【R18】絶倫ペアの情交模様・EP11・同級生の告白

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夢乃 @iamdreamers

いきなり何を言い出すかな、この女生徒は。 「天袮ちゃん、だからもう良いってば」 堰脊さんが女生徒の袖を引っ張って言う。 「良かないでしょ。アンタ」またぼくに顔を見て向けて「依子の告白を断ったんだって?」 「それは、うん」 #twnovels

2019-07-13 09:17:34
夢乃 @iamdreamers

「何でよ。こんな良い子、他に居ないよ? アンタ、どうせモテないんでしょ、その顔じゃ」 言いにくいことを言ってくれるなぁ、まったく。要するに、堰脊さんが仲の良いこの子に昨日のことを打ち明けて、で、この子は堰脊さんのために一肌脱ごうとした、とそう言うことか。 #twnovels

2019-07-13 09:18:06
夢乃 @iamdreamers

「昨日、堰脊さんに言ったけど、他に好きな人がいるから、他の人とは付き合えない」 「どうせ片思いでしょ。そんな報われない相手より、確実に付き合える依子にしなよ」 何で片思いと決め付けるかな。そんなにぼくって、モテそうにない顔してるかな。否定はできないけれど。 #twnovels

2019-07-13 09:18:54
夢乃 @iamdreamers

「もう、付き合ってるけど」 確かに、きちんとした告白はしていないけれど、華純さんとは心も身体も繋がっているし、付き合っている、と言っても嘘じゃない、よな。 「うっそ!?」 思わず、という感じで、ぼくを睨んでいた女の子が声を上げる。失礼だな、もう。 #twnovels

2019-07-13 09:19:27
夢乃 @iamdreamers

「だから、堰脊さんには悪いと思うけど、付き合えないよ。ごめん、堰脊さん」 ぼくは堰脊さんに頭を下げた。 「ううん、私はもういいの。ごめんね、鹿古下くん、変なこと言っちゃって。天袮ちゃん、行くよ」 堰脊さんは友人の袖を引っ張ったが、彼女は動かなかった。 #twnovels

2019-07-13 09:23:20
夢乃 @iamdreamers

「アンタがその相手と相思相愛だってのを信じるとして」なんか失礼な言い方だな。「付き合うのは無理でもセフレにならなれんだろ」 「は?」 「ちょ、ちょっと天袮ちゃん、何言い出すのっ」 付き合えないからセックスフレンドって、それ、普通か? 堰脊さんも慌てている。 #twnovels

2019-07-13 09:23:57
夢乃 @iamdreamers

「天袮ちゃん、そんなの鹿古下くんに失礼だよ」 「いいから任せとけって」 「良くないよっ」 「あのな・・・」 ちらっとぼくを見てから、彼女はぼくに聞こえないように堰脊さんに耳打ちした。堰脊さんの表情が少し変わる。ぼくをちらりと見る。そこにあるのは、戸惑い、かな。 #twnovels

2019-07-13 09:24:32
夢乃 @iamdreamers

話はすぐに纏まったらしく、その子は改めてぼくと相対した。堰脊さんは、手を揉みながら彼女の横に立っている。 「そういうわけだから」どういうわけだよ。「依子とアタシをセフレにしろよ」 「はあ?」 「ちょっと、天袮ちゃんも!?」 #twnovels

2019-07-13 09:25:07
夢乃 @iamdreamers

堰脊さんも驚いている。 「いいだろ、この際だから」 横を向いて一言だけ言うと、またぼくを睨む。 「アンタもいいだろ。美少女二人とセックスできるんなら。どうせ、相思相愛ったって、アンタじゃ手も握れないんだろ」 どういう理屈でそうなる。ってか、既に何回もセックスしてるし。 #twnovels

2019-07-13 09:26:03
夢乃 @iamdreamers

それに、自分で美少女言うか。まあ、自分で言うだけあって、その子も可愛いけれど。眼つきこそキツイけれど、細身の身体、裾上げした制服のスカートから伸びる形のよい長い脚、くっきりした目鼻立ちに焦げ茶のショートヘアが似合っている。小振りな胸が唯一の残念ポイントかな。 #twnovels

2019-07-13 09:26:38
夢乃 @iamdreamers

黒髪清楚な堰脊さんとは対照的だけれど、どちらも甲乙つけがたい美少女ではある。華純さんとは較べるべくもないけれど。いや、いまは二人が可愛いかどうかの問題じゃなくて。 「堰脊さん、堰脊さんはそれで良いわけ? 君のことを想ってもいない男に身体だけ委ねるなんて」 #twnovels

2019-07-13 09:27:15
夢乃 @iamdreamers

「えっと、それは」 恐らく処女だろう堰脊さんの瞳には、戸惑いと躊躇いが色濃く見えた。 「依子は良いだろ。アンタのことが好きなんだから。アンタはどうなんだよ」 「君こそ、ちょっと黙ってくれないかな。ぼくは堰脊さんに聞いているんだから」 #twnovels

