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本の紹介『Kate Brown著 Manual for Survival |A Chernobyl Guide to the Future』 #チェルノブイリ #放射線防護 #原発事故 (2019.3.21作成)
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uchida_kawasaki
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MITの教授Kate BrownによるManual for Survival : A Chernobyl Guide to the Futureが昨今出版。ロシア語を解すBrown氏はKGBの資料を解読し、チェルノブイリの被害がこれまでロシア当局に隠蔽されていたこと、想像以上に甚大であることを明らかにするliberation.fr/planete/2019/0… via @libe
2019-04-28 00:59:59![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
チェルノブイリ事故の年、死産、新生児の奇形多数。原発爆発後18ヶ月後にがんが爆発的に増え、とりわけ子供の白血病、甲状腺癌が増加。ソ連崩壊後、ロシア政府はWHOに援助を頼むが、WHOは3人の検査官を派遣して「全て大丈夫だ」と請け合う。しかも許容値をまだ3倍にしてもいいとまで言った
2019-04-28 01:09:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ロシアはIAEAに要請するがIAEAも「病気は増えたが原因は別。線量が低すぎる」と言う。政府はがんの罹患数も記録していない。実際、国連はロシア政府に被害を小さく見せるようにと要請した。フランスでも核実験の健康被害の訴えがあったが、チェルノブイリで何もないということになれば好都合だった
2019-04-28 01:17:17![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
KGBは土壌、食品中の放射能のデータを持っていた。1990年在キエフの医者が被爆者2000人のデータを5年とり、長期にわたる低線量被曝と様々な疾病との相関関係を明らかにし、原発から120km圏は避難することをKGBに勧告した。しかし、KGBは国を守るためにその資料を没収し、未だ見つかっていない
2019-04-28 01:25:14![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
KGBはウクライナのグリーンピースの所長として潜入し、仕事を妨害していた😱 チェルノブイリ周辺は今では動物の楽園とよく言われるが、ネズミは見たことない。受粉させる昆虫もいないので果物も減り、その結果、鳥も66%減った。鳥の奇形も多い。昆虫がいないので、枯葉も分解されない。
2019-04-28 01:32:01![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
チェルノブイリの影響はほとんど表に出ていない。ウクライナでは、脳のない新生児が他の欧州と比べて6倍も高い。英セラフィールド付近でよく見られた奇形だ。 チェルノブイリだけではない。核実験が盛んに行われチェルノブイリの500倍の放射能が出た。北半球では皆すでに被ばくしている。
2019-04-28 01:37:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
1950年以降奇形が増えた。がんが爆発的に増加し、とりわけ子供に増えた。また精子の質も半分になった。その理由は放射能か?化学物質か?エセ事実で丸め込まれないためにもデータをしっかりと観察すべきである。 Kate Brown "Manual for Survival : A Chernobyl Guide to the Future"必読かも
2019-04-28 01:45:52![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Kate Brownの英語インタビュー(59分字幕なし)を以下で聞くことができます。nuclearhotseat.com/2019/04/24/che…
2019-04-28 12:15:29![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Kate Brownによる記事 Chernobyl’s disastrous cover-up is a warning for the next nuclear age (The Guardian紙) theguardian.com/commentisfree/…
2019-04-28 13:20:37![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ワシントン大学での講演 April 16, 2019 Talk by Kate Brown author of "Manual for Survival: A Chernobyl Guide to the Future" recorded at Kane Hall, University of Washington, Seattle, WA. Event sponsored by Hanford Challenge. youtube.com/watch?v=W0y8bD… Brownさんのお顔も拝見できます
