- asahiji_myoko
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新元号「令和(れいわ)」の出典が万葉集だということで、万葉歌人バージョンで描いてみた😊 天平2年の正月の13日に、大伴旅人邸で詠まれた梅花の歌32首の序文「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を香らす」からの引用とのこと🌸 万葉集ブーム来て〜〜‼️ pic.twitter.com/3hXtrJwXdf
2019-04-01 12:45:25まって 梅花の宴なの?! 旅人なの????!!!! 旅人出典なの????!!!!! twitter.com/ppmrock/status…
2019-04-01 11:57:18_人人人人_ > 令和 <  ̄Y^Y^Y^Y^ ̄ _人人人人人_ > 万葉集 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ _人人人人_ > どれ <  ̄Y^Y^Y^Y^ ̄
2019-04-01 11:47:00新元号「令和」の元になった万葉集の歌は、天平二年の正月の十三日に、大伴旅人邸へ集まって梅の歌を詠んだ、巻5-815~846の32首の序文のようです。 「時に、初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぐ」
2019-04-01 11:59:54「令和」は、最初「和せしむ」と訓むのかと思いましたが、「万葉集」が出典とのこと。慌てて文庫本を開いてみると、「令月(よい月)」と「風和(やわ)らぎ」を合わせたんですね。「このましく、やわらか」といったところか。「令」は「令兄」などの「令」ですね。
2019-04-01 12:00:23「和」の字が日本の元号に使用されるのはこれで20例目ですが、そのうち「和銅」を除く19例(承和・仁和・応和・安和・寛和・長和・康和・養和・正和・弘和・貞和・文和・永和・元和・天和・明和・享和・昭和・令和)で二文字目として使われている、元号界きっての総受け字です。
2019-04-01 12:00:42確かに、「日本の」古典によるのかもしれないけど、漢文による序の中の一節が典拠だから……しかも梅花宴歌の序は王羲之の蘭亭集の序をリスペクトして大伴旅人が書いたものだから!
2019-04-01 12:01:19新元号「令和」は、万葉集巻五梅花の宴の序文から 初春令月にして、気淑(よ)く風和ぐ。 令月は、善い月の意味。万葉集では、正月を褒めての言葉 この部分は、中国の詩文集『文選』にも見える #令和 #万葉集 #巻五 #梅花の宴 #815番 #大伴旅人
2019-04-01 12:03:48これに続いて、梅の花の白さと、蘭(香草)の香が薫る、視覚にも嗅覚にもお洒落で幻想的な中で、宴が開かれ、三十二首の梅の歌が詠まれました。 新時代に相応しく、初春正月の歌歌の序文。爽やかで柔らかでお洒落で幻想的な元号。
2019-04-01 12:23:21山中教授のインタビュー見て、令徳のことを思いだした。元治・令徳の元号が幕府に示されたときに、令は今まで使ったことがない(から元治で良いのでは)と春嶽公が言った話。
2019-04-01 11:56:32『文選』巻十五にある後漢の張衡の「帰田賦」
元号の出典。一義的には万葉集になっているけど、出典のイベントは蘭亭のアレを踏まえたものだし、文からも蘭亭集序の改変なのは明白。本来なら題辞とあるところを序としてるのも、蘭亭序をリスペクトしたものじゃないのかなあと思う。
2019-04-01 12:40:21こういう典拠のある文章を踏まえて書く(典拠が持つイメージを借りて、文に彩りを添える)営為こそが、中華の文人のスタイルであり、それを踏まえた万葉集もまた、漢字文化圏的な営為に則った部分があるということになる。
2019-04-01 12:45:40私は万葉集が出典であってもいいとは思うけど、その背景に漢字文化圏の文学のあり方が存在することも忘れないでほしいなあと、願うのだよ。
2019-04-01 12:47:56「令月」は漢籍にこのような典故があります。今回の万葉集の梅の歌は、後漢の詩人張衡の「田に帰る賦」にある「仲春令月、時和し気清し(仲春のよき月に、時は調和し気は清らかに澄んでいる)」に近いよう。 pic.twitter.com/JDMidS5lzN
2019-04-01 12:40:29「仲春」は春の三ヶ月「孟春(1月)」「仲春(2月)」「季春(3月)」の真ん中の月のこと。春の只中の美しいひと月。
2019-04-01 12:48:36新元号「令和」の出典は、『万葉集』の「梅花の歌32首」の序。太宰帥の大伴旅人邸で梅花の宴が開かれ、太宰府官人などが歌を詠んだもの。序は旅人自身が作ったとされています。「あたかも初春のよき月、気は麗らかにして風は穏やかだ。」(『万葉集(二)』☞ iwnm.jp/3000559 ) pic.twitter.com/rYkGpMKEXT
2019-04-01 14:35:57新元号「令和」の出典、万葉集「初春の令月、気淑しく風和らぐ」ですが、『文選』の句を踏まえていることが、新日本古典文学大系『萬葉集(一)』iwanami.co.jp/book/b325128.h… の補注に指摘されています。 「「令月」は「仲春令月、時和し気清らかなり」(後漢・張衡「帰田賦・文選巻十五)」とある。」 pic.twitter.com/wBqpNVWN0M
2019-04-01 14:55:42「令和」の句を含む後漢・張衡「帰田の賦」。たとえば『文選詩篇(二)』☞ iwnm.jp/320452 では、こんな風に訓読されています。 「仲春の令(よ)き月、時は和らぎ気は清し」。 pic.twitter.com/gk1v7U0U3p
2019-04-01 15:10:16「令和」の出典として、岩波文庫編集部が指摘して話題になっている『文選』の「帰田賦」。その作者張衡は、後漢前半の最高の文化人。だけじゃなくて、天体観測器や地震計も作成し、ダヴィンチみたいなマルチタレントだったようです。『文選 詩篇(五)』には「四愁詩」が入ってます。(続く)
2019-04-01 22:41:39「四愁詩」は面白いことに『文選』では君臣関係の寓意とし、同じ詩が『玉台新詠』では男女の艶詩とされる。思うに元は誰かの艶詩、それに張衡の名を付けて重みをつけたもの、じやないかな。名を借りられるほどの大御所だったのでしようね。
2019-04-01 22:54:33「令和」の実質的な出典とみられる詩をよんだ張衡は、世界最古の地震計「候風地動儀」を発明しているらしい。 pic.twitter.com/JxbEsDXM4n
2019-04-01 14:55:18