
たらればさんFGO攻略感想記「1部1章から6章まで」の軌跡 #FGO
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motoyaKITO
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1章オルレアン攻略記

オルレアンの9節「小休止」とか、ちょっと油断してたらマリー・アントワネットとモーツァルトのプロポーズ話に触れて「君がフランスに恋したんじゃない、フランスが君に恋したんだ(→そしてだからこそ憎んだ)」とか、「人間は汚いし、音楽は美しい(→そしてどちらも愛することはできる)」とか、
2019-02-07 13:24:52
物語としてぐいぐい来る…。。。これたぶん、セリフを中心に物語を構成する「ゲーム」ならではの面白さなんだろうなあ…(演出技法としては「戯曲」の書き方なんだとおもいます)。
2019-02-07 13:28:15
第11節のモーツァルト、「何かを愛することは(権利や資格ではなく)義務である」、「君が世界を作るのではなく、世界が君を作るんだ(そしてそれを拡張する)」、これ、どちらも深い言い回しだなー、と思って、はたと気づきました。これ、キャラ設定に「シニカルで反語が好きなキャラ」の設定なのか。
2019-02-07 21:33:40
ええと、分かりづらいか。 最初は単純に「いいセリフだなー」と思って読んでいたんですけど、そうではなくもう一段深くて、ああいうセリフはあくまでモーツァルトのキャラ造形であって、この作品のテーマでも作者の言いたいことでもない、というところが、さらに作品に深みを出してるんですねー。
2019-02-07 21:36:38
この作品、構成が天才的ですよね。先ほどの「君がフランスを愛したのではない、フランスが君を愛したのだ(だからこそフランスはマリー・アントワネットを憎み、殺した)」というモーツァルトの史実解説は、この後に「フランスそのもの」であったジャンヌ・ダルクにマリーが殺される伏線なんですよね。
2019-02-07 21:50:38
「世界を許すマリー・アントワネット」と「自分だけを許さないモーツァルト」というキャラ造形に、ジャンヌ・ダルクの闇堕ちを振りかけようと考えた作者、すごすぎる。しかもこれ、プレイヤーは見ていることしかできないという立場であって、まさに別世界の聖杯戦争なんですよねー。すごいなーー…。。
2019-02-07 21:59:25
終わった…。。。オルレアン終えました。そうかー。。全編通して、この章のテーマは「赦し」だったんですね。。それぞれが心に抱えている何かを赦す(または許される)姿を描いているパートだったんだなー。。。うむむ、、しかしこのペースであと6章、、大丈夫かな。。とりあえず素材集めます。。
2019-02-08 01:06:132章セプテム攻略記

FGO第二章「セプテム」第6節まで進みました。順調! ・古代ローマにいくと決まった際にダ・ヴィンチが「ネロかカリギュラ帝に会いたい、話が合いそうな気がする」と話すのは、これ、史実でダ・ヴィンチがルネサンス(古代ローマ、ギリシャの文化復興運動)の代表的人物だったからですよね。うまいなー
2019-02-10 16:23:16
・こういう、15世紀の人物であるダ・ヴィンチが1世紀のネロに思いを馳せる…みたいな壮大すぎるロマンをさらっと見せるところ、このゲームの醍醐味なんですね ・シナリオが進むとそのうち絡んだりするんでしょうか。「このふたりを会わせてみたい!」というような情熱もゲームを進める原動力になりそう
2019-02-10 16:26:32
・ネロのキャラクター造形にびっくりしています。寛大なんですねー!! ・マリー・アントワネットでも紫式部でも感じたんですが、このゲームでは…というかFateという作品世界では、(性別や見た目も含めて)あえて史実と正反対の要素をキャラクターに織り込む…というのを意識的にやってる気がします
2019-02-10 16:28:50
・そういうキャラ(史実とは正反対の見た目、性別、言動をとること)で、非現実感も増すんですけども、それとともに不思議な「奥行き」が出てくるのって、すごく面白いですね ・一言でいうと、それで親近感もわくという ・これ二次創作的な手法なのでしょうか ・キャラクター作りの勉強になるなーー…
2019-02-10 16:30:55
FGO第2部「セプテム」第13節攻略中! ・ネロって史実の一般的な理解では「暴君」なんですよね。師(セネカ)を殺し、妻を殺し、母と交わり、その母も殺し、姦淫と祭りと享楽に溺れ、火事の濡れ衣でキリスト教を弾圧し、殉教者を出し、最終的には民衆に追われて自死を選んでいるわけです
2019-02-12 18:56:50
・(ところでこれは素人考えなんですけど、ネロ関連の話って、「こんなとんでもない悪魔のような人物にキリスト教は弾圧された」というよりは、「キリスト教を弾圧したから悪魔のような人物というふうに伝えられるよう尾ヒレがついたんじゃないか」と思ってしまうんですが…) ・閑話休題
2019-02-12 18:57:34
・また、その後に衰退することになるローマという都市が、キリスト教(バチカン)と芸術の力で復興してゆくのは(まさにダ・ヴィンチらの力で)、めぐる因果の風車という感じがしますよね ・ともあれそのネロに、本作では「アイデンティティクライシス」を起こさせているのがとっても興味深いです
2019-02-12 18:58:29
・(一神教ではなく)多神教を信奉するネロは「女神」を認めることができるし、だからこそ「皇帝(自分)=神」という等式も成立すると ・けど(カエサルやアレキサンダーやロムルスの登場で)「真の皇帝が自分のほかにも複数いる」という状況は、彼女(彼)の存在そのものを揺るがすわけですねー!
2019-02-12 18:59:40
・ここらへん、この第2部のラストでどう畳むのかとても楽しみですー ・あ、あと、呂布これ無駄遣いじゃね?と思ってたら諸葛孔明が出てきて「おおおきたこれ遠くローマの地でこの二人が絡むのか!?」とわくわくしてたらゼロ接触でしたーわー(次回以降に期待!)(…でも話つうじなさそう…)
2019-02-12 19:00:36
FGO第1部 第2章「セプテム」クリア! ・サポートで何度もお世話になってる「アルテラ」さんが、破壊力といい話の通じなさといい、完全に災害レベルでした… ・本来の神話系登場キャラってなにげにこういう話通じないパターン多いんですよね。「ヤマタノオロチは火山の噴火がモチーフだったのでは」とか
2019-02-13 13:01:24
・最終的に語られたのが、神にも壊せないものがある(「文明」のモチーフ?)、世界は美しい、皇帝(その時代の盟主)は孤独である、というあたり、とても興味深かったです ・時間が超絶早くすぎてゆく! ・AP満タンだと(充填されない状態で放置しておくと)なんか損した気分になる病気にかかりました
2019-02-13 13:04:40