「一部の」郷土史家の困った話~『史料は持ってる、けど見せないよー』とか…
反響が大きいので補足します。新史料が論文・著書等による公表まで一時キープされるというのは理解できます。私が遭遇したのは、既に自費出版された本に部分的に引用された史料について、その解釈を自分で一次史料で確認したかったので著者の郷土史家に連絡したら、「見せない」と言われた事例です。 twitter.com/tohyaofficial/…
2019-06-06 16:24:03ある郷土史家の方に史料の所在を確認したら、わざわざその史料の一部を画像で送ってきて、「持ってるけど見せないよ」と言われたことがある。ごく一部だが、たまに「俺の領分を荒らすな!」という態度の郷土史家に遭遇する。 twitter.com/machi82175302/…
2019-06-06 01:20:39これに似た事例ですが、ある史料を探していて自治体と資料館に問い合わせた際、どうも応対がおかしい。不審に思って問いただしたら、「遠矢さんから問い合わせがあっても史料は見せないように、と○○さんから実は連絡があって...」と。○○さんは地元の有力者(近代以前からの)で自称?郷土史家。 twitter.com/nomonhanojisan…
2019-06-06 16:44:56郷土史家は諸刃の剣だからなあ。 正規の史学の訓練を受けていない、地元じゃ誰も逆らえない旧家の当主サマとかが、うっかり郷土史に興味なんか持って、史料もないような伝承なんだか創作実話なんだか分からん話を語り始めたりしたらもう最悪よ。 twitter.com/tohyaofficial/…
2019-06-06 10:38:39郷土史家と言うよりもマニアとかオタクとか言った方が良い者もいる。資料は門外不出で見せてくれないのは研究になんら貢献するものではないので史家とは言いがたいのではないか。
2019-06-06 18:00:43田舎あるある。俺もある市立資料館に問い合わせをしたら、◯◯先生(何の役職にも付いてない校長OB、郷土史家)の許可が無いと対応出来ないと言われたことがある。 twitter.com/tohyaofficial/…
2019-06-06 20:05:11その通りという意見がいくつか流れてきて、私も大筋その通りとは思うんだけど、アカデミーの研究集団が頭ッから見下したので郷土史家が激怒していろいろこじれたという噂話もきいたことあるので(今回の例はともかく一般論としては)素直に頷けなくてもにょったりなど twitter.com/tohyaofficial/…
2019-06-06 20:12:07@nomonhanojisan @tenkawa_shinji 一部の「歴史家」と称する人のせいで、「郷土史家」の評判が悪化している世情がある。「諸刃の剣」は確かなんだが、そのような伝承が伝わった理由は必ずある。だから、歴史学者と郷土史家が、堺を設けず協力し合えれば一番理想的なんだと思います。
2019-06-06 20:27:06郷土史も調査範囲に入っておりますが、似たようなケースを耳にすることも少なくないですね(幸い僕はまだ遭遇していませんが)。 >RT むしろ、郷土史界隈の最大の問題はご本人が亡くなった後、保管された史料や研究の成果が処分されること。検証を要するとはいえ、それは貴重な手掛かりですから。
2019-06-06 20:27:09以前に他の方もツイートされていた覚えがあるんですが、郷土史界隈は何らかのネットワークを組んで史料や研究成果を共有及びバックアップするシステムを確立しないと、貴重な手掛かりが失われてしまうよなーと。
2019-06-06 20:32:10@tenkawa_shinji そのために日本各地に県立市立問わず史料館を作る動きがあったりするんですが、何分修復も解読も人件費が……田舎だからボロッボロに安くこき使われちゃう
2019-06-06 20:34:35@FCT0r ですです、そちらのほうもカジッたことがありまして。保管できるものはあるものの、まだまだ連携が整っていないな、と。時間と労力を費やせばネットワークが強化されるかというと、そうでもないのがまた辛い。
2019-06-06 20:37:37@tenkawa_shinji まずきちんとした箱物(人材含む)を作らんことには、郷土史家も寄贈先を信用できないと思うのです。 今までみたいに一学芸員や研究者が郷土史家と信頼関係を築いてやっと寄贈してもらう、なんてことやってたら間に合わないから、電子化&ネットワーク化!というのはいい案だと思うんですけどもねー
2019-06-06 20:58:06@FCT0r 神社や寺(勿論、公民館も含む)にも地方の史料が眠っているケースが多いので、自分はそのルートの発掘と保管も模索しているですよ。こちらも狭き門なので、渡りをつける手掛かりから見つけなくてはいけないんですけどね(^_^;)
2019-06-06 21:01:10@tenkawa_shinji あー、それはきっついですね。 そして個人情報の山すぎて私には直視できない:(;゙゚'ω゚'): うっかりなもの見つけちゃいそうで怖いです
2019-06-06 21:07:15@FCT0r 今のところはお寺とお寺のヒリつく喧嘩を耳にしちゃったくらいで、レッドゾーン的な意味でヤバそうなものには出会ってないですねw
2019-06-06 21:09:50@tenkawa_shinji 坊さん喧嘩しちゃあかんでしょうw 近代史料はびっくりするぐらいデーンとアレでコレな情報が載ってて困る( ´_ゝ`) 真面目な話、ひ孫以降の代にならないと出せないものも多いですしね
2019-06-06 21:24:46@nomonhanojisan >伝承なんだか創作実話なんだか分からん話 それが記録に残すべき情報なのかを検分するのも研究者の仕事でしょうに。
2019-06-06 22:26:28@tabenomuraji @itaru_ohyama 寄贈された保管品には色々と条件がつくことがありますね。 それでも散逸するよりははるかにマシです。
2019-06-06 22:33:21「郷土史家の中に資料を独占しようとする者がいるが、あれは自信のなさの現れである」という主旨のツイートが流れて行ったが、「他人に貸したら期日通りに帰ってこなかった or 紛失された」みたいな経験をした人もいるのではないか。
2019-06-06 22:47:34@jawayjaway @tohyaofficial @yoshiki_takao 今の日本中世史の史料公開状況をまるでご存じないのですね?今ほど、中世史専攻のヒトが、シロウト、学生、院生、プロパーの区別なく、史料に接することができる時代はないんですよ?
2019-06-07 00:10:45