【R18】絶倫ペアの情交模様・ＥＰ１２・セックスフレンド─依子

夢乃 @iamdreamers

「ありがとうっ！」 満面の笑みでを湛えて飛び上がらんばかりに喜ぶ彼女を見ていると、本当に解っているのかな、という気になってしまう。だって、女の子にとって初体験ってとっても大切なものなんじゃないかな。それもまだなのに、セックスフレンドとか。 #twnovels

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いや、それだけ堰脊さんがぼくを想ってくれている、ということかな。それに応えてあげられないのは心苦しくもある。せめて、大切に抱いてあげよう。 「良かったじゃん。おめでと」 「ありがとうっ。天袮ちゃんが言ってくれたからだよっ」 #twnovels

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付き添っていた友達も優しい瞳で祝福する。そう、そういう目をしていれば良いんだよ。折角可愛いんだから。と思ったのも束の間、その瞳がぼくに向けられる。きつくはないけれど。って言う言うか、流し目っぽくなってない？ 「昨日も言ったけどさ、アタシもセフレにしろよ」 #twnovels

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え？　あれって堰脊さんの背中を押すために言っていたわけじゃないの？ 「えっと、君、あ、ごめん、名前聞いてなかった」 「朱藤　天袮（すとう　あまね）。八組」 クラスは聞いていないけれど。ま、いいか。 「朱藤さんは、ぼくのこと好きなわけじゃないんだよね？」 #twnovels

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「ああ。悪いか？」 「悪くないけど、いいの？　好きでもない男に抱かれて」 「良いじゃねーか。一人も二人も同じだろ？　アンタが依子に変なことしねーか見張らねーといけねーし」 好きでもない女の子を抱く以上に変なことって、なんだろう？　いや、いろいろあるか。ＳＭプレイとか。 #twnovels

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「私からもお願い。天袮ちゃんも抱いてあげて」 たった今セックスフレンドの関係になったばかりの堰脊さんも、朱藤さんを後押しする。いいのか？　好きな人が他の子とセックスしても。と言ったところで、今更館半端ない。 #twnovels

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何しろ、本命の華純さんがいるのに他の人ともシたし、こうしてセックスフレンドもできているのだから。セフレになったばかりの堰脊さんとは、まだ致していないけれど。二人の顔を見比べる。潤んだような堰脊さんの瞳と、期待に満ちた、それでいて、どことなく戸惑うような朱藤さんの瞳。 #twnovels

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うーん、どうしよう。まあ、いいか。堰脊さんと違って朱藤さんは遊んでそうだし。彼女にとっても相手が一人増えるだけ、くらいの感覚なのだろう。 「解った。いいよ、朱藤さんともセフレになるよ」 「ありがとうっ　一緒だね、天袮ちゃんっ」 「うん、ああ、ありがと」 #twnovels

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堰脊さんに較べていまいち反応が薄いような。ま、いいか。 「今日もバイトあるからさ、今日はこれで。明日、また」 「うん、また明日。長いこと引き留めてごめんなさい」 頭を下げる堰脊さんと無言の朱藤さんを置いて、ぼくは校門に向かった。 #twnovels

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いいのかな、これで。いいか、彼女たちが望んだことだし、華純さんにも了承して貰っているし。あ、華純さんには『いつか会わせて』とも言われていたっけ。その内、四人で会う機会を作らないと。 #twnovels

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土曜日。今日は夕方まで華純さんと過ごす・・・予定だったけれど、変更が入った。セックスフレンドになった二人が『早くヤりたい』と言うので、華純さんには悪いけれど（ぼくも残念だけれど）二人との交合を今日行うことにした。 #twnovels

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その代わり・・・と言うわけでもないだろうけれど、昨夜は、処女を相手に挿入までどう誘導して行けば良いか、などを教えて貰うという口実で、しこたま華純さんに搾り取られてしまった。それでも萎えずにいられたから、ぼくの絶倫振りも大したものだと、我ながら思う。 #twnovels

