きらきら星の住民の性別について(波動関数)

@sotohanet先生の勉強会まとめ2。
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@sotohanet

@denta_221 そうそう。それがハイゼンベルクの不確定性原理ね。観測の精度には限界があることを意味してます。

2011-05-29 09:20:43
@sotohanet

昨夜の補足すると、シュレディンガーの波動方程式では、よくわからない関数が一個登場してたのね。シュレディンガーは、その関数が何者であるかを、突き止めようと頑張ってたんだけど、それが何者かというのはなかなかわからなかったのね。

2011-05-29 09:41:32
@sotohanet

@sotohanet そんななか、ハイゼンベルクの先生だったボルンや、パウリ効果で有名なパウリが、そのよくわからない関数って確率じゃね?って指摘したのです。これが確率の概念を否定していたシュレディンガーの方程式に確率の概念が入っている理由で、彼自身はそれは認めなかったみたい。

2011-05-29 09:46:08
akikuni @akiku2

@sotohanet わかったー。気がする。量子の奇妙な振る舞いに対して、コペンハーゲン解釈では「測定できる結果以上の経路は存在しない=途中経過は確率の雲に隠されている」として、シュレディンガーは「量子の振る舞いは波である。そして波は収束することもできる」と過程を説明したんかな。

2011-05-29 12:07:25
akikuni @akiku2

@akiku2 @sotohanet 「確率が観測によって定まる」と「波動が泡として凝縮する形もとる」はイコールではなかったんだね。なんか脳がかってに連結していた。彼は自分の式が物理現象としてどういうことなのか説明できなかったけれど、コペンハーゲン解釈が正しいとは思えなかった。

2011-05-29 12:23:07
akikuni @akiku2

@akiku2 @sotohanet 量子の振る舞いをもっと大きなサイズでの波みたいに考えたのが波動関数であるなら、彼自身も量子論というより古典理論で解きつめようとしたのかしら。だから今までの理論を放棄するような立場をとるボーアとハイゼンベルクに同意できなかった。のかなあ。

2011-05-29 12:25:03
akikuni @akiku2

おげー。紹介してくれた本も読み直して大体理解した気持ちになった。ありがとう蛙さん。ちゃんと読めてないなー。ディラックが悪いねん。

2011-05-29 12:26:08
akikuni @akiku2

なんだろ。「観測手段が邪魔して観測結果が不明瞭になる」のはわからなくもないけれど、「観測そのものが観測結果を決定する」というような言い方がよくわかんないのね。同じことを言い換えただけなのか、もっと深い意味があるのか。どの本もわりと後者のように読めるのね。

2011-05-29 12:45:12
akikuni @akiku2

霧箱の中で二重スリット実験をしたら軌跡はどうなるの?みたいなこととか気になる。生粋の文系なのでそんな実験が可能かどうかさえ知らないのだけど。

2011-05-29 12:45:49
とうご @plasebo55

秋国さんがとてもお勉強していらっしゃる。

2011-05-29 12:45:52
@sotohanet

@akiku2 それにより、光子の軌跡を見ることはできるけれど、それは、軌跡を見る為に霧と相互作用させてしまっているから、霧がなかった場合と結果が違ってしまうのです。

2011-05-29 13:11:35
akikuni @akiku2

あと光子が最初から目的地への最短効率を知っていたかのように物質の中を屈折するみたいな話とか、最初からスリットの数を知っているかのように、みたいな話にとても「つまりどういうことなの」ってなる。

2011-05-29 13:15:13
@sotohanet

@akiku2 シュレディンガーもハイゼンベルクも、なんとかして古典力学の枠組みを守ろうと頑張ってきたんだけど、結果的に古典力学の枠味を破壊したって感じね。

2011-05-29 13:15:21
akikuni @akiku2

でもがんばるおじいちゃん。

2011-05-29 13:15:45
@sotohanet

@akiku2 屈折の話は波動の話なので、今回の話には直接は関与しないかな。

2011-05-29 13:18:00
akikuni @akiku2

@sotohanet あ。なるほど。観測において、運動性と位置の明確さが反比例するみたいな話がそうつながるんか。ニュートン力学が適応できるなら逆回しで計算できそうなものだけど、行列力学の世界だから不明瞭な観測結果は不明瞭で終わってしまうっていうことじゃよね。

2011-05-29 13:18:59
akikuni @akiku2

@sotohanet うん。それは全く別の本で、光の行いの話w

2011-05-29 13:19:28
akikuni @akiku2

@plasebo55 もともとすげー本読んでるよ実は。(きりっ)

2011-05-29 13:22:20
@sotohanet

@akiku2 光子が干渉縞を起こす二重スリットの実験は後ろにスクリーンを置いた場合に見られるんだけど、それを飛んできた光子の数を数える計数管に置き換えた場合を考えるよ。これで実験を行うと、その場所に飛んできた光子の数がわかるようになる。んで、光子を一個ずつ飛ばしてみる。

2011-05-29 13:24:17
akikuni @akiku2

まるで物理法則が人間に合わせているか、もしくは観測に帳尻を合わせている、みたいな印象をうける表現だから腑に落ちないんかしら。もともと多分ものすごく高度なことを今の言葉では説明できないとしたうえで噛み砕いているから、齟齬は沢山あるんだろうけれど、ぬぬぬ。

2011-05-29 13:25:51
@sotohanet

@akiku2 @sotohanet まず、飛ばす光子の数を増やすと、スクリーンをおいた時と同様に干渉縞ができるのね。でも一個ずつだと、あっちの場所に一個、こっちの場所に一個、とポツリポツリと観測されるようになる。

2011-05-29 13:26:59
akikuni @akiku2

@sotohanet ふぬふぬ。なるほど。なんとなくボーアとハイゼンベルクは古典力学の枠組みを破壊する予感みたいなことを感じてたような気はする。

2011-05-29 13:27:48
kkr/他ゲーはけるさん @kkr_jinro

不確定原理の観測時に光子をぶつけなければ不確定にはならないのかな。実際人間に無理だとしても、何時か原理がオカルト的な何かで観測出来ないかと寝起きの頭で思った。

2011-05-29 13:28:56
@sotohanet

@akiku2 @sotohanet そして、その光子がどこに飛んでくるかっていのは確率でしかわからない。しかも、それがどこにくる確率が高いのかということしかわからないのだ。つまり、どっちのスリットを通ってきたのかなんてのは読み取ることはできない。

2011-05-29 13:31:57
kkr/他ゲーはけるさん @kkr_jinro

物理は新たな設定で辻褄合わせを続けているぜ的感覚はどうも抜けないけれど、それは創作の手法と似ているからなのかとチラリ思う。突き詰めれば、どの道でも道の極めは何処か同じ方向に辿りつく感覚。昔の方がこの感覚は強かった。巧く言えていない。

2011-05-29 13:33:52