2019.7.13-14 市民科学研究成果発表会 2019|高木仁三郎市民科学基金

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HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表44】 空間線量測定と植物標本・土壌の測定も。国の調査、事故直後のセシウム降下量の測定(ひたちなか市)関東のなかでも一番高いレベル。航空機モニタリング(広域サーベイ)では茨城県はそれほど高くないが、市民グループの土壌調査(みんなのデータサイト)では高い沈着量を確認

2019-07-13 13:29:56
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表45】 いばらきプロジェクトの測定結果はウェブ公開 facebook.com/IBARKIERMP #childF #radi ホットスポット(局地汚染)探索を重視。松林の松葉、樹皮の汚染も。高い場所はかなりあちことで確認できる。測れば測るだけ発見される。東海村なぎさ講演、ひたちなか市のけやき並木通学路

2019-07-13 13:34:03
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【高木基金成果発表46】天野さん発表続き 那珂湊湊公園などなど。ストロンチウムの測定も。 茨城県の汚染状況は不均一、小まめに測るしかない。土壌の下方浸透と土質の関係など、解明すべき点は多々ある。 以下、質疑 鈴木譲さん(さきのツイで「選考委員」と誤記したが、今年度からは基金理事)桑葉の

2019-07-13 13:38:42
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表47】 汚染データについて 天野さん: 桑の葉は青汁の原料なので、心配した業者の方からの依頼で測定したら、ストロンチウム高かった。松葉、青シソの葉などで検出。 大沼顧問: 早野龍五氏が大気圏核実験の時代に較べて福島事故フォールアウトは小さいと言いふらし書き散らして→

2019-07-13 13:42:30
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【高木基金成果発表48】 いるが、大嘘で、筑波のデータみても、核実験の50倍くらいは降っている。 小澤選考委員: 市街地のホットスポットの特徴は? 天野さん: 林が残っているところは、やはり要注意。 小山さん:みんなのデータサイトのウェブでは市中の典型ホットスポットのデータも見られる。

2019-07-13 13:44:41
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【高木基金成果発表49】 (ただし、マップはホットスポットを除外したデータにもとづく)。 伊藤さん(飯舘村): ストロンチウムは飯舘村は測っていないのだが、セシウムが高ければあると考えてよいか? 天野さん: 測ればあるだろう。ただ核実験フォールアウトのSrとの識別は難しい。

2019-07-13 13:46:59
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表50】 瀬川さん: 初期プルームも推定したいとのことだが、方法は? 天野さん: ヨウ素129などの測定データ(東大など)も見て行く。初期プルームの流れは推定されていたより複雑で、地点測定を重ねて推測していく。 伴英幸さん(原子力資料情報室): ストロンチウムが放出された

2019-07-13 13:49:16
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【高木基金成果発表51】 メカニズムはどう推定? 溶解温度が高いので出ないと予測されていたが。 天野さん: セシウムと同様、溶解温度以下でも気化するので、その可能性もある。以上、天野光さん(いばらき環境放射線モニタリングプロジェクト)の発表と質疑。続いて6件目の発表

2019-07-13 13:51:22
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表52】 (6)乳歯保存ネットワーク 「個人の被曝量を特定できるストロンチウム-90測定法の確立および乳歯保存・乳歯中のストロンチウム-90測定」 ネットワーク代表者の松井英介さんに代わって、市原千博さんが発表。 福島事故のストロンチウム放出量(経産省の計算値)は140テラBq、

2019-07-13 13:53:13
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表53】 炉心の100分の1が出た、と公式にはされている。炉物理的には、炉内でセシウムと同じくらいの量できる。放出量はセシウムよりずっと少ないと計算されている。沈着量でみると、セシウムの1000分の1くらい。だから測らなくてもいい、という話にされている。大気圏核実験のときに

2019-07-13 13:56:01
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表54】 ふったのが検出されるだけ、と言われてきた。しかし、東電による魚の測定、クロダイからSr90がとんでもない量(27Bq/kg、30Bq/kg)2016年に検出、衝撃。その後の継続測定データからみて、Cs合計の100分の1レベルでは出ている。従来の1000分の1という見立ては事実とあわない。

2019-07-13 13:59:18
切り取り線 @kiri_tori

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2019-07-13 14:00:01
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表55】 ちなみに、海に放出しようとしていた汚染水、ALPSで浄化(ストロンチウムも除去)された89万トンのうち約75万トンで基準値をこえるSr90が残っていることが判明。ストロンチウムは骨に沈着し、骨腫瘍、白血病をおこす。歯にも沈着(実効半減期18年)、乳歯を測定して内部被曝を

