民間の信用創造と政府支出による通貨創造は根本的に別物

MMTの基本中の基本です。 *最初の方はちょっと関係ない議論をしてます。
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fumi @fumi17924609

@hiralin41 @motidukinoyoru @orihara_zen そうです。 銀行は国債を買い取ると同時にお金を作って政府に渡す。 政府はそのお金を民間に流す。 だから、国債発行が先です。 別に何も難しいことはない。無いものは支出できないw

2019-12-04 19:27:01
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@orihara_zen @hiralin41 口約束でいいというなら、例えば当期の実物的徴税を免除する、といった形でも必要十分なのではないでしょうか。 実際、日本の通貨史を見ても、実物的徴税が整備された中で、代替的納税手段として通貨が発行される、というのが典型パターンでありました。(和同開珎など)

2019-12-04 19:43:20
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@orihara_zen @hiralin41 だいぶ話が脇道に逸れた気がしますが、そもそも通貨を元利払いする債券と、政府による実物交付の約定を同一視して「国債先行論」とするのは、いささか牽強付会が過ぎると思います。

2019-12-04 19:47:18
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@fumi17924609 @hiralin41 @orihara_zen 国債は、既発通貨を一部回収し、将来に元利払いすることを約束する債券ですので、通貨が先んじて(政府支出によって)供給されていなければ、国債発行自体、行うことができません。 このため、商業銀行による非金融企業債券の購入とは、構造が根本的に異なります。

2019-12-04 19:48:37
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@fumi17924609 @hiralin41 @orihara_zen 商業銀行における民間信用創造と、政府(統合政府)による政府支出≡通貨発行は、根本的に構造が異なります。 前者では現金の拠出は必要にならず基本的に商業銀行負債(銀行預金)発行で完遂されるのに対し、後者では現金拠出が必須となるからです。

2019-12-04 19:49:46
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@fumi17924609 @hiralin41 @orihara_zen 私も昔は、政府支出(と国債発行)を、民間の信用創造と同様のものと誤解していましたが、現実の金融財政オペレーションを勉強した結果、見解を修正し、民間の信用創造と政府支出を完全に区別するようになりました。

2019-12-04 19:50:50
シェイブテイル @shavetail

四天王の中でもやはり見解が別れているな。 私はR氏と同意見だけどね。 RT

2019-12-04 19:52:32
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@orihara_zen @hiralin41 そもそも根本的なところとして、政府が何かしらの負債を追うことと、政府が国債を発行することは、全く別次元のことですから。 負債を追うというのであれば、通貨発行支出だって負債発行ですからね。 織原さんがやっていることは、何の反証にもなっていないですよ。

2019-12-04 19:53:54
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@orihara_zen @hiralin41 通貨はそもそも(納税手段という意味での)政府負債なので、政府支出による通貨供給自体が、すでに負債発行なのですよ。 なので、「負債発行が先だ」という反論自体が根本的にナンセンス。 通貨発行支出自体がその時点で即ち負債発行なのだから。

2019-12-04 20:13:51
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail 付利のある準備預金は、有利子国債の供給と同じこと、って話は、議論の中でもお話したと思うのですが……。

2019-12-04 20:20:20
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru いや、そこじゃなくて。 >財務省が国債を発行し…、それだけ。中央銀行がそれに先立ち国債買い取りオペをする必要がない の方です。

2019-12-04 20:29:05
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail 準備預金に付利をする(これはいわば、準備預金全体を薄く広く有利子国債化することと同じ)ことで、準備預金調節を適宜調節することなく、銀行間金利をキープすることができるって話です。 まあ、当たり前ですけど、これはすでに準備預金が銀行間決済に必要な分以上に供給されている前提の話。

2019-12-04 20:32:05
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail 準備預金付利がなされている場合は、「準備預金供給が市中のベースマネー需要より十分に過剰であるという前提の上で」、国債発行に対して随時の準備預金調節を行わなくても、銀行間金利を一定値にキープすることができる。 まあ付利で銀行間金利を操作しようとする時点で、量的緩和施行前提ですが。

2019-12-04 20:34:45
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail ここらへんのテクニカルな金融オペを理解するには、 ビル・ミッチェル「準備預金の積み上げはインフレ促進的ではない」(2009年12月14日) econ101.jp/%E3%83%93%E3%8…  ビル・ミッチェル「中央銀行のオペレーションを理解する」(2010年4月27日) econ101.jp/%e3%83%93%e3%8…  あたりの理解が必要ですね。

2019-12-04 20:38:06
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru >準備預金が銀行間決済に必要な分以上に供給 これは「価格以上のお金を持っていなければそのモノを買えない」という意味ですね。それは当然に踏まえて望月さんは必ず更に準備の供給が必要という主張だったと理解していますが。もし現代日本の現状を例外として外すのならどこの国の話かをいわないと

2019-12-04 20:39:06
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail まあ、量的緩和という根本的に馬鹿げた政策がここまで蔓延するに至ってしまった悲劇に対応して、伝統的金融政策のケースと、量的緩和政策のケースで場合分けして議論しなくてはいけないという極めて悲惨な状況ではあるのかもしれません。 大変嘆かわしいことですね。

2019-12-04 20:43:09
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail 普通、何の留保もなく金融財政政策オペについて語る場合は、伝統的金融政策を前提とし、量的緩和政策のケースは特殊ケースとして扱うのが”常道”だったと思うのですが、長期停滞と量的緩和政策がここまで長く続くようだと、そうした従来の認識が転倒してしまうのでしょうか。 何だか物凄く老いた気分。

2019-12-04 20:51:40
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru 今世紀に入ってからの日本は超過準備をもっているのが常態なわけですからね。

2019-12-04 20:59:54
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail 私の「感覚」だと、量的緩和政策って、2000年代に数年だけちょろっとやって、最近になってまたやり始めた、くらいの新奇な政策というイメージなんですが、なるほど2012年から数えても7年やってるし、2010年の資産買入れ基金から数えたら10年近くもやってるんですね。 そりゃ年とるわけですわ。

2019-12-04 21:03:55
シェイブテイル @shavetail

@motidukinoyoru 日銀サイト >2000年代の「量的緩和政策」(2001~2006年)や、「量的・質的金融緩和」(2013年~)の時期のように、日本銀行の潤沢な資金供給により、多くの金融機関が法定準備預金額を超える「超過準備」を有することが常態化してくる 福井日銀の2006年以後も超過準備ゼロではなかったんじゃ?

2019-12-04 21:06:10
ひらりん @hiralin41

@motidukinoyoru @shavetail やって無い期間のが短いですよ、 むしろやって無い方が数年ですよね。

2019-12-04 21:11:33
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail 正の政策金利目標に対する金融調節を行なっていたようなので、2006-2010年は、伝統的なスキームで金融政策が行われていたと思います。 (2010年〜2012年については、議論になった通り、資産買入れ政策と金利目標のルーズ化がありました。)

2019-12-04 21:11:59
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail あと、「超過準備」という概念が少々厄介なのは、少なくとも定義上、超過準備というのは、『法定準備を超える分の準備預金』というだけの意味なので、市中の準備預金需要がどの程度か、というのは計算に入らないんですね。

2019-12-04 21:14:26
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@shavetail なので超過準備が「ある」としても、それが銀行間金利を引き下げるほどのものであるかは分からない。 単に法定準備を超えた分があるというだけで、最悪それでも市中の準備預金需要より少ない、ということだって当然あり得るわけで。

2019-12-04 21:15:04
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@hiralin41 @shavetail 何か、一気に年老いた気分になりますね。

2019-12-04 21:15:30
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