2019-07-13 09:27:50
夢乃 @iamdreamers

「なっ」 ぼくがそんなにきつく言うとは思ってもいなかったのか、彼女は絶句した。その彼女が次の言葉を発する前に、ぼくは堰脊さんに言い募った。 「堰脊さんがぼくを想ってくれているのは解ったし、それに応えてあげられないのは申し訳ないと思う。だからって、身体だけの関係でいいの?」 #twnovels

2019-07-13 09:28:28
夢乃 @iamdreamers

「・・・」 「セフレって解ってるよね? 身体だけの、セックスするだけの関係だよ。その程度の相手に、処女を奪われていいの? 一度喪った処女はもう戻ってこないんだから、もっと大切にしないと駄目だよ」 ほんのひと月ほど前に童貞を喪ったばかりのぼくの言う台詞じゃないような。 #twnovels

2019-07-13 09:29:08
夢乃 @iamdreamers

おまけに、こんなに一気に喋ったの、生まれて初めてじゃなかろうか。ぼくの、ぼくにしては長広舌を聞いているうちに、堰脊さんの顔に浮かぶ戸惑いは、ますます大きくなった。やがて、躊躇いがちに堰脊さんは言った。 「・・・あの、やっぱり、ちょっと考えてみる・・・」 #twnovels

2019-07-13 09:29:44
夢乃 @iamdreamers

「ちょっと依子っ」 「天袮ちゃんは黙って」 堰脊さんの強い言葉に、彼女はまた絶句した。止める、ではなくて、考える、か。今はこれ以上促すのは無理だろう。 「その方がいいよ。一週間くらい、よく考えて。それでも気持ちが変わらないなら、ぼくも受け入れるに吝かじゃないから」 #twnovels

2019-07-13 09:30:24
夢乃 @iamdreamers

と応じてしまったけれど、受け入れるにしても、華純さんに相談しないと。華純さんの意に反してまで、セックスフレンドを作るつもりはないし。 「・・・うん。ありがとう、私なんかを思いやってくれて。やっぱり、鹿古下くんは優しいね。私の思った通り」 #twnovels

2019-07-13 09:31:03
夢乃 @iamdreamers

そう言って笑顔を見せる堰脊さん。フッた相手からそんなこと言われるなんて思わなかった。 「そんなことないよ。自分の都合だけで断ったんだから、ただの自己中」 「ううん、それだけの男の子だったら、天袮ちゃんの提案に飛び付いていると思う」 #twnovels

2019-07-13 09:31:46
夢乃 @iamdreamers

ぼくも、女の子に普通に欲情する普通の男子だったら、飛び付いていたかもしれない。けれど、誰にとっての幸か不幸か、ぼくは華純さんにしか欲情しないし。あとは、亡くなった母。だから、堰脊さんがどう美化して思ってくれようと、ぼくは自分が大事なだけのつまらない男の子だよな。 #twnovels

2019-07-13 09:32:30
夢乃 @iamdreamers

けれど、それを言うと会話が堂々巡りに陥りそうだから、ぼくは曖昧な笑みを返すだけに留めた。時間も結構経ってしまったし。 「ごめん、この後バイト行かなきゃいけないから、お先に失礼するよ」 「うん、ごめんね、引き留めた上に変なこと言っちゃって」 #twnovels

2019-07-13 09:33:10
夢乃 @iamdreamers

“変なこと”を言い出したのは堰脊さんでなくて彼女の友人だけれど。その言い出しっぺの女の子は、なんだか納得いかなそうな表情でそっぽを向いていた。 「じゃ、お先。また明日」 「うん、明日ね」 ぼくは足早に立ち去った。本当、アルバイトの時間がヤバい。 #twnovels

2019-07-13 09:34:07
夢乃 @iamdreamers

♥︎ ♥︎ ♡ ♡ ♥︎ ♥︎ ♡ ♡ ♡ ♡ #twnovels

2019-07-13 09:37:57
夢乃 @iamdreamers

「ああ、あう、また、イクぅっ」 どくんどくんどくんどくん。 猛くんの何回目かの精液があたしの胎内を満たしてゆく。 「あああっ、あたしもっ、いくっ」 その、奥の奥に突き挿さるような勢いの射精の感触に、あたしも絶頂を迎える。 #twnovels

2019-07-13 09:38:22
夢乃 @iamdreamers

騎乗位で猛くんから沢山の愛を搾り取ったあたしは、猛くんに覆いかぶさるように倒れた。 「はあっ、あふ、気持ち、よかった」 「ぼ、ぼくも」 熱い抱擁と口付けを交わす。うーん、幸せ。お互いに口の中を存分に愛し合ってから、唇を離す。 #twnovels

2019-07-13 09:38:44
夢乃 @iamdreamers

愛しい男の子を見つめて微笑む。可愛い。 「あの、華純さん」 猛くんが優しい瞳で話しかける。 「うん、なあに」 「えっと、今まできちんと言ってなかったけど、改めて言います。あの、好きです。愛してます。ぼくと付き合ってください」 #twnovels

2019-07-13 09:39:07