あ、付け加えるとね、角川書店の担当Sだが、見城が幻冬舎をつくったとき、移らないのかって訊いたら、『もう、虐められるのはいやですから』だって。 こんどこそ、以上。なんか久しぶりで止まらなくなったが、なんだ、この細切れは。最低だな、ツイッター。ま、放置しておくことにする。
2019-05-15 12:18:04あ、細かい俺は思い出した。幻冬舎から一冊本が出てる! 推協のミステリーの書き方みたいな本だ。推協の多数の作家の文章が載っかっているやつだ。いつのまにか書籍化されていて、ま、書類とかに一切目を通さない俺が悪いのだが、これは不可抗力ということで──。
2019-05-15 12:29:19親切な方から訴訟云々というメールをいただきました。訴訟っていうと『先生に言いつけてやる~』ってニュアンスしか感じません。垢抜けないね。中身のないマッチョをさらすなよ。なんか俺の名前を挙げているようでもないし、よくわからないんだけれどね。
2019-05-16 15:17:16そもそも津原の文庫の件に呆れたことから始まったツイートだ。あれこれあったのかもしれない。津原はしつこいから腹に据えかねることもあったのかもしれない。だが人格と作品はなんの関係もない。その作品が優れているならば黙って本にするのが出版社の矜恃ではないのか。
2019-05-16 15:17:16おまえら、いったいなにを売るつもりなんだ? 出版社、やめちゃってるじゃん。本という名のなにかを売ってるだけじゃないか。お金儲けは、愉しいかい?
2019-05-16 15:17:17あ、訴訟の話か。見城は俺と部下たちのいる前で『ボクは小説の最後しか読まない』と放言してるんだよ。証人、複数。俺は訴訟云々真に受けてないけど、どうぞ訴訟してください。
2019-05-16 15:17:17俺は売文の輩だから。で、おまえんとこは俺のほうから仕事をするのを拒否してんだよ。見城様ほどお金は持っていないけれど、それでも年商が億に近かった時代もあったし(あの金、どこに消えたんだろう──遠い目)、金銭的にはさほど不自由しておりません。
2019-05-16 15:17:17いま光文社、小学館、集英社(二本)、講談社と連載を五つ抱えております。幻冬舎様におすがりしなくとも充分に生きていけます。
2019-05-16 15:17:17なにが言いたいのかといえば、繰り返しになるが、俺は売文の輩なんだよ。堅気の会社員じゃあるまいし、訴訟をちらつかせても、何の意味もないよ。訴訟、OK。裁判にも出ねえし、金も払わねえ。もともと少年院のようなところに入れられていた男ですので、あなた方と価値観がまったく違います。
2019-05-16 15:17:17なお、てめえで売っておいて言う科白ではありませんが、ケンカはとことん買いますから~ 御社の社員からはいろいろなことをお聞きしております。敬具。
2019-05-16 15:17:18ぼやきです。長いよ。読むなら覚悟してください。まずは過去の年収やら連載の数等まで明かした下劣な自身のケンカ腰のツイートに関してですが、金銭欲と名誉欲しかない相手の土俵にわざと乗って、しかも、私は貴方様を一切必要としていませんということを明確にするためでした。
2019-05-18 16:17:03ケンカするなら、俺はなんでもしますから。 しかし読まされるほうはあまり気分のよいものではありませんよね。じつに下品なやり口です。でも確信犯です。とはいえ、気分を害された方にはちいさな声で『ごめんなさい』と謝罪しておきます。
2019-05-18 16:17:03そのあたり、良識的な作家や批評家とはまったくスタンスというか、価値観が違います。そもそも言論なんて三割五分も信じてませんし。
2019-05-18 16:26:20訴訟?(権威に仲裁を求める。津原に対してそれをちらつかせているのであれば、絶望的だ。貴男にはダンディズムというものがかけらもないね。せいぜいお上にすがっておくれ。お代官様~ってか)。訴訟? 法律? なんですか、それ。醤油をかけて食べるんですか。あまりうまそうじゃないですね。
2019-05-18 16:28:30俺、小説家の仕事を始めてから、ずっと偽の笑顔をつくって、いつも満面の笑みでバリアを張ってきました。結果、いい人という評判です。お世辞かもしれないけれど。ま、白黒つけるのが大好きなんです。好きな人は、大好き。嫌いな人は、大嫌い。当たり前か。
2019-05-18 16:28:31好きな人、いっぱいいます。じつは嫌いな人ってあまりいません。駆け出しのころのあの一件で、角川書店の仕事はやめちゃおうかな──と思ったけれど、思いとどまったのは、〈重金属青年団〉という本をつくってしまったあとだったからです。担当Sという男がじつにすばらしかったからです。大好きです。
2019-05-18 16:28:31なにせ駆け出しの俺の本の装幀のために渋谷のスタジオを一晩、借り切っちゃったんですよ。スタッフを雇ってコンクリこねて型に入れ、ブツをつくり、それを撮影した。〈重金属青年団〉という作品です。俺のほうが心配になってしまい『こんなにコストをかけてだいじょうぶなの?』と訊いたほどです。
2019-05-18 16:30:06でも彼は意に介さない。『萬ちゃんの装幀が恰好よくなるなら、それでいいです。僕は売れる本もつくりますから、平たく均せば萬ちゃんの本が売れなくてもコスト的には問題ありません』──おいおい、売れなくても? ま、いいやと苦笑い。
2019-05-18 16:30:06スタジオでコンクリートの匂いを嗅ぎながら、あーでもない、こうでもないとディスカッションを重ね、腹が空いたのでSがときどき利用するという場末の台湾料理屋になだれこみ、そこでも額を付き合わせて装幀のことを相談しつつ食べた丑三つ時の食事の美味しかったこと。
2019-05-18 16:30:07Sですが、『僕は売れる本もつくります』との宣言どおり、〈リング〉〈不夜城〉〈パラサイト・イヴ〉──列挙するのもなんですから控えますが、実際にベストセラーを連発です。
2019-05-18 16:31:22でも、Sは『ちゃんと売れるものをつくって会社に利益を入れておけば、少部数でも僕の出したい本を出すという無理が通ります』と笑っていました。
2019-05-18 16:31:22