自宅出産が胎児虐待であるなら、中絶はどうよ?
@roz_mko 中絶の反復ってのは、また別の問題を論じる必要がありそうです。それこそ、若年児の性的虐待経験だとか、発達の問題だとか。
2011-07-05 11:23:33@roz_mko 私は、中絶は学生時代に1回だけ立ち会っただけで、実体験に乏しいので、どうしても踏み込めない部分があると感じています。現場の方の意見はとても大事。感情論も含めて。
2011-07-05 11:25:38@Pnagashi 希望中絶は、チャラいおねーちゃんが気軽にするってイメージ絶対あると思う。そうじゃない、と私は言いたい。
2011-07-05 11:26:12@Pnagashi これを見ると、そもそも女性は妊娠しなくなっていることがわかります。中絶も1970年代に比べて激減しました。しかも、妊娠全体に占める中絶の割合も小さくなっています。
2011-07-05 11:27:47@Pnagashi ごく普通の子が「一夜の過ち」でその選択をするのもあるけど、まあ繰り返すことはないです。「普通」の子にはその十字架は大きすぎる。だからこそ、繰り返してしまうケースは単に倫理的な是非の議論じゃ説明できないと思います。
2011-07-05 11:29:44@Pnagashi つまり、現代では「中絶するのはよっぽどのこと」になりつつあります。望まない妊娠や中絶を減らそうという活動をしている人たちがこれから立ち向かうのは、啓蒙ではなく、生活介入になるのではと推測します。
2011-07-05 11:30:03罪悪感、ねえ…中絶を希望する側は「全くないのは少数、皆多かれ少なかれ感じる」と主張はしたいけど、じゃあ手を貸す医者の方はどうかというと実はそれも「人それぞれ」なんだろうと思う。つまり、「金づる」と考える人もいるかもしれないというのは否定できないな。幸い、会ったことはないけど。
2011-07-05 11:39:36@Pnagashi Nishiokaさんの指摘ですが。私は現代の中絶を「のっぴきならぬ事情を抱えたもの」と捉えています。ですから、そこにはしかたないものがある。しかし、自宅分娩は単なる贅沢や快楽が味わいたくてやっているだけですから、当然反対します。
2011-07-05 11:41:52@lapin_lover そこの議論が一切無いのですよね。中絶問題と密接に絡んできますから難しい話ではあるのですが、ここが整理されない間は母親の人権だけで胎児が扱われることを問題視する入り口にも立てないのが実情です。
2011-07-05 11:43:36あと、母体適応の中絶は罪じゃない、ということに関しては、「殺す」ことには変わりないんだから全くの冷静ってわけにはいかないですね。
2011-07-05 11:47:36そもそも母体適応の中絶というのは、妊娠前からそうなる可能性のある合併症を持ってることが多い。だからこそ、当該疾患担当医からの「妊娠許可」というのが必要になる。(決めるのは産婦人科医じゃないですよ)
2011-07-05 11:49:29けれど、その許可を待たなかったり担当医の認識が甘かったりして、産科受診して初めて「これじゃ母体保たないよ!」と産婦人科医が慌てることがあります。
2011-07-05 11:51:57あと起こりうるストーリーとしては、晴れて許可は降りたけれど、急激に合併症が悪化して母体が危機に晒される場合もあります。ただし、この場合は基準はずれても、本人(たち)が妊娠継続の希望があるなら全力をあげて管理のお手伝いをします。
2011-07-05 11:54:20@Pnagashi そうなりますね。実際、産婦人科医としては、妊娠しない限り手を出せない(そもそも会えない)ですから。
2011-07-05 11:55:34@Pnagashi ただ、妊娠前にコンサルトされた場合にはもちろん意見は述べさせて頂いてます。
2011-07-05 11:57:02そうして生児を得たというのは私自身経験もありますし、それこそ学会に行けばそういう報告はあちこちで目にします。(とっても大変ですが。医者だけじゃなくて本人も周りも)
2011-07-05 11:58:55@roz_mko 出来ちゃってからコンサルトされるケースは、当該科主治医、本人と関係者、産婦人科医で協議の上、ということになるのでしょうか?
2011-07-05 12:00:34@Pnagashi そうなります。こちらとしては産科的なリスクを説明し、妊娠が持病に及ぼす影響や分娩が無事?終了しても不可逆的な障害が残る可能性などできる限り鑑みた上で選択してもらいます。それとなく、「本来なら妊娠継続は望ましくはないのですが…」ということを告げることもあります。
2011-07-05 12:06:01「こんな思い(産むか、堕ろすか、選ばなければいけない)するくらいなら、最初から妊娠していいなんて言われたくなかった!」と嘆かれたこともありましたね…
2011-07-05 12:07:54そこでとかく一般人は「私はどうなってもいいからこの子は産みます!」というパターンを美談にしたがるけども、現実はそんなんじゃないんだけどなぁ。
2011-07-05 12:09:32ああ、もう少し考えてみたら、希望中絶を認めることは、生まれた後でも間引きを認めることにつながりかねないということか。育てる気がない親の胎児は中絶しても罪ではないとするならば、虐待するような親の子は殺してしまえという暴論につながってしまうのかもしれない。。うむむ・・・。
2011-07-05 19:12:26結局、中絶を認めるということは、胎児を人間とは考えないということで、じゃあいつから人間に昇格するかという点について絶対的な答えなどないために、便宜上「胎外生活可能」なあたりをってことで22週で切ってるのですね。
2011-07-05 19:21:09