物語に目的なくLGBTが出てくるのは「チェーホフの銃」の観点からは問題なのではないか?という議論

「物語」において、LGBTとか、「白人夫婦の息子が中東系」といった「設定」が物語の進行とは別に盛り込まれることは、ポリティカルコレクトの面と、作劇術の面から見てどうなのか。非常に面白い物語提起だと思います
66
前へ 1 ・・ 5 6
schwinn@はなものがたり3巻発売中🌸 @schwinn_draw

この世界だれのもの チェーホフの銃がちょっとしんどかった pic.twitter.com/LJQmfSyDOX

2019-08-12 21:02:24
拡大
拡大
拡大
拡大
schwinn@はなものがたり3巻発売中🌸 @schwinn_draw

たくさん読んでいただいてありがとうございます どうすべき!とかはないですが、みんなそれぞれの人生でそれぞれ自分が主役で生きてるから、理屈はどうあれしんどく感じる気持ちだけはだれがどう頑張ったって根絶できないよなあ…と うまく言えないな 眼鏡ちゃんの彼女実は結構可愛く描けてお気に入り pic.twitter.com/kDodDb5q2b

2019-08-13 14:19:23
拡大
ニド @2ewsHQJgnvkGNPr

@schwinn_draw 「あたしだれかの小道具じゃないよ」と主張するキャラクターが「作者の主張を伝え、共感を求めるための小道具」そのものである、というメタ構造はとても批判的で面白いと思いました

2019-08-13 16:04:38
takaharaRX @takaharaRX

@schwinn_draw この漫画の女がクソな点 ・自分の趣味に合わないからと相手を全否定 ・相手は映画の話をしたいのに議論する気もない ・最終的には気を悪くして詫びもなく途中退席 結論:ただのわがまま女

2019-08-13 22:33:17
スキピオ @scipio

@schwinn_draw 実際問題マイノリティであるLGBTキャラが伏線もなく明らかに時流に乗って出てくるのは表裏一体、結局は「特別扱い」で、「それはよくない」という主旨の発言を男はしてて、「特別扱いしないで」という女の思いとニアリーイコールじゃねーのと思うのだが。なんかバッサリいかれた男がかわいそうじゃね?

2019-08-13 15:48:46
葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

曖昧な記憶だが、80年代に読んだミステリで「動機がないと思われていた人物が実は同性愛者で痴情のもつれによる犯行だった」というのが複数あった。 当時は「存在はしているが珍しくて隠されてて《トリック》になり得る存在だった訳だ→

2019-08-14 08:29:36
葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

→けど、今同じ手を使ったら「想定してない探偵役(及び作者)は迂闊すぎる」という評価になるだろう。 創作で「普通でないもの」が特別な意味を帯びがちなのは仕方ないとして「普通」っていうのは不変じゃないんだよな。

2019-08-14 08:29:36
葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

98年のアメリカ映画『パラサイト』では「他人とコミュニケートするのが苦手で、特に恋愛に関わるのが嫌なので、表向きレズビアンという事にしてる」という女性がいた。 今から見れば面白いバランス。

2019-08-14 08:54:32
葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

アメリカのハイスクールでは「人間嫌い恋愛嫌い」よりは「同性愛者」の方がまだしも生きやすくて、けど他人を遠ざける「バリア」にはなり得ていた訳か。

2019-08-14 08:56:57
中津宗一郎 @nakatsu_s

@kasai_sinya それこそ、飛鳥了がなぜ不動明を助けようとしたかの話になっちゃいますしねぇ。あの当時は衝撃的だったけど、今は当時ほどの衝撃は無くなっているわけですし。

2019-08-14 08:57:07
bookroad @bookroad1

@nakatsu_s @kasai_sinya ヤメ検弁護士の回想録でも「ある横領容疑者が『その金は自分の同性愛趣味のために使った。ばれたら私は死ぬしかない』と言ったので『よっしゃ、すべてそれを「女性」に書き換えて起訴してやる。その代わり否認は絶対するなよ!』と交換条件を出して異なる事実関係で起訴した」が”いい話”になってました

2019-08-14 09:05:31
bookroad @bookroad1

@nakatsu_s @kasai_sinya 該当箇所あった m-dojo.hatenadiary.com/entry/20090814… 「もし、これがばれたら、死ぬ以外にありません。だから、これまで金の使い道については何もしゃべることができなかったのです」 「私には家内も子供もおります。でも、本当は男の人しか興味が無いのです。だから、業者から受け取った金は、そういうところに…

2019-08-14 09:09:30
海法 紀光 @nk12

人間は、物語に、珍しいと感じる存在が出てくると、伏線と認識します。 例えば登場人物に「テニス部員」がいたとして、テニスで事件解決せんでも別に気にはならないでしょう。 でも「一子相伝の暗殺拳の伝承者」が出てきて、事件解決に拳法が絡まなかったら「おぃ作者ぁ!」ってなりますよね。

2019-08-13 15:58:59
海法 紀光 @nk12

フリーのライター。小説とか脚本とか翻訳とか色々やってます。知人の方はご一報ください。「翠星のガルガンティア」(各話脚本)「ガンスリンガーストラトス」(ゲーム設定、アニメシリーズ構成)、「がっこうぐらし!」(漫画原作、アニメシリーズ構成)他。norimitsukaiho@gmail.com

twilog.org/nk12

海法 紀光 @nk12

マイノリティが作品に登場する場合も、「珍しい」と感じる人が多い時(本当は珍しくなくても!)、伏線と認識されやすく、マイノリティ性が話に絡むことを期待されやすくなる。そういう面もあります。 作品を見る人の「普通」という認識に、作劇はどうしても影響されるのです。

2019-08-13 15:59:00
海法 紀光 @nk12

ただ「そうなりやすい」と「そうしないといけない」は別の話です。 作品を見る人が「普通」と考えることを、「普通」として描くだけが作品ではない。マイノリティのキャラクターを「普通」として描く術はいくらでもあります。

2019-08-13 15:59:00
海法 紀光 @nk12

作品は社会に影響されますが、作品が社会を変える部分も確実にあります。 今の社会の「普通」に納得できない部分があるなら、社会を変えるような、少なくとも違う見方があると考えてもらえるような作品だってあっていいわけです。 そういう作品を作れたら幸せですよね。

2019-08-13 15:59:00
おかゆ @oka_iu_tcan

チェーホフの銃が適用されるオブジェクトたちというのは、砕いていえば「不穏なもの」(ストーリー刺激性をもつ)なわけで、「LGBTはチェーホフの銃が適用される」と主張するのは、「LGBTは変なものです」って言ってるのと本質的には変わらないよ。客観的に見えて、差別心の上で合理付けてるに過ぎない

2019-08-10 17:47:44
ふぁぼん @syobon_hinata

「性的マイノリティが作品に出てこないのはチェーホフの銃」っての、まあ真実なんですけど、それは「性的マイノリティが『当たり前』の中に入っていない」という現実を表してるんですよ そこまでちゃんと分かって発言してますか?

2019-08-14 10:42:11
眠れる森のパンダ @Panda_51

女子高生3人組がキャッキャウフフしてるだけの作品かと思ったら、そのうち1人はチェチェン紛争地帯の出身で、日本に引き取られてくる前は性奴隷として筆舌に尽くし難い経験をしていた…しかしストーリーには特に関係なかった!とかいうと、流石に「チェーホフの銃!」って言いたくなるわけですね

2019-08-13 20:20:03
前へ 1 ・・ 5 6