鈴木創士まとめ3 「エートル叢書」刊行予告とその関連発言から、テルケル派とソレルスなど
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ある人が日夏耿之介訳の大鴉の事を書いていたのでサバト館にいた頃日夏の校正をやったことを思い出す日夏の正字の校正は地獄の沙汰で漢和辞典と首っ引きだった漢字は全部忘れたこのポーの詩の仏訳はアルトーの弟子でもあったアンリ・パリゾのしか手元にない「またとなけめ」はjamais plusだ
2011-04-01 17:49:21ポーの「大鴉」の仏訳者にはボードレールとマラルメがいたことを忘れていた本を探して調べる気にはなりません本棚からプレイヤードのクローデルがいま落ちてきたからちょっとだけ読むことにめめめが内側からやめろとでんぐり返っているみたいで津波の惨状が焼きついているのでクローデルの日本にする。
2011-04-01 18:02:22以前、ジャン・ジュネの「花のノートルダム」を翻訳したとき、次から次へと出てくる俗語に困り果てて、古い友人のフランス人Frédéric Eugène I.に何度か助けてもらったのだが、はじめて彼とサン・ジェルマン・デ・プレのラ・ユンヌ書店で会ったとき、フレデリックも裸足だった。
2010-09-03 20:25:53ジャン・ジュネ『シャティーラの四時間』(鵜飼哲/梅木達郎訳 インスクリプト)が出た! 素晴らしい。後、ジュネのインタビュー、鵜飼氏によるジュネ論、パレスチナ国民憲章などの資料を併載。
2010-06-24 12:34:47ランボーの翻訳はかったるい。原文はすごくぶっきらぼうで物凄く早い。上田敏はなかでもヴェルレーヌに関して言えば、言うまでもなく名訳者だが、ランボーの「酔いどれ船」についてはフランス語の読みも不確かだしそもそもあんなん感じの詩ではない。全く違う。彼らのランボー解釈は間違っている!
2010-08-21 11:19:56生意気にも私がなぜ新訳のランボーをやる気になったのか。今までの数ある名訳がそれなりに「気に入らなかった」からである。詩情溢れるランボー高踏派ランボー青春詩人ランボー明晰でないランボー等々。はっきり言って全部違うと思った。なぜ違うのか? 一言で言えば彼は老練なチンピラだからだ!
2010-09-11 13:37:59「そして忌まわしいお前はやめたのだ/自分のぴんこをカビ臭くすることを/自分のばんこをごふごふすることを/自分のむんこをまた感じることを/自分のふんこをじりじりすることを/自分のくらんこを引っ込めることを/自分のひんこをどろどろすることを。」(アントナン・アルトー、佐々木泰幸訳)
2010-09-16 00:07:03『アルトー後期集成 Ⅲ』(河出書房新社)の共訳者のひとりである佐々木泰幸さんが逝去されました。彼の訳したアルトーのカイエ1947の一篇「イエス・キリストの真の物語」はとりわけ名訳のひとつです。
2011-04-19 20:22:05ピエール・ブランシャールというフランスの名優(『舞踏会の手帖』などに出演してます)による『悪の華』の朗読のレコードがあるのですが、これはすごいですよ。翻訳を読むのが嫌になっちゃいます。ある時期、中島らも君たちと毎日のように聞いていました。@yakumoizuru
2010-03-05 01:20:15.@sosodesumus http://www.amazon.com/dp/0226771873 の全訳、でしょうか?
2011-04-02 09:54:56.@sosodesumus 違いましたか。この本は原書を手にした事がないので内容は把握しておりませんが、いずれにせよ、たいへん愉しみです。まだだいぶ先のこと、と考えたほうがよいのでしょうかね。
2011-04-02 10:05:42@livre_a_venir はい、そうなりそうです。でも素晴らしい本だと思います。仏訳は随分前にジャン・ルイ・ウドビーヌというテルケル系の人がやったのですが、これもとてもいい出来のようです。
2011-04-02 10:10:25モーリス・ロッシュはとても変でユーモラスな作家です。ずっとテルケル叢書から本が出ていました。大抵は「死」についての詩とも散文ともつかぬ代物で、自分のデッサン(骸骨とか上手)が入ってたりした。日本では紹介されてないけど、唯一昔『流行通信』(写真・田原桂一)にけっさくなインタビューが
2011-05-19 10:59:52本になった田原桂一の「ホモ・ロクウエンス」(流行通信出版) には残念ながら収録されず。ロッシュは作曲家でもあったが、いつも怒っていて、インタビューも自分の体の不調の話から。彼は(音楽)ジャーナリストでもあったが、昔プーランクをクソミソに言って、アラゴンを激怒させたことがあった。
2011-05-19 11:03:27@mesmer1709 了解です。ありがとう。それにしてもモーリス・ロッシュの本見つけて買ったとは、なんかおかしいですね。不思議。じつは僕も好きだったんです。 ただ彼のCDがあるみたいなのですが手に入らなかった。よって音楽のほうは聞いたことがありません。
2011-05-23 15:01:26[訂正再投] 丹生谷貴志書誌一覧 http://bit.ly/kgvHJv 鈴木創士書誌一覧 http://bit.ly/kqSkZA を作った。ver名に特に意味はない。いずれもdocファイル。
2011-06-05 02:40:01鈴木創士書誌の方の脱落があった: ・翻訳記事に、ネグリ「『千のプラトー』について」(宇野邦一編『ドゥルーズ横断』河出書房新社、1994)を追加 ・ソレルス『女たち』(せりか書房、1993)はもともと単独訳(訳者あとがきでの「当初は共訳予定だった単独訳となった」を記憶混同していた)
2011-06-05 11:54:41あとは、・共著『宮沢賢治カバーバージョンズ』河出書房新社、1996.8(「風の又三郎」を寄稿)と・四方田犬彦・平沢剛編著『1968年文化論』毎日新聞社、2010.10(「土方巽 はぐれた肉体」を寄稿[『ひとりっきりの戦争機械』所収])を単行本参加扱いにしておこう。
2011-06-05 11:56:20