【R18】真奈美の性活日記 第七話
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落ち着くと、芹香は身体を起こして、恥ずかしそうに振り向いた。 「どう? イケた?」 もう一度、聞く。芹香は朱に染まった顔で頷いた。 「これからは、悶々としたら自分でシてね」 「うん・・・だけど、たまには真奈美と一緒にシたい・・・今日みたいに」 #twnovels
2019-02-24 20:03:44いや、あの、その、それが必要無いように、今、教えたんだけれど・・・けれど、わたしは首を横に振れなかった。だって、鏡越しに喘ぐ芹香の表情に、艶かしい肢体に、欲情してしまったから。 芹香とシたいっ この想いを抑えつけられそうにない。 #twnovels
2019-02-24 20:04:19それに何より、わたしを求める芹香のその表情。瞳を潤ませ、まるで棄てられることを怖れる仔犬のよう。 「わたしが真奈美の一番じゃなくていいから、真奈美に恋人ができたらその人より下でいいから、お願い、これからも、わたしと、シて」 #twnovels
2019-02-24 20:05:22あーん、芹香、可愛い過ぎるよ。反則級に可愛いよ。愛魅さんとシてること、芹香ともシたいよ。こんなの、断れるわけがない。 「うん、解った。また今度、シよ」 それを言った時の芹香の顔。さっきまでの不安そうな表情から一転、悦びに満ち溢れた顔。 #twnovels
2019-02-24 20:06:10「ありがとうっ 真奈美、大好きっ」 身体を捻ってわたしに抱き着く芹香。あん、今そんなことされたら、シたくなっちゃう。何しろ、芹香がイクのを見ていただけで自分ではシてないから、肉体の火照りを抑えるのが大変。押し倒したいのを我慢して、わたしは芹香の抱擁を引き剥がした。 #twnovels
2019-02-24 20:06:44「それより芹香、汗拭いて。風邪ひかないうちに」 「あ、うん。さっき真奈美が拭いてくれたけど。ごめんね、ハンカチ汚させちゃって。洗って返すよ」 「いいっていいって。どうせ明日、洗って貰うんだから」 「そう? 本当にごめん」 #twnovels
2019-02-24 20:07:27芹香は立ち上がると、箪笥からもう一枚バスタオルを取り出して身体の汗を拭い始めた。その動作を途中で止めて、わたしを振り返る。 「ねぇ、真奈美、お願いがあるの」 「なあに?」 また無理難題、じゃないよね? 「あの、あのね、一番じゃなくて良いけど久留米澤さんよりは上にして」 #twnovels
2019-02-24 20:08:13はい? 「きっと、久留米澤さんも真奈美に色目を使うと思うの。できれば拒んで欲しいのだけれど、真奈美は優しいから受け入れると思う」 いやいや、そうそう受け入れは・・・しそうな気がする。芹香のことも結局、受け入れちゃったし。 #twnovels
2019-02-24 20:09:08「それは良いの。我慢する。でも、あの子より下なのは嫌なの。他の子よりは下でもいいけれど、久留米澤さんよりは、わたしを大切にしてっ」 わたしはベッドから降りると、バスタオルを身体に巻いた芹香に近寄った。芹香がわたしを見つめる。わたしも芹香を見つめる。 #twnovels
2019-02-24 20:10:11「当たり前じゃないの。芹香はわたしにとって、お父さんとお姉様、愛魅さんの次に大切だよ」 「真奈美・・・」 バスタオルの上から優しく抱き締める。芹香も抱き返してくる。我慢できなくなって、唇を重ねる。ああ、もう、これじゃ完全にレズカップルだよ。 #twnovels
2019-02-24 20:10:48でも、身体が求めるんだから、仕方がない。舌は使わずに唇だけのキスを終えて、わたしは微笑みを浮かべて芹香を見た。 「ほら、早く身体を拭いて。服着て」 「うん」 わたしは芹香から離れた。はあ。良かった。自分を抑えられて。舌を挿れていたら、そのまま襲っていたかも。 #twnovels
2019-02-24 20:11:25そうしても芹香は拒まないだろうけれど、今日初めてオナニーを覚えて、で、イッたばかりだもの。連続してイカせて消耗させるのも申し訳ない。はあ。今日は帰ったら、愛魅さんとお父さんとセックスしよ。そうしないと、この滾りを抑えられない。 #twnovels
2019-02-24 20:12:03第七話 おわり