2019-07-13 14:02:23
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【高木基金成果発表56】市原さん続き 推計する。グラムあたり数ミリBqという高感度測定になるので、難しい。バックグラウンドのベータ線を除外できる測定機器が必要。スイスでの実績に準拠。化学処理後、16個の乳歯を同時測定できる機器を確保。バックグラウンド0.3cpm以下。2019年3月から測定開始、

2019-07-13 14:07:05
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表57】 45人分を測定したところ。2011年以前誕生の子の測定例 6.3±0.1mBq/gCa 1試料について100分かけて40回(Srから崩壊してできる)イットリウムを測定し、減衰を見る。はずれ値をのけて処理。(イットリウムのほうがベータ線のエネルギー量が高いので、その測定で推計する。)

2019-07-13 14:12:20
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表58】 小澤委員: 事故後の検体の収集状況は? 市原さん: 500くらい集まっているが、事故後のもの、福島のものはまだ少ない。昨年も小澤さんから指摘を受けたが、今年こそ福島に(収集呼びかけに?)行きたい。 瀬川さん: 乳歯以外のものを測定する見込みは?

2019-07-13 14:15:46
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表59】 市原さん: 測定器に余裕はあるので、乳歯以外も測ろうと思えば測れるが、どういう試料を測るべきか決めかねている。 なすびさん(のちほど発表): どういう子の乳歯をみるのがよいのか?  市原さん: 妊娠時点で乳歯は形成されるので、2011年に胎児だった子から

2019-07-13 14:18:16
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表60】 なすび: 誕生後の被ばくで吸収したSrが乳歯に行かないのか? 研究協力者(歯科医): 乳歯が形成されるときに胎内で吸収する分が圧倒的に多い。なので2011年に胎児だった子どもの乳歯が測定。その前後のものは比較対象として重要。 なすび: 測定誤差は? ±0.1というのは

2019-07-13 14:22:38
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表61】 回帰誤差で、測定誤差ではないですね? 市原さん: その通り。測定器の誤差をどれくらいみるべきかは検討中。 以上、乳歯保存ネットワークの市原さんの発表と質疑。 続いて、7件目の発表

2019-07-13 14:24:26
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表62】 (7)原子力規制を監視する市民の会 「原子力発電所の再稼働判断における周辺住民(30キロ圏)の意思の反映についての調査研究〜東海第二原子力発電所を例に」 阪上武さん発表。これまでは工学的な分析が多かったが、今回は、社会的な側面。防災計画が焦点。行政関係者からの

2019-07-13 14:25:45
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表63】 ヒアリングを重ねている。東海第二原発の再稼働をめぐって、周辺5市に事実上の同意権を与える新協定が結ばれた。いわゆる「茨城方式」。防災避難計画は、県が広域避難計画を作成し、市町村が避難計画を作成する。(ほかに安全対策工事の問題、経理的基礎の問題もあり。)

2019-07-13 14:29:48
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表64】 「事実上の同意権」という文言が協定に明文化されているが、それが「拒否権」かどうかは原電と自治体とで解釈に食い違い。東海村は積極的に新安全協定を支持した。これは当該自治体が同意権を占有したがる従来の構図からみると大変化。福島事故を経験したことが大きな要因。

2019-07-14 18:39:51
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表65】阪上さん続き 国のつくった指針に穴埋めしていくと避難計画ができる、しかし、それが現実には実施困難という認識を自治体の担当者はもっている。住民、研究者からのヒアリング、住民説明会の傍聴など重ねてきた。避難受け入れ側の住民の意識調査もした。避難ルートの雪道を実走

2019-07-13 14:36:33
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表66】阪上さん発表続 もしてみた。避難計画の策定と、再稼働とを切り離そうとする動き。避難計画は実行不可能という認識は自治体も住民も持ってしまっている。誰も避難計画の実効性に責任をもたないかたちなので「ダメなことを皆で確認する」ような状況になっている。今後は実効性の

2019-07-13 14:39:38
HOSOKAWA Komei @ngalyak

【高木基金成果発表67】 検証作業から国・自治体にどう働きかけていくか。以下、質疑応答。 瀬川さん: 福島事故のとき、本店・サイト・オフサイトの3つがテレビ会議でつながる想定(国は参加していない)だった。今後の事故で、誰がテレビ会議でつながるのか、訓練はされているのか?どういう状況で

2019-07-13 14:42:41
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