者をつぶしてるからね……
火雛@香港加油 @HibinaKageori 2019年2月21日
マドゥロ大統領の治政がグチャグチャだったから内紛が起きたんでしょ? 1度そうなってしまったら、もうグアイド側の大義名分やら合法性やらを議論したところで情報戦の域を出ない。合法的に統制を取り戻せるルートがもはや存在しないんだから。
九十九 @hakqq 2019年2月22日
悪夢のような執政がお好きなのであろ。現世には出てこないでほしいものである二度と
マイケル @Katu19 2019年5月2日
ベネズエラは経済統計をここ数年公開していない。市民生活に問題がないなら統計を公開できるはず。統計の数値を改ざんした疑惑だけで安倍首相が退陣するに値するというなら、マドゥロ氏は退陣に値するな。
The Sun Snorer Press @taiyonoibiki 2019年5月3日
@Katu19, it's not true. You can get any information including the economics statistics on Venezuela from CENTER FOR ECONOMIC & POLICY RESEARCH if you want.
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