2019-04-28 14:21:02![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Brown氏著書、フランス語記事で紹介されてる。これホントに必読。読みやすいし、一気に読めた。すべての内容は紹介できてないけど、過去TWスレ→ twitter.com/yurihiranuma/s… twitter.com/kazparis/statu…
2019-04-29 00:11:56![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
この本、読書中。 チェルノブイリ事故関連の報道、機密文書や公文書から原語で得た情報や、避難者や医師らから得た情報などが歴史的背景に沿って整理されており、すごく重要な本。読みやすい。旧ソ連政府が隠蔽や矮小化のためにRobert Galeを利用したことにも触れている。 twitter.com/YuriHiranuma/s…
2019-03-20 13:46:05![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Brown氏が、Liquidator関連文書からウクライナ北部のChernihivの羊毛処理工場員298人がLiquidator枠になってるのにびっくりし、工場訪問したら、そこは刈られた羊毛の洗浄工場で、配達運転手、仕分けや洗浄作業員らが1986年春に刈り取られた汚染羊毛から被ばくしてたという話だった。
2019-04-29 02:22:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
当時の工場管理人に話を聞くと、「羊毛の中に汚染地域から来たものがあり、荷下ろし作業員2人が鼻血出たりしたのでモスクワに連絡したら調査団が来て対応し、10 µSv/hを超えた羊毛は処理せず保管し1987年秋に立入禁止区域内に埋めに行った。1987年後は汚染羊毛はほとんどなかった」という話で、
2019-04-29 02:22:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「Liquidator枠の200人の女性は?」と疑問に感じたBrown氏がその羊毛洗浄工場を訪ねたところ、案内してくれた女性が、自分は1986年にここで仕事を始めたが、1年後に一緒に就職した友人が白血病と診断され、間もなく亡くなった。搬送ドック作業員や運転手らは全員亡くなってる」と話してくれた。
2019-04-29 02:22:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そのうち工場員らが集まってきて、LIquidator枠となってるリストを覗き込み、自分の名前があると言い始めた人らもいた。そのリストの200人の女性のうち、10人しか残ってなかった。その女性らは、最初に若い女性の口から出血しているのに気づき、
2019-04-29 02:22:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そのうち自分らにも吐き気やめまいが起こるようになり、休憩時には外に出て新鮮な空気を吸いに行かなければならなかった。5月末には、多くの工場員らが鼻血、のどの痛み、吐き気や疲労を経験していた。労働組合の記録によると、仕分け所の羊毛ロールの放射線量は30 µSv/hまでもあった。
2019-04-29 02:22:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
旧ソ連では羊毛の処理過程ごとに工場があり、そこは洗浄だけする所。羊皮と羊肉は別の街で処理。洗浄液は工場裏にプールみたいに溜まり、そこで子どもが水遊びするような場所。配達トラックの運転手や作業してた女性らの体調が悪くなり、そのうち当局から調査員が来て放射能汚染が判明。
2019-04-29 02:22:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
調査員らは、旧ソ連では入手不可能だったタンポンを大量に持参し、そのタンポンで壁や機械や衣服の表面を拭い取り、入り口、工場管理人室、ランチルームなど、工場のあちこちが汚染されているのを発見。最大の汚染は搬入ドックで見つかった。
2019-04-29 02:22:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そして、当局の農業省?が、立入禁止区域内の農場を批難時に集められた羊5万頭の殺処分を命じていたことが発覚。汚染された部位は処理のためにあちこちに搬送され、羊毛はChernihiv、羊皮はBerdychiv、羊肉はZhytomyrに送られていた。
2019-04-29 02:22:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
工場の汚染発覚後は、若い女性工場員3人により毎日測定が実施され、倉庫内では1〜180 µSv/hが測定された。キエフとモスクワから複数の調査団が来て、安全対策を設定。7月末には、作業台の頭上の換気扇が修理され、レスピレーターとジャンプスーツが注文され、工場の配管を洗浄し、排水溝が修理された。
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羊毛の仕分け方も新たに決められ、1〜10 µSv/hのものは洗浄後に再測定し、1.0 µSv/未満のものは普通の羊毛として処理され、その数値を超えてるものは放射線量が下がってから活用するつもりだったのか、針金フェンスで囲い保管。(最終的には、立入禁止区域に埋められた。)
2019-04-29 02:22:36