血液型と性格を否定する根拠って何?
ニセ科学のような“嘘”に関して指摘すると「不快な思いをさせてすみませんでした」みたいな返答をもらうことがある。僕が不快とか不快じゃないとかの問題に矮小化しないで欲しいなって思う。
2019-05-07 15:48:06@ABOFAN 例えば「血液型から特定個人の性格に関して信頼性のある予測ができる」「特定個人に関して性格から血液型が信頼性高く予測できる」という主張はニセ科学です。
2019-05-07 17:55:26@lets_skeptic 参考までに、長崎大学の長島雅裕氏の2012年年度科研費成果報告書 kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKEN… には「血液型と性格に関する解析では、過去の研究結果を拡張することができたとともに、21世紀以降のデータでは、安定して血液型ごとに性格の自己申告について有意な差が出ることが判明した」とあります
2019-05-07 17:57:30@ABOFAN その研究では「血液型から特定個人の性格に関して信頼性のある予測ができる」「特定個人に関して性格から血液型が信頼性高く予測できる」という主張は正当化されないので。
2019-05-07 18:22:44@lets_skeptic 長島氏の執筆記事…科学教育教材としての「血液型性格判断」(理科の探検 2015年4月号) 血液型と性格の間に関係があるかどうかを調べる最も直接的な方法は、大勢の人々の血液型と性格を調べ、血液型ごとに特徴的な性格があるのかどうかを解析する、というものです(当たり前ですね)。
2019-05-07 18:32:53@lets_skeptic (続)[中略]最もシンプルな方法は、アンケートを取り、自分の性格をどうみなしているかを訊くことです。もちろん、これが客観的に「正しい」性格を表しているとは限りません。厳密に言えば「その人が思っている自分の性格」ですが、とりあえずはこれを性格と見なして話を進めましょう。
2019-05-07 18:34:57@lets_skeptic 心理学者の白佐俊憲氏の著書「血液型性格研究入門」…自己報告型の質問紙調査の結果は,通常「その人の性格そのもの」を表わすと受け取られている(「その人の性格」ではなく,あくまで「その人の性格の認知」を表わすというふうにもってまわった考え方は普通しない)。
2019-05-07 18:36:18@ABOFAN @lets_skeptic 日本人と韓国人は、血液型占いが“当たる” と聞いたことがあります 子供の頃から自分の血液型を知っていて、特定の血液型の“性格”が幼少期から刷り込まれているからだというのが根拠 (否定してませんよ) 自分の血液型を、幼少期に知らない民族での調査結果は、ありますか? その結果を是非知りたいです
2019-05-07 21:10:56@genki2010 @lets_skeptic いくつかありますが、だいたいは血液型が予測する結果が出ているようです。キャッテル www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/cattell… スワン www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/swan.ht… ジョガワー www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/jogawar… ほかにもありますが、解釈は意外と難しいです。
2019-05-07 22:00:27@ABOFAN @lets_skeptic ありがとうございます ご自分でまとめているんですね ゆっくり読んでみます 「解釈は意外と難しいです」の意味がよくわからないのですが、明確に「血液型が予測する結果が出ている」のでは無いのですか?
2019-05-07 22:29:51@genki2010 @lets_skeptic 実際は、遺伝子の影響は「線形」でもありませんし、環境、年齢、他の遺伝子(例えば性別)でも変わってきます。気質ならこれらの影響は少なく、性格はかなり影響されます。他にも、例えばA型が多い国、B型が多い国では、どうも何か違うようです。あくまで、大まかな傾向としては…ということです。
2019-05-07 23:25:39@genki2010 @lets_skeptic また、同じような質問でも、微妙に血液型の傾向は変わります。例えば、「性格因子」のような複数の質問の回答を合成すると、単独の質問では出た差が打ち消しあったりします。遺伝子の影響の仕組みを考えると、特に不思議ではないです。が、現実のデータを解釈するには細心の注意が必要になります。
2019-05-07 23:31:20@ABOFAN 「Q.統計的な有意差があるなら、性格から血液型を当てたり、血液型から性格を予想したりできますよね?」の通りです。 lets-skeptic.hateblo.jp/entry/2017/05/…
2019-05-08 09:56:28@ABOFAN 「Q. 「血液型に対する俗説や固定観念」が、逆に特定の血液型の人に影響を与えて本当にそういった性格に導いてしまう可能性はあるのでは?」に書いた見解通りです。 lets-skeptic.hateblo.jp/entry/2017/05/…
2019-05-08 10:36:08@lets_skeptic 血液型人間学を提唱した能見正比古さんのデータだと、効果量は多くは小、いくつかは中です。確認してみてはいかがでしょう?
2019-05-08 12:10:35@lets_skeptic 繰り返しになりますが、心理学者の白佐俊憲氏の著書「血液型性格研究入門」…自己報告型の質問紙調査の結果は,通常「その人の性格そのもの」を表わすと受け取られている(「その人の性格」ではなく,あくまで「その人の性格の認知」を表わすというふうにもってまわった考え方は普通しない)。
2019-05-08 12:14:14@lets_skeptic FAQ2 問題はその「統計的に有意な差」が、一貫性をもって繰り返し観察されるかということ←長島氏 血液型と性格に関する解析では、過去の研究結果[安定した結果]を拡張することができたとともに、21世紀以降のデータでは、安定して血液型ごとに性格の自己申告について有意な差が出ることが判明した
2019-05-08 12:21:59@ABOFAN 特に以下のツイートの見解を修正する必要性を感じません。 twitter.com/lets_skeptic/s…
2019-05-08 13:10:09@lets_skeptic 実際の数字(反証可能性)がないなら、意味がないのではないですか? それに、効果量が小と中では元々「信頼性高く予測」は無理で、血液型人間学の提唱者である能見正比古さんも、そんなことは言ってないはずですが? 勉強のために誰が言ったのか教えていただけると助かります。
2019-05-08 17:41:03@ABOFAN 信頼性高く予測できないということは、当然同意されるということですね。それならば、信頼性高く予測できるという主張はニセ科学で良いのではないでしょうか。
2019-05-08 17:56:02@ABOFAN そうですね。性格の自己申告について有意な差が出たということは同意します。私は性格そのものではないと思っていますが。
2019-05-08 18:00:19@lets_skeptic 心理学者の白佐俊憲氏の著書「血液型性格研究入門」…自己報告型の質問紙調査の結果は,通常「その人の性格そのもの」を表わすと受け取られている(「その人の性格」ではなく,あくまで「その人の性格の認知」を表わすというふうにもってまわった考え方は普通しない)。反証はありますか?
2019-05-08 18:02:23