ジュリアン・ジェインズ 『神々の沈黙 意識の誕生と文明の興亡』の感想・紹介
Julian Jaynes
The Origin of Consciousness in the Breakdown of the Bicameral Mind 1976
the Bicameral Mind の意味の参考
魚の一心房一心室の心臓
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尾上正人
@9w9w9w92
「＜二分心＞の人間は、一日の時間や一年の季節を間違いなく知っていた…。だがそういうものを知っていることと、意識ある私たちがつねに行なっているような、空間的に連続する時間の中での＜物語化＞とは、まったく異なる」３部５章
2019-10-21 12:38:35
尾上正人
@9w9w9w92
「前２千年紀に、人間は神々の声を聞くのをやめた。前１千年紀には、まだ神の声が聞こえた人たち、つまり託宣者や預言者もまた、徐々に消えていった。紀元後の１千年紀には、かつて預言者が言ったり聞いたりした言葉の記された聖典を通して、人々は自分たちには聞こえぬ神の言いつけを守った」３部６章
2019-10-21 12:39:19
尾上正人
@9w9w9w92
「意識はたえず物事を物語の中にはめ込み、あらゆる出来事に前後の関係を付加している。この特性は、私たちの肉体という自己が物理的な現実の世界を動き回る様子のアナログだ。現実世界の空間的な連続性が投影されて、＜心の空間＞における時間の連続性になる」後記
2019-10-21 12:40:12
尾上正人
@9w9w9w92
「『空間化された時間』という意識的な時間の観念が生じ、私たちはその中に様々な事象や自分たちの人生さえも位置づける。空間以外のものになぞらえて時間を意識することは不可能だ。…意識の基本的な内包的定義は、『アナログの＜私＞が機能的な＜心の空間＞で＜物語化＞を行なうこと』となる」後記
2019-10-21 12:41:02
尾上正人
@9w9w9w92
善悪の彼岸！「倫理上の善悪は、＜二分心＞の崩壊に伴って神々の命令という拠り所を失って以来、行動の指標として発展してきた。…紀元前１千年紀以前の人々は、けっして罪悪感を抱かなかった」後記 原罪も後世の発明品？
2019-10-21 12:41:51
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