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セックスフレンドと初めてヤる場所は、朱藤さんの住んでいるマンション。彼女もぼくと同じく、家を出て一人暮らししているのだそう。その、高校と駅の間ににある、八階建の最上階の１ＤＫは、部屋の構成こそぼくのアパートと似ているものの、広さは段違いだった。 #twnovels

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「結構高いんじゃない？」 あまりじろじろ見ては失礼だと思いつつも、つい見回してしまいながら部屋主に聞いた。 「さあ？」 「さあって」 「ここ、曾祖母ちゃんの持ち物なんだよ。だから、ただで住まわせて貰ってる」 「へぇ・・・」 #twnovels

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朱藤さんのご実家、ここら辺の地主なんだろうか。 「じゃ、始めるか」 三人とも荷物だけ部屋の隅に置いて、まだ座ってもいないのに、いきなりそう言う朱藤さん。いいのか？　雑談とか挟んで気持ちを落ち着けなくて。セックスするだけのフレンド、と思えばそれが正しいのかな。 #twnovels

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「いいよ。どっちから？」 ぼくは、初めて自分で買ってきたコンドームの箱をドラッグストアの袋から出しながら聞いた。まず射精まではいかないと思うけれど、先走り汁にも精子は含まれていると言うし。それで妊娠するのは宝くじに当たる程度の確率らしいけれど。 #twnovels

夢乃 @iamdreamers

「やっぱり依子から？　それともアタシが先にシよっか？」 「え、う、ええと、私が先で、いい？」 セックスフレンドにして、と言った先日はいつになく積極的だった堰脊さんも、普段の大人しい彼女に戻っている。そうでなくても、これから処女喪失するのだから、緊張もするだろうけれど。 #twnovels

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「いいよ。元々コイツを好きなのは依子なんだし。ベッド使っていいから。アタシはこっちで見学させて貰うよ」 ぼくと堰脊さんはベッドの前に押し出され、朱藤さんはクッションを床に置いてその上にベッドに顔を向けて陣取った。・・・のは良いけれど、女の子が胡座をかくのは如何なものか。 #twnovels

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ま、いいか。ぼくはコンドームを二個、ヘッドボードに置いて、堰脊さんとベッドに座った。そっと肩を抱くとびくっと震える。 「緊張してる？」 「・・・うん、少し」 いや、少しじゃないだろう。かなり緊張している様子。まあ、初めてなんだから当たり前、なんだろうな。 #twnovels

夢乃 @iamdreamers

えーと、どうしよう。 「胸、触るよ」 「・・・うん」 上着だけ脱いだ制服の、ブラウスの上からそっと手を当てる。華純さんほどじゃないけれど、大きく柔らかい。いやいや、他人のことを考えちゃ失礼だな。今は堰脊さんとの行為に及ぼうとしているのだから。 #twnovels

夢乃 @iamdreamers

できるだけ優しく、胸を揉む。その様子を真正面からじっと見つめる二つの瞳。 （・・・や、やりにくい） ぼくの視線に気付いた朱藤さんが言った。 「アタシのことは気にしないでいいから。置物とでも思って」 いや、そうは言っても。 #twnovels

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「堰脊さん、ベッドに乗って。で、あっち向いて、脚は伸ばして。そう」 堰脊さんにベッドに上がって座って貰い、ぼくは彼女の背後に股を広げて正座した。これなら朱藤さんの視線が真正面からは来ないからさっきより良いかな。 「また、胸、触るから」 #twnovels

夢乃 @iamdreamers

背後から抱き締めるように手を回し、掌で胸を包み、揉む。うーん、女性の胸って柔らかいな。気持ちいい。背後から、彼女の耳に口を寄せて囁く。 「どう？　気持ちいい？」 「うん、えっと、わかんない・・・」 うーん、まだぼくじゃ、揉み方が未熟なのかな。 #twnovels

夢乃 @iamdreamers

「ボタン、外すよ」 「あ、う、うん・・・」 躊躇いがちに頷く彼女のブラウスに手をかけ、上から一つずつボタンを外してゆく。ブラジャーが顔を出す。堰脊さんのイメージ通りの、真っ白い清楚なブラジャー。ボタンを全部外した。前をはだける。 #twnovels