岩波 科学 2019年3月号「ロシアから発せられる甲状腺がんの国際的な評価 杉原千文氏」関連ツイートまとめ #山下俊一 #Ivanov #IARC #TM-NUC #SHAMISEN

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asadori_Qly @AsadoriQ

これについてきちんと反省的に問題を認識するために非常に有効で重要な著作が、つい最近出版されたばかりの、島薗進『原発と放射線被ばくの科学と倫理』(専修大学出版局)。

2019-03-02 09:16:57
asadori_Qly @AsadoriQ

そこでは、原発事故後の「科学者」たちの発言や「リスクコミュニケーション」の状況を整理しつつ、不安を持ちそれを語る自由を抑圧することが不安とストレスを高めていることも含め、この問題が検討されている。

2019-03-02 09:22:26
asadori_Qly @AsadoriQ

「この問題」とは、不安を持つことではなく、不安を持つことを東電福島第一原発事故の健康影響と切り離して個人化し、それを不適切なものと見なすことで、当然の不安を持つ人々を抑圧するという問題のこと。

2019-03-02 09:24:06
asadori_Qly @AsadoriQ

イワノフ氏のメッセージは杉原千文氏の記事で言及・紹介されていたもの。最初の私のツイートではそれが曖昧だったので補記。

2019-03-02 09:31:40
まとめ asadori_Qly(@AsadoriQ)さんによる、『原発と放射線被ばくの科学と論理』(島園進 著)の紹介 島園進氏の新著をasadori_Qly(@AsadoriQ)さんが紹介した一連のツイートをまとめました。 1103 pv 17

↑のまとめに繋がるツイート

asadori_Qly @AsadoriQ

少し前に読み返していた牧野淳一郎『原発事故と科学的方法』(岩波科学ライブラリー)から。「なぜかはわからないのですが、原子力発電の安全に関する限り、政府や専門家はすぐばれそうな嘘でも平気でいう、ということが実際に示されているからです。」

2019-03-03 08:36:36
asadori_Qly @AsadoriQ

この部分は島薗さんの本でも引用されている。文科省の副読本もだし、少し広げると2006年、共産党の吉井英勝議員が出した地震時の原発電源喪失に関する質問に対し、安倍首相が問題ないと決めつけて何の対策もとらなかったことも。 shugiin.go.jp/Internet/itdb_… shugiin.go.jp/Internet/itdb_…

2019-03-03 08:40:37
asadori_Qly @AsadoriQ

「プルトニウムは飲んでも平気」(大橋弘忠氏) 「『爆破弁』というものがあるんですが、そのような弁を作動させて」(関村直人氏・1号機水素爆発時に) 「メルトダウンじゃないだす」(菊地誠氏) 「春雨じゃ濡れて参ろう」(早野龍五氏)

2019-03-03 08:51:22
asadori_Qly @AsadoriQ

閉ざされた世界では認識が歪む(さらにそれが歪んでいることにさえ気づかない)と島薗本は指摘している(その歪みの方向はその集団が持つ政治性に規定されているとも)。

2019-03-03 08:53:44
asadori_Qly @AsadoriQ

島薗本p. 134から。「核(原子力)は国際的な軍事支配体制に関わっており、原子力開発もその体制から自由ではない。そうだとすると、世界の科学において、倫理性・道義性を逸脱するような制度枠組みが維持されてきたし、今も維持されてきていると見なくてはならない。」

2019-03-03 08:58:32
asadori_Qly @AsadoriQ

(続き)「注意深く調べ、分析し、そこから脱する道筋を考えていかなくてはならない。」

2019-03-03 08:59:09

asadori_Qly @AsadoriQ

twitterの形式は、そこでの言葉を、情報への指示的な言及、情報の要約(必ずしもよいことではない)に限定する。スレッドを使うと論は展開できるけど「細く」なる。他の可能性を十分検討せずに目的先取り的に理屈をつなぎがちになる。

2019-03-02 09:29:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「110例」というのは、まさに、2015年2月12日の第18回検討委員会で報告された1巡目の悪性・疑い例の数。 「113例」は、2016年3月公表の中間取りまとめ内の数。 pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… ロシア語論文は2016年のものではあるけど、「113例」は2015年8月の第20回検討委員会で報告済みだったデータ。続 twitter.com/AsadoriQ/statu…

2019-03-02 12:03:14
asadori_Qly @AsadoriQ

@YuriHiranuma 論文で使われている110件と「中間取りまとめ」113件の指摘をさして言いました。論文執筆時の最新データを使っていないという点です。

2019-03-02 09:00:55
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(私はロシア語読めませんが)そのロシア語論文内のこの表が福島での甲状腺検査の一巡目データによるものだということは明らか。で、ここで用いられている「110例」が「113例」だったとしたら、何がどう変わるのか? pic.twitter.com/l3puvHryMe

2019-03-02 12:07:33
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

これも同じ表ですが、たとえば、ここでは、「110例」の内訳が、2011年度が15例、2012年度が56例、2013年度が39例となっている。「113例」の内訳は、2013年度が43例ですが、これは、表の一番右の「スクリーニング効果からの甲状腺がん予測例数」の95%信頼区間の上限40.1より大きな数字となる。 pic.twitter.com/WOnd3k9c2w

2019-03-02 12:13:11
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

あ、ロシア語読めないと言いながら、表の解説してしまいましたが、それについては、こちらのまとめ togetter.com/li/1146577 にとてもお世話になりました。ありがとうございました。

2019-03-02 12:15:43

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

昨日、郵便受けチェック忘れてた思ったので今見たら、話題の『科学』3月号が到着してた。 pic.twitter.com/Pbqh2GEb0x

2019-03-04 03:07:07
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ランチ食べながら、杉原氏の「ロシアから発信される甲状腺がんの国際的な評価」を読んだ。 山下俊一やイワノフらの論文がロシア語で出たのは、「国際的な専門家コミュニティのなかで、一定の福島評価を根づかせるものである」というのは、山下俊一氏の他の英語論文と同じ目的。

2019-03-04 07:52:38
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ただ、ロシア語だとチェルノブイリ被災国への浸透度がさらに増すのだろう。しかも、英語論文とは異なり、日本人にはアクセスしにくい。

2019-03-04 07:53:32
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

これが大問題↓ 杉原氏:日本人の目の届かないところで、福島第一原発事故の影響についての評価は決められていく。そこでは、山下氏を含む一部の専門家の提出したデータが不議論の基礎になる。そして、国外で決められた評価は、日本で開催される国際専門家会議などを通じて、逆輸入されることになる。

2019-03-04 07:54:44
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

X 不議論 ○ 議論 「日本人の目の届かないところで、福島第一原発事故の影響についての評価は決められていく。そこでは、山下氏を含む一部の専門家の提出したデータが議論の基礎になる。そして、国外で決められた評価は、日本で開催される国際専門家会議などを通じて、逆輸入されることになる。」 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2019-03-04 08:25:36
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