Tax Driven "Money" なのは何故か。

何故currencyに限定されないのか。 順番が前後しているのはご了承ください。
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木村 優 / Kimura Yu 🌅 @KimuraYu45z

@ISHIZUKA_R @motidukinoyoru 仮に木村ペリカが流通したとしてもそれは岩井式循環論法が"たまたま"現実に機能することでしかありえない、つまり、ババ抜き貨幣として"以外"で木村ペリカが流通することはありえない、ということです。

2020-06-06 10:21:51
木村 優 / Kimura Yu 🌅 @KimuraYu45z

@ISHIZUKA_R @motidukinoyoru ようは、石塚先生のおっしゃる「木村ペリカ銀行貨幣が流通していればほかとのレートは決まってくる」というお話は、ババ抜き貨幣(木村ペリカ)がたまたまババ抜きとして流通した場合の話になってしまう、ということであります。

2020-06-06 10:24:38
木村 優 / Kimura Yu 🌅 @KimuraYu45z

@motidukinoyoru 伝わってるでしょうか? 円に租税がなかった場合、円単位の銀行貨幣は木村ペリカのような独自単位で発行する銀行貨幣と同様にババ抜きになるから、それは非ババ抜きとして流通しているとはいえない(よって租税は銀行貨幣の流通にも必要である) 今やっと1ツイートで纏められました。

2020-06-06 10:58:58
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@KimuraYu45z @ISHIZUKA_R 横から失礼しますが、石塚先生にはおそらく twitter.com/ISHIZUKA_R/sta… で言及したような、現在における典型的なstate moneyとは異なる通貨・貨幣体系の時代のことが念頭にあって、それが議論の齟齬を生んでいる印象に感じられました。

2020-06-06 22:33:41
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@KimuraYu45z @ISHIZUKA_R 楊枝先生のデ・ローヴァーの翻訳 core.ac.uk/download/pdf/5… などにも垣間見えるように、諸侯や商業集団による統治や監督が”乱立”するような状況においては、近現代国家とは異なり、currencyおよびcurrency unitが乱立するということが十分にありえ、また実際に生じていたものと理解しています。

2020-06-06 22:36:06
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@KimuraYu45z @ISHIZUKA_R 過去の文献というのはどうにも、「どの主体がどのような通貨を発行していたか」ということにばかりフォーカスしており、「どのような権力・統治構造に基づいて”受け取らせる”ことができたのか」(要するに、どういう形で”みかじめ料”を設定していたのか)ということが分からないことが多い……。

2020-06-06 22:38:11
木村 優 / Kimura Yu 🌅 @KimuraYu45z

@motidukinoyoru @ISHIZUKA_R ありがとうございます! まとまってない議論失礼しました。 ↓まとまったやつ twitter.com/KimuraYu45z/st…

2020-06-06 23:50:40
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@KimuraYu45z @ISHIZUKA_R どうも。 この話の核は結局、計算単位を決定して定着させる統治機構がなければ、銀行制度も何もない、というところにあったと思うんですよね。 統治機構と一言で行っても、近代国家的統治と税制という形での計算単位設定や、各諸侯・コミュニティによる分権的な設定があった、という話でまとまりそう。

2020-06-08 05:42:21
ISHIZUKA @ISHIZUKA_R

@motidukinoyoru 私の考えは、銀行制度の発生にとって「計算単位を決定して定着させる統治機構」は不要なのではないか、ということです。債務が流通したのが貨幣ですが、債務が成立するためには、広義の法システムが必要です。その際、債務の大きさを尺度する単位は自然発生的に統一されていったのではないでしょうか。

2020-06-08 09:14:04
望月慎(望月夜) @motidukinoyoru

@ISHIZUKA_R 「統治機構」の定義の問題のように感じられますが、何らかのガバナンスの構造を伴いつつ、ある取引圏において通用する計算単位を統一しよう(そしておそらくは、何らかの受領メカニズムを通じてその単位を定着させよう)とするのであれば、そこには何かしら「統治」的なものが存在するのでは。

2020-06-08 11:13:03