江口允崇氏とのMMTに関するダイアログ

Masataka Eguchi @maseguchi

@motidukinoyoru シャドーバンキングシステム全体ではモーゲージ担保証券を投資家に売却した時点では投資益は出ないかと…

Masataka Eguchi @maseguchi

読まないなら読まないで別に良いんですけど、何で読んでもない主流派の本や理論の批判はしたがるんですかね？twitter.com/motidukinoyoru…

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@maseguchi 池尾本をタイトルだけプッシュするだけで、具体的にどういうことを共有したいのかを明らかにしようとしないのでは、結局どうあっても話は深まらないと思います。 そもそも池尾本で解決されるような話でもないように思いますし。 twitter.com/maseguchi/stat…

2020-06-22 22:08:20

jpass @3sfts

@maseguchi @motidukinoyoru 順番が逆ではないでしょうか？ローンを証券化するのであり、証券の売却で資金を調達してお金を貸すのではないのでは？　話しズレてたら、ごめんなさい。

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@maseguchi ええ、投資益を先取りできるのはミクロな銀行の部分だけで、金融システム全体で見ると、”取り立て”が他主体へアウトソースされただけというのは理解します。 とはいえ、ミクロな投資益先取り（あるいは取り立てのアウトソース）を「資金調達」と呼称するのはやはり奇妙です。 twitter.com/maseguchi/stat…

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@maseguchi 本当に当該書籍をご理解なさった上で議論できるのであれば、タイトルをプッシュされるだけでなく、中身ベースで論じることが出来るはずだと思いますし、少なくとも具体的に池尾本の内容とどういう点で乖離しているのかは整理されて然るべきではないかと存じます。

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@maseguchi 例えば、ある借り手が、A銀行への融資の返済を、B銀行からの借入で行ったとすると、ミクロではA銀行が投資益を得ているが、マクロでは借入先が付け変わっただけで、金融部門側全体での投融資益は出ていないことにはなります。 シャドーバンキングもこの構造と相似ですよね。 twitter.com/motidukinoyoru…

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@maseguchi ただ、借入先の付け替えであれ、シャドーバンキングであれ、これはミクロな投資益の先取り（マクロで見れば取り立てのアウトソース）と表現されるべきであって、「貸出のための事後的資金調達」と表現するのはやはり当を失しているを言わざるを得ないと思います。 twitter.com/motidukinoyoru…

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@maseguchi 無論、信用創造において、普通の元利返済なり、証券化なりの形で、少なくともミクロ的には投融資益を得られることが前提される、というのは重々理解するところですが、結局それは「信用ある顧客には（いくらでも）融資できる」という内生的貨幣おなじみの結論に至るのでは。 twitter.com/motidukinoyoru…

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@3sfts @maseguchi 江口先生がおっしゃりたいのは、投融資によって銀行負債（銀行預金）を交付した後に、証券化によって最終的に流動性を得るというのは、事後的に見れば、流動性を得てそれを元に銀行負債を交付したのと同じことではないか、ということだと思います。 しかしながら、（続く）

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@3sfts @maseguchi （続き） それはミクロ的に投資益を先取りした（取り立てをアウトソースした）というだけで、これを「貸出のための資金調達」と表現するのは奇妙ではないか、というのが私の反論。 投融資をする以上、何らかの形で投資益を稼得するのは前提されますが、それを「資金調達」とは呼ばないでしょう、と。

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

@3sfts @maseguchi まあそもそも、銀行にしたってシャドーバンキングばかりをしているのではなくて、普通に債権や証券に投資（融資）しているのが大半ですので、シャドーバンキングの話にばかりフォーカスすること自体、かなりマイナーな議論ではあるのですが。 twitter.com/motidukinoyoru…

望月慎（望月夜） @motidukinoyoru

投資益稼得（ミクロレベルでの）を「資金調達」と呼ぶのは、気持ちは分からないでもないけど、misleadingではあるよなあ。 それならまだ、齊藤誠風に、貨幣（負債）発行それ自体を資金調達と呼称する方が、（違和感あれど）まだ金融システムの実態には合っているように思う。 twitter.com/motidukinoyoru…